太陽の子
2021-07-31 | 映画
7月も今日が最後、
映画「太陽の子」が
暑い暑い毎日ですね。
映画「太陽の子」が
いよいよ8月6日、上映されます。
テレビ版は見ましたが、
映画はどうでしょうか。
どう違うのでしょうか。
7月7日、完成披露試写会舞台挨拶が、
黒崎監督はじめ、國村さん、柳楽さん、有村さん出席で行われました。
戦争当時、個人ではどうしようもない時代にあって、
実在の一人の科学者と共に、
日本でも原始爆弾の開発が行われていたいうテーマ性の強さゆえ、
またいろんな視点が含まれた危険さもあるゆえ、
映画の完成には、十数年もの逡巡があったそうです。
戦争で亡くなった春馬さん役と、
若き科学者の柳楽さん役、
二人の幼馴染の有村さん、
三人を軸に、戦争時ではあるものの、
穏やかさや人の温かみの感じられる映画です。
大変な内容だけれども尖った主張はなく、
戦争の悲しみが強く伝わってきます。
國村隼さん、
お母さん役の田中裕子さんも
心に残る演技でした。
春馬さんはもういませんが、
息子を戦地に戻さなければならない
母の眼差しと仕草が目に焼き付きます。