『ケロロ』は今日観られなかった。すると、日誌に書くことがない。というわけで、本日は休み…というのも寂しいので、違うお話。
昨日4月6日は、北海道内の小学校では入学式が行なわれた。わたしもちょっと(だいぶ?)前の同日、やはり小学校の入学式があった。
当時はまだ雪の中だったが、年々4月6日の雪は減って行き、今年は特に雪が少ないので、3月中旬にはもう雪が消えた。
それはともかく、一方で学校はいつまでもあるものでもなくて、生徒が少なければ他校と合併し、多ければ新たに設置される。
小学校の校名は付近の地名を採ったものが多いが、新設校の場合は“洒落た”名前を付ける場合がある。
たとえば、我が岩見沢市内の上志文小学校と朝日小学校が合併して設置されたの(…と思っていたが、上志文が朝日を吸収したことを最近知った)は「メープル小学校」。周囲に楓があるから…というような理由だそうだが、さて、どんなものだろうか。履歴書に書けば目立つことこのうえないが…。
今年の北海道内の新設小学校(中学校の新設はない)は、まず富良野市に「樹海小学校」ができた。一度入ったら迷いそうな名前だが(失礼)、実は樹海東小と西小が合併してできたもので、もともと「樹海」が入っていた。住所は「富良野市字老節布市街」ということで、市街地のわりに読めない(笑)。ちなみに読み方は「ろうせっぷ」と、案外普通である。
室蘭市の母恋北町に「地球岬小学校」。観光名所だが、小説かなんかに出て来そうな名前である。これは母恋小と朝陽小が合併したもの。「母恋」というのも結構有名な地名で、母の日前後には母恋駅の入場券が売れている…という。室蘭駅で通常は買える…かも。
苫小牧市に「ウトナイ小学校」。ウトナイ湖という湖がある。住所は「沼ノ端」と言い、字名改正で消滅する可能性があり、住民が存続を要望していると言う。これは統合ではなく、拓勇小からの校区分離による新設と、今回ただ1つ“前向き”な新設校である。
こういった新設とは逆に、廃校は結構ある。
我が空知管内だけ見ても、赤平市の赤平小学校は住友赤平小・豊里小・赤間小の3校へ統合されてしまった。ほかに三笠市の幌内小、幌加内町の政和小が消えた。
今回は夕張市内の学校は入っていないが、数年のうちに仲間入りすることだろう。どんどん歩いていける小学校は減り、車で通うのが普通になって来る。
高校の減少も多く、今年は函館市立の東・北高校が函館高校として統合された以外は、歌志内・深川農業・士別商業・紋別南・登別・釧路北が「廃止」されている。ただし、高校統合の場合は、校舎を使う“存続校”をいったん廃止し、名称を変えて「新設」される。“非存続校”は募集停止となり、2年後に自動廃校となる。
今回の“存続校”は士別商業が「士別翔雲」、紋別南が「紋別」、釧路北が「釧路明輝」となった。
今後も子どもの数が減っているので、学校はどんどん減って行くだろう。自分の出身校はまだ大丈夫だろうが、高校は既に統合されている。さて?
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昨日4月6日は、北海道内の小学校では入学式が行なわれた。わたしもちょっと(だいぶ?)前の同日、やはり小学校の入学式があった。
当時はまだ雪の中だったが、年々4月6日の雪は減って行き、今年は特に雪が少ないので、3月中旬にはもう雪が消えた。
それはともかく、一方で学校はいつまでもあるものでもなくて、生徒が少なければ他校と合併し、多ければ新たに設置される。
小学校の校名は付近の地名を採ったものが多いが、新設校の場合は“洒落た”名前を付ける場合がある。
たとえば、我が岩見沢市内の上志文小学校と朝日小学校が合併して設置されたの(…と思っていたが、上志文が朝日を吸収したことを最近知った)は「メープル小学校」。周囲に楓があるから…というような理由だそうだが、さて、どんなものだろうか。履歴書に書けば目立つことこのうえないが…。
今年の北海道内の新設小学校(中学校の新設はない)は、まず富良野市に「樹海小学校」ができた。一度入ったら迷いそうな名前だが(失礼)、実は樹海東小と西小が合併してできたもので、もともと「樹海」が入っていた。住所は「富良野市字老節布市街」ということで、市街地のわりに読めない(笑)。ちなみに読み方は「ろうせっぷ」と、案外普通である。
室蘭市の母恋北町に「地球岬小学校」。観光名所だが、小説かなんかに出て来そうな名前である。これは母恋小と朝陽小が合併したもの。「母恋」というのも結構有名な地名で、母の日前後には母恋駅の入場券が売れている…という。室蘭駅で通常は買える…かも。
苫小牧市に「ウトナイ小学校」。ウトナイ湖という湖がある。住所は「沼ノ端」と言い、字名改正で消滅する可能性があり、住民が存続を要望していると言う。これは統合ではなく、拓勇小からの校区分離による新設と、今回ただ1つ“前向き”な新設校である。
こういった新設とは逆に、廃校は結構ある。
我が空知管内だけ見ても、赤平市の赤平小学校は住友赤平小・豊里小・赤間小の3校へ統合されてしまった。ほかに三笠市の幌内小、幌加内町の政和小が消えた。
今回は夕張市内の学校は入っていないが、数年のうちに仲間入りすることだろう。どんどん歩いていける小学校は減り、車で通うのが普通になって来る。
高校の減少も多く、今年は函館市立の東・北高校が函館高校として統合された以外は、歌志内・深川農業・士別商業・紋別南・登別・釧路北が「廃止」されている。ただし、高校統合の場合は、校舎を使う“存続校”をいったん廃止し、名称を変えて「新設」される。“非存続校”は募集停止となり、2年後に自動廃校となる。
今回の“存続校”は士別商業が「士別翔雲」、紋別南が「紋別」、釧路北が「釧路明輝」となった。
今後も子どもの数が減っているので、学校はどんどん減って行くだろう。自分の出身校はまだ大丈夫だろうが、高校は既に統合されている。さて?
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高等学校の統合はすさまじく、例の夕張はあっという間に3校が1校になってしまいましたね。前に合唱団が唄っている廃校も含めた校歌のCDを入手しましたが、唄われている学校のほとんどは、今はもうありません。
高校の変遷はわりと辿りやすいのですが、小学校や中学校は容易には分かりません。
まずは小学校の流れをまとめ、できれば校歌も収集・唄い継いで…行くのはだいぶ先になりそうですが、それまでにどれくらいの「廃校」が生まれるのか。
のちほど、そちらのブログにもお邪魔します。よろしくお願いします。
2年の2学期に転校したので正式には母校ではないですが、住友赤平小に入学しました。(でも卒業式は出席。札幌の方が卒業式早かったので。)
母恋駅の駅弁がとても気になっています。
いまだに“企業名”が付いているのも往時を忍ばせていますね。というより、集落の名前がそうなのでしょう。美唄市にも「三井美唄」や「日東美唄」という名称がありましたし…。
結局のところ、実際に通った子どもたちが忘れないでいてくれることが、廃校と言えども「そこにその学校があった」という証明に他ならないでしょう。
転校は小学校の時に2回してます。もちろん日高管内でぐーるぐるしてましたが(笑)
富川高校もうちの弟の世代で終わるみたい。
うちの高校は“存続校”なので、いったん廃止されて、名前を変えて今でも残ってます。が、学科も名前が変わったり半減したりと、人数はだいぶ少ないみたい。10年後まで残ってるかな…?