9月2日(日) いちじ
夜中に、久しぶりにしっかりした雨が降った。庭の地面も、水分を吸い、しっとりした感じだし、干上がったように葉っぱをよじらせていた草たちも、生き返ったような、そんな朝だった。予定通りの、稲刈の中休みだ。
朝一で、花畑に行ってみる。透明マルチを外して、正解だった。しっかりと雨を吸い、これなら、種蒔できそうだ。午前中は、少しパラパラもするが、それほどの降りにはならなそう。もう少し降ってもよいのにとも思うのは、贅沢か。
午前中は、友人の籾すりに一時間ほど。その後、乾燥籾の貯蔵。タンクの上の方まで籾が入ると、スコップやジョレンで平らに均し、枠の高さ一杯に均平にし、蓋を閉め、鼠害に合わないようにしておく。もう一台のタンクの枠も組み立て、残り籾を入れて、午前中は終了。
昼食後、久しぶりに、といっても稲刈を始めてからのことだが、横になる。ゆっくりと昼寝だ。雨になって、いくらかしのぎ易くなったとは言え、蒸し暑い昼さがり、けだるく目覚めた耳には、ツクツクボウシ。せわしなく、立ち去りそびれている晩夏を、せき立てるように鳴いている。重い身体を起こし、畑に行く準備にかかる。ニンジンとホウレンソウ、チョウホウナの種蒔。ホウレンソウとチョウホウナには、虫除けのため、不織布をべた掛けする。畝間の中耕はしたが、畝肩近くの草はロータリーにはかからず、この雨で、さらに生育したように見える。帰るまでの少しの時間、草取りをする。