ぼくは行かない どこへも
ボヘミアンのようには…
気仙沼在住の千田基嗣の詩とエッセイ、読書の記録を随時掲載します。

珈琲

2010-06-25 20:40:45 | 寓話集まで

珈琲を淹れる
お湯を沸かし
豆を挽いて
と冷蔵庫開けると
貰いものの挽いた豆があって
先にそちらを使う

人生で
何度
私は珈琲を淹れただろうか
いまはもう随分長く
ペーパードリップを使って

苦い珈琲
あるいは
酸味の珈琲

カフェインを体内に取り込んで
緑茶とも紅茶とも
ましてコーラとも違うカフェインを
(もちろん他の成分の違いがあるのだろうが)
珈琲は別格だ
生きることの根幹に触れる気がする

珈琲を飲む
私は珈琲を淹れて
珈琲を飲んで生きてきた

種類とか産地とか
細かい蘊蓄はない
濃いめの珈琲を好んで飲んできた
もちろん
美味いものと
そうでもないものはある
そのくらいの区別はつけて飲んできた

ああ 珈琲が美味い



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