誰が何処にいるのか
真夜中の時は過ぎていくのに
待っていてくれるかどうか
暗い部屋に寝台があり
ひとの気配がない
窓の外はほの明るく
誰が
誰が待っていてくれるのか
ミッドナイトアウアがほとんどオーヴァーしていくのに
時は走っていくのに
寝台に
激しい息づかい
かすかに洩れる声
肉の重さ
魂の冷たさ
震える唇
誰が
誰が何処にいるのか
誰も
見えない
いつか
いつだったか
何も見えない
真夜中過ぎに
待っていてくれるひとが
いない
何処にもいない
冷えたベッドルームに
息遣いも
かすれる声も
何も聴こえない
真夜中の時は過ぎていくのに
待っていてくれるかどうか
暗い部屋に寝台があり
ひとの気配がない
窓の外はほの明るく
誰が
誰が待っていてくれるのか
ミッドナイトアウアがほとんどオーヴァーしていくのに
時は走っていくのに
寝台に
激しい息づかい
かすかに洩れる声
肉の重さ
魂の冷たさ
震える唇
誰が
誰が何処にいるのか
誰も
見えない
いつか
いつだったか
何も見えない
真夜中過ぎに
待っていてくれるひとが
いない
何処にもいない
冷えたベッドルームに
息遣いも
かすれる声も
何も聴こえない
あるいは、ひょっとすると、誰かと共にいるはずの夜も、同じような孤独の夜であるのかもしれない。
ミッドナイトアウアがオーバーしていくというのは、スタンダードナンバーかなにかの歌詞だな。
ところで、現在、単身赴任で、孤独な夜を味わっている。人生、いろいろあるものだ。