聴潮閣別館でパッチワークの展示会があるというので、出かけてきました。
古布のパッチワークは上品で
とても素敵でした。
別館はこちら、ポストが目印です。
期日は明日までです。
聴潮閣は昭和初期の建築で、国登録有形文化財です。
大分県政財界の重鎮、高橋欽哉の住居兼迎賓館として建てられたものだそうです。
現在は佐藤渓美術館として一般公開されています。
この奥が玄関です。
内部は一階が応接間他ご夫婦の部屋からなり、二階に佐藤渓の作品が展示されています。
お風呂場は小川三知のステンドグラスです。
湯船にも写りきれいです。
建物はアールデコ調の近代和風建築といった趣きです。
床に敷き詰められたキリムも数多く目を引きました。
二階は和室が二部屋あり、作品が展示されています。
廊下から眺めるお庭がまたよかったです。
別府は白蓮さんの赤銅御殿をはじめ、大正から昭和にかけて炭坑王や大富豪の別荘などが数多くあったそうです。
そのほとんど失われた中、聴潮閣は壊されずに残ったので、海の近くにあったものを、現在の山の手に保存と公開を目的に解体移築されました。
ちなみに白蓮さんのお屋敷はこの向かいにあったよう、今は壊されて跡形もありません。
潮聴閣内で白蓮さんの写真を見ることができました。