酒ログ(Twitter@Sake_Log)

その日飲んだ酒の記録。「酒Blog」ではなくて「酒Log」で飲んだお酒のログファイル。

超超久

2012-09-28 | 日本酒
和歌山県のお酒。左から米が、和歌山県産山田錦、兵庫県産山田錦、岡山県産備前雄町です。あとの造りは同じです。

さすがに、兵庫県産山田錦は柔らかい優しい味です。和歌山県産はややカドがあり、兵庫県産と比べると若干風味が劣りますが、十分美味しいお酒です。雄町はしっかり芯のある味です。

実は、すぐ横にこの蔵元の社長さんがいらっしゃって、いろいろとお話をお伺いしながら飲んでいました。この蔵元は日本酒だけではなく、梅酒とか和歌山特産のみかんジュースとかも製造していて、手広く事業をされているのですが、その一方、手造りにこだわってプレミアムな日本酒を造っておられるのが、すごいところだと思います。

ここは、社長さんも杜氏さんも三十代で、蔵人の方もお若い方が多いので、すごく将来が楽しみな蔵元です。10年後くらいにどんなお酒ができるのか楽しみにしています。

琵琶の長寿純米吟醸「蔵人」生酒

2012-09-28 | 日本酒
滋賀県のお酒。米は不明ですが、50%精米です。酵母も不明。

旨口のやわらかいタイプのお酒。甘み、酸味、苦味のバランスがいいお酒です。後に少しだけスパイシーな味が残るのは、生酒の特徴でしょうか。米の味もちょっと残る感じです。

香りは、わずかにスイカのようなあっさりとした甘い香りがします。

いづみ橋「秋とんぼ」山廃

2012-09-28 | 日本酒
神奈川県のお酒。米は、左が山田錦(麹米は70%精米、掛米は80%精米)、右が雄町(麹米50%精米、掛米65%精米)です。酵母は不明。生酛とは書いてないので、酵母を添加していると思われます。

米の苦みが効いた、山田錦の割にはカドのある、かなり辛口のお酒です。ピリッとした後味もあります。甘みとか旨みはあまり感じません。

香りは、フルーティーではなく、米の風味の印象が強いです。

雄町の方は、精米歩合が高いせいか、山田錦よりは柔らかい感じの味で、旨みもあります。ただ、後味はキリッとしたスパイシーなものが残ります。

香りは、辛口の白ワインにちかいですが、カドが柔らかいのと後から米の風味が立ち上がってくるのがちがうところです。

醸し人九平次純米吟醸「ときの花をかざす」超ひやおろし2010

2012-09-28 | 日本酒
愛知県のお酒。米は、山田錦の50%精米で、酵母は不明です。

「2010」とラベルにありますので22BYで、ふた夏越しているお酒です。「超ひやおろし」というのは、このことを指しているようです。

味は、ふた夏越しているとは思えないほどフレッシュな感じで、ひねた風味はまったく感じません。柔らかい甘みとやや強めの酸味のバランスが絶妙です。あとに少し米の苦味が残りますが、嫌な感じはありません。

香りは、梨のようなフルーティーな香りがします。