mola_circus モラを楽しむ

パナマのクナ族が着ているモラ(ブラウス)は、模様がまるで絵画のようです。いっしょにモラを楽しみませんか。

二匹の動物

2007-11-21 | 現地モラ


      アンティークモラです。
      大らかで大きくてとても魅力的なモラです。
      なんの動物なんでしょう。
      私には山羊のようにも見えますが。
      額に入れて楽しんでいます。
      

      

      

      ウインドーの手法でつくられ、黄色と鮮やかなブルーが差し替えられています。
      今は色あせてしまっていますが、それは見事な鮮やかさだったことでしょう。
      土台布は黒ではなく、ジーンズ生地のように分厚いもので、
      色も濃い藍色です。
      よりいっそうのコントラストで迫ってきたものと思われます。

      大きさは横50cm、縦45cmです。

      こんなにも大胆で素朴なモラを私も作ってみたいものです。
      細かい作業に慣れてしまっていて、
      このところこういうモラを忘れていました。




       しばらく都合でお休みいたします。
      お越しくださったみなさま どうぞよいお年を
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Kuna Yala

2007-11-18 | モラの本


書棚の整理をしていて古い雑誌を見つけました。
娘が機内から持って帰ってくれたものです。
日付けはJanuary/February '97

例のごとく内容は理解できないので写真のみで・・
スペイン語と英語で4ページにわたって紹介されています。



The kuna have preserved their culture and identity as a native people.




Each mola is a true work of art.

サンブラスの島の紹介に始まって、クナ族のcommunityについてかかれ、モラに
話が及びます。
鳥や魚や花のモラのほか、腕のビーズのブレスレットや大きなゴールドのイヤリングやネックレス、指輪のことも書いています。
結婚した女性の鼻輪にもふれています。

自治をかけての戦いの記述も見られます。

私が概略で知っていることが順序だてて書かれているようです。
Nele kantuleの名前も見られます。

まさにKuna Yalaについて書かれた文章です。
モラはその一部です。





少しだけでも伝わりましたでしょうか。
英語が読めたらなーといつも思います。
そしたらきちんと伝えられるのに


最後の写真の手もとを見て、あるモラを思い出しました。
バナナの房が印象に残る、素敵なモラでした。
頭の中に画像が広がってきます。
まさか同じ?!  まさか でも似たモラかも・・

コメント (7)
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