2月17日(金) ときどき
昨日からの細かい雨は、夜も遅くまで、続いていたようだ。地面はグチャグチャで、水溜りも大きい。これでは、畑の片付けは、濡れて冷たいと、家での作業を洗濯する。
種籾の塩水選。そして、種子消毒。米作りの本当の、スタートだ。
水に塩を溶かして、比重の大きい液を作り、種籾を入れて、浮く籾と沈む籾とを選別する。沈んだ十分に充実している籾を種籾として使う。購入した籾は、そのまま使うから、自家採種したものだけをやる。手は冷たいし、腰は痛いしで、寒い時期にはしんどいが、これを始めると、「今年も始まる」という気持ちになる。選別した種籾は、小分けして、網袋に入れて、種子消毒だ。
ハウス内に、大きなポリの水槽を置く。水が冷えすぎないように、電気温床に使う電熱マットを敷いて、水温をある程度の暖かさに維持できるように、セットする。消毒用の農薬は、エコホープDJという微生物農薬を使う。種籾にこの微生物を付着させ、この後の育苗過程までの、病原菌類を付着させないようにする、という効能の、微生物農薬だ。水槽の水で溶かし、薬液を作る。種籾の入った網袋を、この液の中に浸ける。この状態で、約48時間浸けこむ。
今日も、作業中に何度か、刑事から電話あり。午後は、再び、資料を借りたいと、来訪あり。