ブルーで縁取られた輪郭が蝶ちょみたいと思ったんですが、どうでしょう。
ウィンドウの手法で作られています。
赤(臙脂)、オレンジ、黒、ブルーの4枚重ねのモラです。
最初はオレンジの色の印象が強く、トップはオレンジと思ったのですが、
臙脂があとから掛けられているので、これがトップになります。
オレンジの上布から土台の黒を四角く窓を開けるように出します。
蝶ちょかなと思った輪郭は、黒から最初に土台に在るブルーの布を幅広に開けておきます。
この上にオレンジの布をかけて、ウィンドウを開けることになります。
窓のように開けられた部分、部分に色布をかけます。
色布を掛け終わったら、その上から臙脂の布を全体にかけ、窓の中の色布の縁を出すようにして縫いとめます。
臙脂布から掘り出してTas-Tasを開けます。
こういうところがうまいなあ、現地の人は、
オレンジが全体だと、オレンジばかりがやたら目に付いて
ウィンドウがこんなにはっきりしなかったと思います。
色使い考えてるなー、最初から決めてるのかなー
多分後からだと思うけど・・上手い
オレンジは臙脂、黒と同じように上布としても使われますが、
臙脂や黒と違って、今回のような使われ方が多いように思います。
つまり黒、臙脂、オレンジのコンビネーション使いというか
これも上布はオレンジに見えますが、
黒が一番高い位置にある布です。
絶妙なるバランスでしょ。
じっくり見ないことには何がなんだかわからない私は
やっぱり幾何学模様は苦手かも