JR北海道乗りつぶしの旅第2回は、平成16(2004)年5月5日に行なった(第1回は同年3月12日)。
前回は一人旅だったが、今回から友人Aさんと同行する。Aさんとは前年の7月、ラジオ番組の公開録音の時に知り合ったが、趣味が合うこともあり、第3回以降も同行しているが、それはまた別の機会に。
JR北海道の営業キロは2,499.8km。5月4日現在では1,111.9kmに乗っており、乗車率は44.50%(ほかに廃止された 万字線 23.8kmと 幌内線 18.1km、ルートが変わった室蘭本線(志文~岩見沢)5.4km。これらは営業キロ数には入らないので、乗車率算定の対象外としておく)。
16年5月4日現在の未乗区間は次のとおり(未乗キロ順)。
・根室本線(新得~根室)307.5km
・石北本線(新旭川~網走)234.0km
・宗谷本線(士別~稚内)205.5km
・釧網本線(東釧路~網走)166.2km
・日高本線(苫小牧~様似)146.5km
・函館本線(長万部~倶知安)81.0km
・札沼線(桑園~新十津川)76.5km
・留萌本線(深川~増毛)66.8km
・富良野線(富良野~旭川)54.8km
・江差線(木古内~江差)42.1km
・室蘭本線(東室蘭~室蘭)7.0km
今回は“山線”こと函館本線の小樽を廻って長万部までに乗るのが目的であった。このうちわたしは倶知安までは行っているので、倶知安以降が未乗区間。
遅めに出て長万部まで行って、そのまま折り返してくる予定であったが、それでは面白くない。
JR北海道には「一日散歩きっぷ」というのがあって、一定の範囲内で普通列車の乗降が自由というフリーきっぷがある(2,040円、発売期間は土日や学校の休み期間など)。
朝早く出れば、“海線”こと室蘭本線経由で長万部へ行ける。この案にAさんも賛成し、行きは海線、帰りは山線で戻ることにした。この場合、室蘭本線の室蘭支線にも乗れるので、一石二鳥であった。
当日はやはり普段の出勤よりも早く出、バスで岩見沢駅へ。
例の「一日散歩きっぷ」を買い、7:34の手稲行き普通列車に乗る。本当は7:49の札幌行きでも良かったが、早く駅に着いたので、早い列車に乗った。
この後、10月から1年以上にわたってこの列車で通勤することになろうとは、この時はまだ夢にも思わないのだが…。8:23札幌着。
Aさんと合流し、46分の苫小牧行き普通列車。9:58着。
10:10の東室蘭行きに乗り、11:12着。
L特急「すずらん」から変わった11:23の普通列車で、室蘭には36分着。室蘭本線室蘭支線7.0kmの乗車が終了し、室蘭本線は完乗となった。
周辺を散策し、12:06の折り返しで、19分再び東室蘭。
今回の室蘭往復は、前回と同じく長い待ち合わせを利用したものだが、実際にこのような盲腸線に乗るのは、結構面倒なものである。こういう機会に乗っておかないと、またここまでお金と時間をかけて来ねばならない。
待ち時間が長いので、また街を歩いてみる。
東室蘭に来るのは10年振りである。前回は1994年6月、駅前のホテルで行なわれた「北海道簿記コンクール」出場のためであった。成績は良くなかったが、この経験を活かし、翌年は上位に入ることができた。
さて、その時は商店街へ行ったはずだが、今回歩いてみると、どうやら反対側へ来たようだ。大型店が並ぶ。
13:50発の長万部行きで、室蘭と別れる。さすがに早起きしたので眠くなり、<次は洞爺か…>と思っているといつの間にか洞爺を発車していて驚いたりしながら、15:22長万部着。
この路線は特急で通ったことしかなく、普通列車を乗り継いでくると、さすがに長く感じるが、今日はここからが主目的である。
周辺を散策し、名物の「かにめし」を買う。
16:27の小樽行き、いよいよ未乗区間に突入である。岩見沢を出てから、既に9時間半が経過している。ちなみに、当初の計画でも帰りはこの列車の予定であった。
連休の最終日と言うことで、乗客が多いが、途中の乗降客もあまりおらず、ほとんど小樽まで乗っていた。普段はほとんど乗っていないのではないか。山間部だけあって、駅間が長い。違う季節に来れば、また印象も違うのだろう。
倶知安へは18:29着、函館本線完乗である。と言ってもここで降りるわけではない。
倶知安へも来たことがある。こちらも94年の10月、郷土研究部の全道大会がここであったからだ。19:19小樽着。
28分の新千歳空港行き。Aさんと一緒にいったん降り、別れる。岩見沢へは21:16着。
札幌・苫小牧・東室蘭・長万部・小樽・札幌と、ムダに長~い環状線の旅はこれで終了。散策もできたし、まあ良しとしておこう。
今日は2線区計88.0kmに乗車し、乗車キロ数は1,199.9km・乗車率は48.00%となった。あと百メートルで千二百キロ乗ったことになるが、この年の乗りつぶしはこれでおしまい。非常に歯切れが悪い。
次回は平成17年3月28日、「とりあえず空知」編である。
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前回は一人旅だったが、今回から友人Aさんと同行する。Aさんとは前年の7月、ラジオ番組の公開録音の時に知り合ったが、趣味が合うこともあり、第3回以降も同行しているが、それはまた別の機会に。
JR北海道の営業キロは2,499.8km。5月4日現在では1,111.9kmに乗っており、乗車率は44.50%(ほかに廃止された 万字線 23.8kmと 幌内線 18.1km、ルートが変わった室蘭本線(志文~岩見沢)5.4km。これらは営業キロ数には入らないので、乗車率算定の対象外としておく)。
16年5月4日現在の未乗区間は次のとおり(未乗キロ順)。
・根室本線(新得~根室)307.5km
・石北本線(新旭川~網走)234.0km
・宗谷本線(士別~稚内)205.5km
・釧網本線(東釧路~網走)166.2km
・日高本線(苫小牧~様似)146.5km
・函館本線(長万部~倶知安)81.0km
・札沼線(桑園~新十津川)76.5km
・留萌本線(深川~増毛)66.8km
・富良野線(富良野~旭川)54.8km
・江差線(木古内~江差)42.1km
・室蘭本線(東室蘭~室蘭)7.0km
今回は“山線”こと函館本線の小樽を廻って長万部までに乗るのが目的であった。このうちわたしは倶知安までは行っているので、倶知安以降が未乗区間。
遅めに出て長万部まで行って、そのまま折り返してくる予定であったが、それでは面白くない。
JR北海道には「一日散歩きっぷ」というのがあって、一定の範囲内で普通列車の乗降が自由というフリーきっぷがある(2,040円、発売期間は土日や学校の休み期間など)。
朝早く出れば、“海線”こと室蘭本線経由で長万部へ行ける。この案にAさんも賛成し、行きは海線、帰りは山線で戻ることにした。この場合、室蘭本線の室蘭支線にも乗れるので、一石二鳥であった。
当日はやはり普段の出勤よりも早く出、バスで岩見沢駅へ。
例の「一日散歩きっぷ」を買い、7:34の手稲行き普通列車に乗る。本当は7:49の札幌行きでも良かったが、早く駅に着いたので、早い列車に乗った。
この後、10月から1年以上にわたってこの列車で通勤することになろうとは、この時はまだ夢にも思わないのだが…。8:23札幌着。
Aさんと合流し、46分の苫小牧行き普通列車。9:58着。
10:10の東室蘭行きに乗り、11:12着。
L特急「すずらん」から変わった11:23の普通列車で、室蘭には36分着。室蘭本線室蘭支線7.0kmの乗車が終了し、室蘭本線は完乗となった。
周辺を散策し、12:06の折り返しで、19分再び東室蘭。
今回の室蘭往復は、前回と同じく長い待ち合わせを利用したものだが、実際にこのような盲腸線に乗るのは、結構面倒なものである。こういう機会に乗っておかないと、またここまでお金と時間をかけて来ねばならない。
待ち時間が長いので、また街を歩いてみる。
東室蘭に来るのは10年振りである。前回は1994年6月、駅前のホテルで行なわれた「北海道簿記コンクール」出場のためであった。成績は良くなかったが、この経験を活かし、翌年は上位に入ることができた。
さて、その時は商店街へ行ったはずだが、今回歩いてみると、どうやら反対側へ来たようだ。大型店が並ぶ。
13:50発の長万部行きで、室蘭と別れる。さすがに早起きしたので眠くなり、<次は洞爺か…>と思っているといつの間にか洞爺を発車していて驚いたりしながら、15:22長万部着。
この路線は特急で通ったことしかなく、普通列車を乗り継いでくると、さすがに長く感じるが、今日はここからが主目的である。
周辺を散策し、名物の「かにめし」を買う。
16:27の小樽行き、いよいよ未乗区間に突入である。岩見沢を出てから、既に9時間半が経過している。ちなみに、当初の計画でも帰りはこの列車の予定であった。
連休の最終日と言うことで、乗客が多いが、途中の乗降客もあまりおらず、ほとんど小樽まで乗っていた。普段はほとんど乗っていないのではないか。山間部だけあって、駅間が長い。違う季節に来れば、また印象も違うのだろう。
倶知安へは18:29着、函館本線完乗である。と言ってもここで降りるわけではない。
倶知安へも来たことがある。こちらも94年の10月、郷土研究部の全道大会がここであったからだ。19:19小樽着。
28分の新千歳空港行き。Aさんと一緒にいったん降り、別れる。岩見沢へは21:16着。
札幌・苫小牧・東室蘭・長万部・小樽・札幌と、ムダに長~い環状線の旅はこれで終了。散策もできたし、まあ良しとしておこう。
今日は2線区計88.0kmに乗車し、乗車キロ数は1,199.9km・乗車率は48.00%となった。あと百メートルで千二百キロ乗ったことになるが、この年の乗りつぶしはこれでおしまい。非常に歯切れが悪い。
次回は平成17年3月28日、「とりあえず空知」編である。
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