有馬もとの補助犬訓練士ダイアリー

聴導犬・介助犬国際認定インストラクター(日本聴導犬協会)有馬もとのプライベートブログです。

1123  ご支援をいただいている PCA生命様におじゃましました。

2013-04-13 23:33:04 | 聴覚障害福祉

  外資系企業で、初めてご支援をいただいたPCA生命保険様にご挨拶に伺わせていただきました。

 PCA生命保険様からは、2001年ごろからのご支援をいただいております。いまだに、創っていただいたウィンドブレーカーをデモンストレーションや取材の折に使わせていただいております。

 有馬にとっては、PCA生命保険様のコーポレートシンボルマークであるプルーデンスの女神がとても思い出深いのです。

 最初の留学先であるケント大学大学院で、英語ができなくて。できなくて。

 日本で英語を習っていた講師たちを呪っていたのが

「どこにアガサクリスティやシャーロックホームズ、シェークスピアで使われる英語を話す英国人がいるんじゃ?」と。

 学生が話す英語は、まったく聞き取れないし、変な英国英語の有馬の英語は、おばあちゃまたちには「ほほほほほ(めずらしい英語を話すわこの人)」と妙に受けても、若い英国人からは「なんだ、こいつ」みたいな。失意のどん底で、ロンドンの地下鉄に乗ると、目の前にバーーンと、このプルーデンスの女神が広告の壁一枚にあるのに、営業的な説明がさっぱりないのでした。なんの宣伝? と思う間もなく、電車に乗ってしまうのですが、女神の顔だけの広告が潔いというか、自信があるというか。

 それもそのはずで、世界で初めての保険会社さんなのでした。英国では知らない人はいないのね。

  ご担当の方のお力添えで、加藤社長や役員のみなさまとお目にかからせていただくことができました。小デモンストレーションもさせていただきました。これまでも応援してくださいました社員のみなさまに、PR犬たちとあっていただけたこと、嬉しかったです。

また、PCA生命様の活動報告にも、(福)日本聴導犬協会支援についてご掲載くださいました。

 PCA生命保険のみなさま、今後とも、ご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

  

  


1122  シモゾノ学園 国際動物専門学校様の入学式。マリンパークの先生ともお目にかかれました

2013-04-13 22:43:10 | 日本聴導犬・介助犬訓練士学院

  この4年、お招きをいただいておりますシモゾノ学園国際動物専門学校様の入学式で、ありがたいことに聴導犬のデモンストレーションと、入学のご祝辞を申し上げさせていただきました。私のような者が、これから新しい道を極めていかれるみなさまに、お祝いを申し上げるのは僭越なのですが、機会を頂戴できたことを感謝申し上げております。今年は、ユーザーの村澤さんと聴導犬かるちゃん。矢澤さんとPR犬2頭(あきちゃんと候補犬のふじちゃん)とうかがわせていただきました。

  日比谷公会堂という歴史ある建物に、聴導犬が入らせていただくことも、感動的です。

  理事長の下園先生の気品ある、いつもおやさしいお姿から、有馬には真似は絶対にできませんが、学ばせていただくことが多いです。お目にかからせていただくたびに、敬服しております。 学生さんもお行儀がよく、真摯でいらっしゃることは、理事長以下、学校関連者と講師のみなさまのご指導の賜物なのだろうなぁと。すばらしいですね。

  お祝いを申し上げ、控え室で3頭とみなさまを待っていましたら、なんと、淡島マリンパークの白井先生とお目にかかりました。もうびっくり。白井先生とは、講師をさせていただいているNCAで2012年にお会いし、イルカやアシカの訓練について、日本聴導犬・介助犬訓練士学院の学院生さんのために教えていただきたいとお願し、今年、実現できました。

 野生の捕獲されたイルカを訓練する方法と、(福)日本聴導犬協会のように、捨て犬だった子たちを訓練する方法は、根本的にとても似ていることがわかりました。 これは、もしかすると、ブリーディングされた動物、つまり、生まれた時から人の手が介在してきた動物の訓練と、野生だったイルカや野生に近かった子犬を訓練する方法とでは、異なるのではないかという有馬の仮説です。とても興味深い! 

 帰りに、松本楼や茶房でお昼をするのも楽しみになっています。