有馬もとの補助犬訓練士ダイアリー

聴導犬・介助犬国際認定インストラクター(日本聴導犬協会)有馬もとのプライベートブログです。

1129 台湾からの研修生さん 2日目は、協会での訓練

2013-04-23 19:47:53 | 「日本聴導犬・介助犬訓練士学院」

  台湾からの研修生さんの2日目。ご感想は?

  少数のスタッフで効率良く、訓練をしなければならない日本聴導犬協会 日本聴導犬・介助犬訓練士学院では、

すべての就労時間を、訓練時間と兼ねています。

① 朝の運動を兼ねたエクササイズでは、訓練を含めたエクササイズ→歩行訓練 → リコール(犬笛で呼ぶ)を組み込んでいます。

←協会犬前頭でのエクササイズ。Dr Williamは生後3か月のみなみちゃんを抱っこしてエクササイズを見られました

② 犬の食事時間を使って、音への鈍化を図る

③ 犬たちは、食後の休息 スタッフは床拭きや洗濯物干し

④ 一部の協会犬は歩行訓練。介助犬候補は車いすでの歩行訓練

⑤ お昼の用意をしながらの音や介助犬訓練

⑥ 昼食後は、音の訓練と介助犬訓練

⑦ 協会施設内または近辺での歩行訓練ができた子は、スーパーへの買い物訓練

⑧ 上級犬のさまざまな場所、事務仕事を兼ねて、聴導訓練とか。

⑨ そうじをしながらの歩行訓練

⑩ 訓練レポートを書く

←スタッフ佐橋さんと訓練報告を記入

となっています。 ⑩の時間の合間で、訓練理論を勉強します。

これらの訓練スケジュールを行います。研修生さんのご感想はどうでしたでしょう? 

 

 

 


1128 台湾からの研修生さん 松本でパブリックアクセス体験

2013-04-23 14:19:31 | ADI 国際協力

国立屏東科技大学付設「工作犬訓練学校」からの研修生さんの第1日目

日本聴導犬・介助犬訓練士学院生さんも一緒に、松本でのパブリック・アクセス。

洋食の老舗 おきな堂で食事をし、蔵の立ち並ぶ縄手通りで散策。

バスで、松本駅に。電車で松本大学へ。駅前で買い物をして、バスで再度、縄手通りに。

これは、ユーザーさんの認定試験とまったく同じコースになります。計3時間くらいでしょうか。

集中力も、切れます。なれない犬のコントロールでの疲労で、結構自然体になっちゃいますよね。

だからこそ、ユーザーさんと補助犬の絆の強さや関係で、これまでのユーザーさんも乗り越えていかれています。

ユーザーのみなさん、がんばってます。

そういった難しさも、これから台湾で聴導犬を広めようと考えていらっしゃる研修生さん、大学に知っていただきたいです。

今日は、だいすけ君と訓練士のSさんのペア。エレベーターにいっぱい落ちていたクッキーも無視し、

飲食店でガラス越しで吠えている犬も完全無視できました。日々の訓練のたまものですね。