北海道内の公立高等学校配置計画案が発表された。
来年度以降、向こう3年間の学級増減・学校の統廃合の計画が策定されているわけだが、学級の増減はともかく、統廃合については「案」といいつつ覆った例はない。したがって、ここで示された「統合」や「募集停止」については、“決定”と言っても良い。
昨年度までに示された再編統合は、次の通り。
☆平成23年度
美唄(母体)・美唄工業→総合学科の新設校
札幌稲西・札幌稲北(母体)→普通科の新設校
稚内(母体)・稚内商工→機械科を除いた現行学科の新設校
美幌・美幌農業(母体)→普通科・農業系学科の新設校
☆平成24年度
浦河(母体)・様似→総合学科の新設校
☆平成25年度
札幌篠路(母体)・札幌拓北→普通科の新設校
新たに示された25年度の部分では、札幌市内2校目の再編統合が行なわれる。来年度の2校も含めて、定員割れしているわけでもないが、どちらか1校を廃止したところで、大勢に影響なしとされている。再編対象の4校は、現在7学級ずつ。新設校は、23年度が7学級、25年度が8学級とされていて、半分になってしまう(23年度の新設校は、25年度より1学級増の予定)。こぼれる生徒は出ないのだろうか。
募集停止は次の通り。
☆平成23年度
瀬棚商業
中川商業
☆平成25年度
赤平
戸井
来年度の2校は商業科のみ、25年度の2校は普通科のみの学校である。特に、商業科の廃止・閉校が増えており、教員の行き場もなくなりつつある。
新たに発表された25年度の募集停止校について。
赤平高校は、産炭地赤平市の学校で、昭和24年同時に開校した西高校と東高校を統合して、平成元年に開校した。赤平市も含めて、産炭地の人口減少はすさまじく、既に歌志内市の歌志内高校も消えている。
戸井高校は、昭和28年に開校。戸井町は函館市と合併しているが、同じく合併した旧町村からの通学者も多いと聞く。(もともとの)函館市内まで通うのは大丈夫だろうか。
こうして募集停止した学校の中で、三笠高校が道立から市立への移管に向けて動き出している。道立高校として、既に今年度から募集停止しているので、差来年の3月に閉校が予定されている。翌月から、これまでの普通科高校から、調理師を養成する高校への衣替えを考えているのだ。
なかなか大変な試みと思うが、学校は学校として活用されてこそ意義がある。成功を祈ろう。
来年度以降、向こう3年間の学級増減・学校の統廃合の計画が策定されているわけだが、学級の増減はともかく、統廃合については「案」といいつつ覆った例はない。したがって、ここで示された「統合」や「募集停止」については、“決定”と言っても良い。
昨年度までに示された再編統合は、次の通り。
☆平成23年度
美唄(母体)・美唄工業→総合学科の新設校
札幌稲西・札幌稲北(母体)→普通科の新設校
稚内(母体)・稚内商工→機械科を除いた現行学科の新設校
美幌・美幌農業(母体)→普通科・農業系学科の新設校
☆平成24年度
浦河(母体)・様似→総合学科の新設校
☆平成25年度
札幌篠路(母体)・札幌拓北→普通科の新設校
新たに示された25年度の部分では、札幌市内2校目の再編統合が行なわれる。来年度の2校も含めて、定員割れしているわけでもないが、どちらか1校を廃止したところで、大勢に影響なしとされている。再編対象の4校は、現在7学級ずつ。新設校は、23年度が7学級、25年度が8学級とされていて、半分になってしまう(23年度の新設校は、25年度より1学級増の予定)。こぼれる生徒は出ないのだろうか。
募集停止は次の通り。
☆平成23年度
瀬棚商業
中川商業
☆平成25年度
赤平
戸井
来年度の2校は商業科のみ、25年度の2校は普通科のみの学校である。特に、商業科の廃止・閉校が増えており、教員の行き場もなくなりつつある。
新たに発表された25年度の募集停止校について。
赤平高校は、産炭地赤平市の学校で、昭和24年同時に開校した西高校と東高校を統合して、平成元年に開校した。赤平市も含めて、産炭地の人口減少はすさまじく、既に歌志内市の歌志内高校も消えている。
戸井高校は、昭和28年に開校。戸井町は函館市と合併しているが、同じく合併した旧町村からの通学者も多いと聞く。(もともとの)函館市内まで通うのは大丈夫だろうか。
こうして募集停止した学校の中で、三笠高校が道立から市立への移管に向けて動き出している。道立高校として、既に今年度から募集停止しているので、差来年の3月に閉校が予定されている。翌月から、これまでの普通科高校から、調理師を養成する高校への衣替えを考えているのだ。
なかなか大変な試みと思うが、学校は学校として活用されてこそ意義がある。成功を祈ろう。
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