銀河後悔日誌、つぶやき

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デスティニーは、日本語で言うと運命

2007-04-02 23:59:00 | ハヤテのこと<!
 4月1日放送分、『ハヤテのごとく!』第1話「運命は、英語で言うとデスティニー」。
 なお、放送日時はテレビ東京系のもの。BSジャパンでは4月26日から、AT-Xでは4月22日より日曜2回、火曜・土曜は1回ずつ放送予定。その他4月12日のテレビ高知を皮切りに、8月の広島ホームテレビまで全国17局で順次放送開始予定。


 『ハヤテのごとく!』公式サイト
 少年サンデーの公式ページ
 テレビ東京の公式ページ(あにてれ)

 インターネットラジオ「音泉」
 「ハヤテのごとく! RADIO THE COMBAT BUTLER」(白石さんと釘宮さんがパーソナリティー)は4月6日配信開始予定



 上記に「サンデー」へのリンクを貼ったとおり、原作は「少年サンデー」誌連載の作品。
 2004年45号から連載が始まって、コミックスは現在10巻まで発売中。

 と言うことで、1巻を読んでみる。どの作品でもそうだが、まだ絵柄が固まっていないので、描き方が似てる別人が描いたようにも見える。まあ、それはしょうがない。

 今回のサブタイトルは、原作第2話のもの。即ち第1話「サンタの赤は血の色地獄」と第2話「運命は、英語で言うとデスティニー」で構成されている。
 各話のサブタイトルは、ある時は流行りのアニメ作品のパロディだったり、今回のように放送中の作品に“ちなんだ”もの、あるいはアニソンの曲名そのまんま…と、サブタイトルを読むだけでも楽しい。



「運命は、英語で言うとデスティニー」

 さて、本編である。上記「あにてれ」の『ハヤテ』サイトには、「綾崎ハヤテの命を賭けた執事生活が始まる!」と題し、作品内容をこう記す。

 親の作った1億5千万円の借金を背負い、お金を貸してくれた“とても親切な人たち”に追われるハメになった綾崎ハヤテは高校1年生。
 やけくそになったハヤテは誘拐を思いついたのだが、声をかけた少女はなんと大富豪のお嬢様・三千院ナギ。
 ナギのカンチガイで借金を肩代わりしてもらったハヤテは、さらに三千院家の執事になることに。ところが、次々起こる事件に右往左往の連続。
 ハヤテの愛と流血(?)の執事ライフが始まった!!


 同じく、「あにてれ」での第1話あらすじは次のとおり。

 締め切り間近の編集者の元にやってきた「業界最速」の自転車便。その男がヘルメットを取り名を名乗る。「自転車便の綾崎ハヤテです。」。
 季節はクリスマスイブ。道中で偶然であった高校のクラスメイトに、パーティーに誘われるハヤテ。だが、彼はその誘いを断る。バイト中というのもあるのだが、実は彼にはパーティーに参加するお金がないのだ!彼の両親は無職・・・。夢見がちな父に、家事をボイコットで遊ぶ母・・・。彼が働かないと食うことができないのだ!
 そんな彼に突然のバイトクビ命令! 綾崎ハヤテの思いもよらぬ波乱の日々が幕を開ける!


 少年サンデーの『ハヤテ』サイトではこう記す。

 親に見捨てられ借金取りに追われ、人生のどん底にあったハヤテが出会ったのは、ツインテールの小さなお嬢さま。そして生まれる運命の勘違い…
 とにもかくにも始まります、日本を代表する(?)執事コメディー!!!




 と言うことで、いよいよ放送開始である。当日は床屋へ行ったりなんだかんだで観られなかったので、翌日夜に観た。書いているのはさらに翌日だが、前日付とする。それにしても、どうしてこんなに前置きを長々書いているのか。

 今でこそ新連載を読むことが多くなったが、全部読むわけではない。第1回は巻頭カラーというのが世の常であり、次号は真ん中くらいに移動しているわけだ。1回目は読んでも、2回目に見つけられなかったら縁がなかったというほかはないだろう。
 しかし、なぜか『ハヤテ』は2回目を“探した”。これは、今風の言葉で言えば“デスティニー”であろう(笑)。

 そういう作品であっても、アニメ化と聞いて素直に喜べない。アニメは“喋る”ものだから、それまでにイメージするキャラクターの声、というか“そういう声”に聴こえないと、観るのが辛い。アニメから原作に入るとそういうことはまずないわけだから、未アニメ化作品を読む難しさと言える。名前を聞いたら無理矢理そう聴いて(声を考えて)読んでしまったり…。

 さて、ハヤテ役は白石涼子さん、即ち“うりょっち”である。ハスキーヴォイス、ハヤテらしいの? ラジオは毎週聴いていて、素の声は知っている。と言うより、ラジオが声を聴いた最初である。実は、わたしがコミュニティFMの番組をボランティアでやっていた時、言いやすいので「こんちゃーっす」と使っていた。
 勝手にうりょっちの挨拶を使っては申しわけないので、ラジオ番組にメールを出した。後でお返事をもらい、無事に使用許可を得た。
 そんな縁もあり、<まあ、主役でもあるし観てみようか…>と微妙な感じ。マリアは田中理恵さん。左にあるとおり、理恵さんは同じ北海道出身ということもあり、蔭ながら応援しているわけだが、こちらもラジオ番組を毎週聴いている(いた)わけで、<そういう声なのかなあ…>と微妙な感じ。

 さらに長く書いてきたが、実際の決め手は「天の声:若本規夫」であった。<これは面白くなるに違いない>。まあ、観るか観ないかの分かれ目なんて、案外そんなものである。



 この作品は、某“ボケガエル”よろしく色々な作品ネタが多い。原作にも多いが、今回の第1話を観るかぎり、さらに増えている。
 たとえば、バイト先の社長が某“「人類補完計画」を進める司令”風であったり、ナギをナンパしていた輩がハヤテに殴られた時のセリフが、某“連邦の白い奴”のパイロット風であったり…である。

 今回は原作の2話までということで、まだナギが金持ちのわがままお嬢様だったり、マリアさんがメイドだということは明らかになっていない。

 メイドさんブームというのがここ数年の傾向だが、最近は「執事」も流行っていると聞く。
 執事と言うとわりと老齢のイメージが強い。『ハヤテ』で言えばクラウスが当てはまるが、既に若くかっこ良い(?)執事のイメージは定着しているのではないか。

 ということで、肝心の声であるが、1話で慣れたから良しとしましょう。これは新『ドラえもん』でも言えることであるが、一度観て違和感があれば、ずっとそういう風に感じてしまう。これはどうしようもない。

 “借金執事”(採用予定)の今後に期待しながら、朝10時は見逃しやすいので注意したい。


 ちなみに、若本さんはやはり偉大な方でした(笑)。



 「あにてれ」上の第2話「三千院ナギの屋敷と、新たなる旅立ち」のあらすじは以下のとおり。

 サンタの悪夢から目が覚めると、そこは豪華なシャンデリアが並ぶ寝室だった!
 あまりのことにそこが天国だと誤解するハヤテ。一方、その豪華な家の主人・ナギは、メイドのマリアにハヤテを自分の執事にしようと相談を持ちかける。
 昨日、ハヤテが悪い人たちから自分を守ってくれたこともあるが、告白されたことがかなり影響している。だが、それは大いなる誤解だったのだ・・・。
 ハヤテ、そしてナギの話から、マリアは、誤解から生まれたこの奇妙な関係の真相を知る。この後一体どうなるのか?



 次回予告「おもしろカッコいいぜ」って、某“林原めぐみさんが第1話のアフレコが看護学校の卒業式と重なり、デビュー間もないのに別録りになった伝説の作品”のようなのは気のせいか!?

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