酒ログ(Twitter@Sake_Log)

その日飲んだ酒の記録。「酒Blog」ではなくて「酒Log」で飲んだお酒のログファイル。

CLONAKILTY Single Batch Double Oak Finish

2021-04-29 | アイリッシュウィスキー


アイリッシュウイスキー。蒸溜所はCounty Corkにありますので、ミドルトン蒸溜所からそう遠くない場所です。至近距離ではありませんが。
 
Double Oak Finishとラベルにあるように、こちらは結構寝かせた感じのあたりの柔らかさがあります。あと味の深みも。
 
蒸溜所自体は最近アイルランドでいくつも立ち上がっている新興蒸溜所のうちの一つなので、おそらくどこか別の蒸溜所で造られた原酒を自前のブランドで販売しているのだと思います。味の傾向から推察するとBushmillsあたりではないかと思われますが、実際どうなんでしょう。
 
最近のアイルランドでは、すごい勢いでいくつもの蒸溜所が立ち上がっていますが、一般に新しく蒸溜所を立ち上げるにあたってどこも苦労するのが、新しく造ったウイスキーを出荷するまでの数年間、どうやって会社を維持するかということです。
 
Dingle Whiskeyのようにウイスキーの設備を活用して熟成に時間のかからないジンを製造したり、設立当初のニッカウヰスキーのようにりんごジュースを売ったりして会社を維持するわけですが、この蒸溜所は他の蒸溜所で造られた原酒を仕入れて売るという方法を採ったようです。
 
まあ、これはこれで一つの方法なので、いいとか悪いとかではありません、念の為。
 
追記
ラベルをよく見ると、熟成して仕上げてボトルに詰めた(matured,finished and bottled)とは書いてありますが、蒸溜した(distilled)とは書いてないので、やはり自前で蒸溜した原酒ではないようです。
 

LIBERTIES IRISH WHISKEY

2021-04-29 | アイリッシュウィスキー



アイリッシュウイスキー。蒸溜所はダブリンの街中にあって、Teeling蒸溜所とちょうど背中合わせに建っています。

貯蔵した年数が少ないのか、やや若く感じる口当たりです。着色のためにカラメル添加してあるのは、原酒が若いことを裏付けているのかも知れません。

ここもTeelingも有料ながら蒸溜所の見学ができるので、ダブリンに行くことがあれば、ハシゴして飲み比べるのもいいと思います。

Bushmills Single Malt 10 years

2016-10-14 | アイリッシュウィスキー


アイリッシュウイスキー。北アイルランドのブッシュミルズ蒸溜所製。3回蒸溜のノンピートです。ハイボールでいただきました。

味はやや甘く柔らかく優しいカドのないもの。バランスがいいので、飲みやすいお酒です。

香りは、青リンゴのような香りの中に、わずかに残る木の香りは、バーボン樽熟成に起因するものでしょうか。

今日は某デパートの英国フェアでの試飲コーナーでいただいたので、激安の税込540円でした。普通のバーで飲むと、だいたい3倍のお値段だと思います。

ブッシュミルズ

2016-09-21 | アイリッシュウィスキー
アイリッシュウイスキー。北アイルランドのブッシュミルズ蒸溜所製です。ラベルを見ていないので断言はできませんが、味からするとおそらく通称「ホワイトブッシュ」とよばれる白いラベルのスタンダードなものだと思います。

いわゆる「シングル・ポットスチル・ウイスキー」ではなく、グレーンウイスキーの比率が高めで、アイリッシュらしい、大麦以外の穀物の風味を感じるお酒です。

ピートは焚いていないので、当然ピート香はせず、穀物の香りがします。