雨の予報はない。が、仕切直しだ。振り返れば、焦って田んぼにコンバインを走らせるところだが、稲刈りはやらないことにする。午前中は出荷作業を普通通りに。午後も、たっぷり昼休みを取ってから、田んぼへ。引き上げ作業の片付けをしてから、次の田んぼの葦を手刈りし、機械を走らせるところを確認しながら、隅刈りをやる。土が柔らかく危なそうなところのイネは捨てても良いと、境になるところの株を刈っておく。
そんな作業で帰ってくるが、ぐったりする。
実りのない事を続けているためか、疲労は強まる。機械の引き上げに手伝い出来ない事を連絡し、人手を増やしてくれるよう頼む。私も現場には出かけるが。流石に専門屋だ。電動ウィンチをトラクターに取り付け、ひっぱりドロドロから引き上げ、自力走行できるようにしてから、何度かの前進、後進を繰り返しながら、安全な場所まで引き上げる。ほぼ2時間。ホッとする間も無く、ザーッと強い雨。今日の作業は終わりだ。
その後はのんびりし、入院保険の手続に農協へ行ったり、事務作業をして、一日終わる。
防災の日ではあるが、私にとっては、経過観察中の3ヶ月おきの眼科の予約日であった。しかし、天候と稲刈の具合から、予約のキャンセル、延期をしたばかりだった。大混雑の延期は、一番早くて、11月10日だったが、あえて、そこまで遅らせて変更して臨んだ、9月1日。 しかし、見事に、何も成さずに終わってしまった。昨日の暮れと何も変わらず、ただただ、泥だらけになり、田んぼの泥まみれになった作業着を増やしてしまうだけだった。
コンバインを引き上げるため、準備をして出かけ、やってみるが、ダメ。ユンボを持ち出してと決め込むと、ゲリラ雷雨。びしょびしょで帰り、午前中は過ぎてしまう。雨は上がり、蒸し暑い午後、ユンボを使うが、それでもダメ。やはり1人では限界と、農機店に連絡。明日の作業の打ち合わせで、一日は終わった。
