不定期に行なっている「JR北海道乗りつぶしの旅」の、さらに不定期の“報告”記事。記事日程の都合により、連日である。
下記の第1回から第5回・番外編(銀河線)を経て、現時点では道内最後の乗りつぶしである第6回は、平成18(2006)年7月20日に行なった。
・第1回(16年3月12日)=石勝線“楓支線”(新夕張→楓)と「夕張支線」
・第2回(16年5月5日)=室蘭本線「室蘭支線」と函館本線(長万部→倶知安)
・第3回(17年3月28日)=札沼線と留萌本線
・第4回(17年5月5日)=日高本線
・第5回(17年5月12日)=石北本線・釧網本線・根室本線(東釧路→釧路、東釧路→根室、釧路→新得)
・番外編(18年3月13日)=「北海道ちほく高原鉄道」ふるさと銀河線(池田→北見)
JR北海道の営業キロは2,499.8km。7月19日現在では2,197.4kmに乗っており、乗車率は87.90%(ほかに廃止された 万字線 23.8kmと 幌内線 18.1km、ルートが変わった室蘭本線(志文~岩見沢)5.4km。これらは営業キロ数には入らないので、乗車率算定の対象外としておく)。
18年7月19日(出発前)現在の未乗区間は次のとおり(未乗キロ順)。このうち、☆印の路線が今回乗車分である。
☆宗谷本線(士別~稚内)205.5km
☆富良野線(富良野~旭川)54.8km
・江差線(木古内~江差)42.1km
※本日現在のJR北海道乗車記録
銀河線の乗車は、ちょうど新しい仕事を始めたばかり。しかし、結局6月末で退職したので、また“自由人”である。今回もAさんの休日の都合により、木曜日の乗車である。
さらに、今回も「スーパー前売りきっぷ」を使用。この切符はJR北海道の全列車に乗り放題な反面、使用期間が限られている。Aさんの休みと切符の使用期間が重なる、都合の良い日に設定しなければならないわけだ。
7月20日、仕事をしていた時と同じような時間の6:05に起床。同じく、6:51に出て、57分のバスに乗る。岩見沢駅より、札幌行き3002M(特急スーパーホワイトアロー2号)7:17発(定刻1分遅れ)に乗り、札幌駅へ。Aさんと合流。
少し余裕があるので買い物をして、8:06発の富良野行き7041D(特急フラノラベンダーエクスプレス1号)に乗る(定刻2分遅れ)。この列車は、観光シーズンのみ運転される臨時列車で、クリスタルエクスプレス車両を使っている。第4回ではニセコエクスプレス車両に乗ったので、現役のリゾート車両はあと1編成に乗れば完乗になるが、さて?
8:33岩見沢着・発、9:02滝川着、03発。観光列車なので、次駅案内の車内放送では、同時に観光案内も行なわれる。普段の車内放送に聴きなれた区間でも、かなり新鮮に聴こえる。わざわざ札幌まで行かず、岩見沢から乗っても良かったが、やはり、始発から乗りたいわけで(笑)。
滝川からは、根室本線に入る。石勝線が開通するまでは普通に特急が走る路線だったが、今はすっかり寂れたローカル線である。終点の富良野へは9:57着。
ここから、すぐにホームを移動し、10:02発の728Dに乗り換える。富良野線の気動車で、名物のラベンダーをイメージした塗色…に見える?
沿線は観光名所であり、乗り換える乗客も多い。で、途中で降りる人も多いが、わたしたちは、そんなの関係ない(笑)。終点の旭川には11:11着。あっという間に富良野線54.8kmを完乗。
続いて、11:15発の名寄行き3321D(快速なよろ1号)に乗り換え。慌ただしいが、ここから5時間半の長い旅が始まるのだ。
Aさんは既に宗谷本線には完乗しており、「本務は富良野線で、宗谷線は便乗(乗務員が乗務列車まで移動するための乗車の意)」と言っていた。
わたしは、過去に士別まで乗ったことがある。美唄南高校に通っていた当時、北海道簿記コンクールの大会が、士別商業高校(両校とも既に近隣の高校と統合され、別の学校になっている)で行なわれた。その時、美唄から士別まで乗っている。
混んでいたので前方のデッキに立って景色を見ながら乗っていたが、さすがに眠くなったので、空いたロングシートに座ってうつらうつらしていたが、ちょうど士別到着直前に目が覚めた。面白いなあ(笑)。
未乗区間を進み、終点の名寄には12:35着。次の列車まで10分ちょっとあるので、いったん外に出てみる。
乗り換えの稚内行き4329Dは12:47発。ここから、各駅停車で、ちょうど4時間の旅である。さっきよりは短くなったが…。
美深13:13着、14分発。音威子府13:49着、55分発。幌延15:14着。ここでしばらく停車時間があるので、駅前の書店に入ってみる。
列車番号が4333Dに変わり、15:37発。途中、雄信内と南稚内で交換待ちがある。車窓に利尻富士が見える案内があり、天気も良かったので、見えた。まだ離島には渡ったことがないので、いつかは行ってみたいものだ(利尻島にある)。
16:47、稚内着。これで宗谷本線残り区間の205.5kmに乗車し、全259.4kmに完乗。さすがに快速・普通列車で5時間半は長いねえ…。
帰りまでのお楽しみ、駅前を歩いてみる。商店街は、見事なまでに歩行者がいない。書店に入ると、18時半閉店という早さ。なるほど、朝が早い街なんだなあ…と勝手に納得。真相は!?
フェリーターミナルや防波堤ドームへ。防波堤ドームには、稚泊航路の碑が建っている。これで道内の路線はほぼ乗ったことになるが、次は樺太に行ってみたい。しかし、“ガイコク”なんだなあ…。
稚内駅の売店では、駅弁が売り切れ。コンビニででも買って来ようかと思ったが、駅前の食堂「ひとしの店」には、「駅弁あります」の張り紙。入ると、今から作ってくれるという。美味しく頂きました。
18:02の札幌行き2034M(特急スーパー宗谷4号)で帰路につく。札幌までは4時間59分と、帰りもまた長いんだ(笑)。途中岩見沢には22:35(定刻2分遅れ)に到着し、Aさんとはお別れ。
自宅には23:09に帰着。お疲れさまでした。
今回は、行きが普通列車・帰りが特急列車の行程だったが、逆だと飽きていたと思われる(夜だし)。
ちなみに、現在の時刻では、4333Dの到着が16:39に早まったが、2034Mの発車も16:51に変わっている。これでは稚内到着後すぐに折り返しとなり、今回のような行程はほぼ不可能となった。
良い時期に行ったなあ…と思う反面、自由な旅もしづらくなった。
今日は2線区計260.3kmに乗車し、乗車キロ数は2,457.7km・乗車率は98.30%となった。江差線を残すのみで、ほとんどに乗車したことになるが、次回は未定である。
次回は、道外の乗車記録を整理してみたい。
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下記の第1回から第5回・番外編(銀河線)を経て、現時点では道内最後の乗りつぶしである第6回は、平成18(2006)年7月20日に行なった。
・第1回(16年3月12日)=石勝線“楓支線”(新夕張→楓)と「夕張支線」
・第2回(16年5月5日)=室蘭本線「室蘭支線」と函館本線(長万部→倶知安)
・第3回(17年3月28日)=札沼線と留萌本線
・第4回(17年5月5日)=日高本線
・第5回(17年5月12日)=石北本線・釧網本線・根室本線(東釧路→釧路、東釧路→根室、釧路→新得)
・番外編(18年3月13日)=「北海道ちほく高原鉄道」ふるさと銀河線(池田→北見)
JR北海道の営業キロは2,499.8km。7月19日現在では2,197.4kmに乗っており、乗車率は87.90%(ほかに廃止された 万字線 23.8kmと 幌内線 18.1km、ルートが変わった室蘭本線(志文~岩見沢)5.4km。これらは営業キロ数には入らないので、乗車率算定の対象外としておく)。
18年7月19日(出発前)現在の未乗区間は次のとおり(未乗キロ順)。このうち、☆印の路線が今回乗車分である。
☆宗谷本線(士別~稚内)205.5km
☆富良野線(富良野~旭川)54.8km
・江差線(木古内~江差)42.1km
※本日現在のJR北海道乗車記録
銀河線の乗車は、ちょうど新しい仕事を始めたばかり。しかし、結局6月末で退職したので、また“自由人”である。今回もAさんの休日の都合により、木曜日の乗車である。
さらに、今回も「スーパー前売りきっぷ」を使用。この切符はJR北海道の全列車に乗り放題な反面、使用期間が限られている。Aさんの休みと切符の使用期間が重なる、都合の良い日に設定しなければならないわけだ。
7月20日、仕事をしていた時と同じような時間の6:05に起床。同じく、6:51に出て、57分のバスに乗る。岩見沢駅より、札幌行き3002M(特急スーパーホワイトアロー2号)7:17発(定刻1分遅れ)に乗り、札幌駅へ。Aさんと合流。
少し余裕があるので買い物をして、8:06発の富良野行き7041D(特急フラノラベンダーエクスプレス1号)に乗る(定刻2分遅れ)。この列車は、観光シーズンのみ運転される臨時列車で、クリスタルエクスプレス車両を使っている。第4回ではニセコエクスプレス車両に乗ったので、現役のリゾート車両はあと1編成に乗れば完乗になるが、さて?
8:33岩見沢着・発、9:02滝川着、03発。観光列車なので、次駅案内の車内放送では、同時に観光案内も行なわれる。普段の車内放送に聴きなれた区間でも、かなり新鮮に聴こえる。わざわざ札幌まで行かず、岩見沢から乗っても良かったが、やはり、始発から乗りたいわけで(笑)。
滝川からは、根室本線に入る。石勝線が開通するまでは普通に特急が走る路線だったが、今はすっかり寂れたローカル線である。終点の富良野へは9:57着。
ここから、すぐにホームを移動し、10:02発の728Dに乗り換える。富良野線の気動車で、名物のラベンダーをイメージした塗色…に見える?
沿線は観光名所であり、乗り換える乗客も多い。で、途中で降りる人も多いが、わたしたちは、そんなの関係ない(笑)。終点の旭川には11:11着。あっという間に富良野線54.8kmを完乗。
続いて、11:15発の名寄行き3321D(快速なよろ1号)に乗り換え。慌ただしいが、ここから5時間半の長い旅が始まるのだ。
Aさんは既に宗谷本線には完乗しており、「本務は富良野線で、宗谷線は便乗(乗務員が乗務列車まで移動するための乗車の意)」と言っていた。
わたしは、過去に士別まで乗ったことがある。美唄南高校に通っていた当時、北海道簿記コンクールの大会が、士別商業高校(両校とも既に近隣の高校と統合され、別の学校になっている)で行なわれた。その時、美唄から士別まで乗っている。
混んでいたので前方のデッキに立って景色を見ながら乗っていたが、さすがに眠くなったので、空いたロングシートに座ってうつらうつらしていたが、ちょうど士別到着直前に目が覚めた。面白いなあ(笑)。
未乗区間を進み、終点の名寄には12:35着。次の列車まで10分ちょっとあるので、いったん外に出てみる。
乗り換えの稚内行き4329Dは12:47発。ここから、各駅停車で、ちょうど4時間の旅である。さっきよりは短くなったが…。
美深13:13着、14分発。音威子府13:49着、55分発。幌延15:14着。ここでしばらく停車時間があるので、駅前の書店に入ってみる。
列車番号が4333Dに変わり、15:37発。途中、雄信内と南稚内で交換待ちがある。車窓に利尻富士が見える案内があり、天気も良かったので、見えた。まだ離島には渡ったことがないので、いつかは行ってみたいものだ(利尻島にある)。
16:47、稚内着。これで宗谷本線残り区間の205.5kmに乗車し、全259.4kmに完乗。さすがに快速・普通列車で5時間半は長いねえ…。
帰りまでのお楽しみ、駅前を歩いてみる。商店街は、見事なまでに歩行者がいない。書店に入ると、18時半閉店という早さ。なるほど、朝が早い街なんだなあ…と勝手に納得。真相は!?
フェリーターミナルや防波堤ドームへ。防波堤ドームには、稚泊航路の碑が建っている。これで道内の路線はほぼ乗ったことになるが、次は樺太に行ってみたい。しかし、“ガイコク”なんだなあ…。
稚内駅の売店では、駅弁が売り切れ。コンビニででも買って来ようかと思ったが、駅前の食堂「ひとしの店」には、「駅弁あります」の張り紙。入ると、今から作ってくれるという。美味しく頂きました。
18:02の札幌行き2034M(特急スーパー宗谷4号)で帰路につく。札幌までは4時間59分と、帰りもまた長いんだ(笑)。途中岩見沢には22:35(定刻2分遅れ)に到着し、Aさんとはお別れ。
自宅には23:09に帰着。お疲れさまでした。
今回は、行きが普通列車・帰りが特急列車の行程だったが、逆だと飽きていたと思われる(夜だし)。
ちなみに、現在の時刻では、4333Dの到着が16:39に早まったが、2034Mの発車も16:51に変わっている。これでは稚内到着後すぐに折り返しとなり、今回のような行程はほぼ不可能となった。
良い時期に行ったなあ…と思う反面、自由な旅もしづらくなった。
今日は2線区計260.3kmに乗車し、乗車キロ数は2,457.7km・乗車率は98.30%となった。江差線を残すのみで、ほとんどに乗車したことになるが、次回は未定である。
次回は、道外の乗車記録を整理してみたい。
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