9月9日(日)
日曜日。田んぼの借り賃を、収穫したコメで納める家もある。二軒に届ける。休みでないと留守のことが多いから。
籾摺りが終わり、籾殻が場所を取って、処分が大変な家が多い。広い敷地や、すぐ脇の田んぼに飛ばした場合は、その場で燃したりする。そうでない場合は、田んぼなどに運んで燃すことが多い。籾殻をポリ袋に入れたから、持って行ってほしいと連絡があり、40袋ほどもらって、畑に運ぶ。労力さえあれば、籾殻も貴重な農業資材なのだが。多くの農家にとって、産業廃棄物、厄介者となっている。かさばるし、パット燃えることもなく、くすぶるように長時間かかって、灰になる。焼却処分も、気を使う。風が吹くと、飛び散るし、身体にチクチクする厄介者だ。
資材としては、昔からクン炭(籾殻の炭)が作られ、利用されてきた。クン炭にすると、かさは三割ほどになるし、土壌改良材としては最高だ。育苗培土に使うと、軽くなるし、根張りもよくなる。作るのは大変だが。畑に運んでおけば、種蒔後の覆土の上にばらまけば、ちょっとしたマルチ代わり。畝間に大量に敷くと、草よけマルチとなり、その後は、有機物として、鋤きこむことになる。最大限利用したいのだが。
午後は、秀畑の畔の草刈。耕したいのだが、このカラカラさでは、埃が気になり、気が引ける。
夕方、家の周りの道路の草刈。9月も中旬となる。このカラカラ天気でも、彼岸花は蕾を出すだろう。