被災地 陸前高田に2度、スタッフがお手伝いにうかがいました。その時は、「手話できます」と「犬の相談受けます」のパネルを胸に下げてうかがいました。
「手話できます」のパネルを見て、まもなく帰る時間というときに、聴覚障がい者の方からお声をかけてもらえました。「もっと早く分かれば、いろいろとお手伝いできたのに・・」とスタッフも残念でした。被災地では、迷子の犬や怪我をした子の保護ができるのではないかとも考えましたが、人も犬にも、避難所以外では会えませんでした。復興に当たる自衛隊の方や工事の方がほとんどでした。想像を超える破壊でした。避難所にいくつかドッグ・フードを差し上げることができました。
8月に入って、一般の方から「福島県波江町で1ヶ月以上徘徊していて、保護された母犬を預かっていますが、その犬が子犬を生みました」とのお知らせで、1頭を譲渡いただくことになりました。今のところは、血液・血清などの検査では異常は出ていません。
セッターのミックスの子犬の名前は昨年ご支援をいただいた吉川様の「吉」をいただき、きっちゃんとなりました。「どうぞ、長生きをしますように。放射能の影響が、どうぞ出ませんように」との願いもあって、「吉」となりました。とても良い子でソーシャライザーのK様宅でスクスク育っています。