ぼくは行かない どこへも
ボヘミアンのようには…
気仙沼在住の千田基嗣の詩とエッセイ、読書の記録を随時掲載します。

自動的に

2008-12-25 22:51:11 | 寓話集まで

そりゃautomatic ってったってダダイズムじゃありません
ブラックですブラック
ってったってジョークじゃありません
ブラックミュージック
R&B ソウル ロック レゲエ
ルーツをたどればジャズ ブルース ゴスペル アフリカ
アフタービート 4ビート 8ビート 16ビート

time will tellー時が教えてくれる
時がぼくらに教えてくれた

アカシヤの雨にうたれたrainny days
ヒカルが歌えばsun will shine

全共闘のあとにやってきて
新宿の黄金街に花ひらいた夜の夢が
自動的に
真昼の光になる
黒い光になる

アメリカ
あんたなしでは生きて行けない
でも
あんたなしでやってみよう
ボニーとクライドみたいにかっこよく逃げてみよう
デラニー&ボニーのように
志あるところに道は開けるって信じてさ
T型フォードかなんか知らないけどさ
そんなアメリカのクラシックな自動車に飛び乗ってさ
フリッパーズギターや魔女の宅急便(アニメ)の真似してさ

アメリカ
あんたなしでやってみるよ
自動的に
アメリカ
あんたなしではやっていけない
自動的に



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2 コメント

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この詩のこと ()
2009-01-13 23:20:42
 言わずと知れた宇多田ヒカル、かの藤圭子の娘。
 宇多田ヒカルは、本物。
 アーティストに、本物と、それに対する偽物というか、追随者というか、という区別はある。本物を聞きましょう。
 詩の後半、これもアメリカ問題になる。ぼくらが憬れるアメリカと、幻滅するアメリカ、その対比。
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補足 ()
2009-01-13 23:23:24
 この詩の場合は、対比というよりは、これからぼくらがどうアメリカとかかわっていくか、そのアンビバレンツという方が正確か。
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