4月12日(火)
今日は、田んぼに出るのは一休み。イネの苗の追肥。花畑の耕起。作付けしていない個所の耕起で、三度目か四度目。発芽しかかっている草を抑えることが目的。
農協に行ったり、知人の見舞いに病院に行ったりする。
原発の事故が、ついに、チェルノブイリと並ぶ、最悪の事故レベルになってしまった。原子力発電を推進する立場から作られた、事故レベルで、最も重大な事故で、想定内の結果となってしまった。原発に批判的な立場からは、だいぶ前から、今回の事故の状況が心配されていた。政府や、東京電力の、発表するわずかな情報からも、事故の重大性を推測し、対策を早急に取るべきだと指摘していた。
にもかかわらず、政府の発表は、「ただちに健康を害するものではない」の一点張り。テレビやラジオでも、解説に呼ばれる、原子力の「専門家」は、あわてるな、とか、政府の方針に従っていれば大丈夫。日本の技術は、大事故にしない。早早に収束させるだろう。と言い続けていた。しかし、一月も経過した今でも、事態は収束どころか、悪い方へと進むばかり。大量の放射性物質をまきちらしてしまった。
そして、原発の周囲に、これから先何年も、人のすめない、死の街とかすような地域を生み出してしまった。
3月11日以後、テレビに出ずっぱりだった、「専門家」の方々を、再びカメラの前に座らせて、ご意見を聞いてもらいたい。