光栄にも、(福)日本聴導犬協会「元気いっぱい聴導犬・介助犬訓練センター」に、阿部長野県知事のご光臨をいただくことができました。
Pro-Dog School事務局気賀澤さんの愛犬くろきちちゃんも大きな役割
応援をいただいておりますみなさまに謹んで、ご報告を申し上げます。時間制限15分。その中で、介助犬(でん君)デモンストレーション、聴導犬(ふじちゃん、だいすけ、あきちゃん)デモンストレーション、長野と沖縄のお二人のユーザー体験談、(福)日本聴導犬協会地域社会貢献であるPro-Dog School事務局 気賀澤さん+くろきちちゃんからの地元での活動をご披露させていただきました。
なんとなく、時代劇の午前試合的な・・・。
阿部知事に「いかがでしょう? いかがでしょう?」と、まるでお披露目会になってしまいましたが、スタッフやユーザーさん、ボランティアさんの(もしかしたら、殺気立った???)気合のこもった15分間でした。
もうお帰りの時間でしたが、まだ幼いので粗相をお許しいただいた上で、子犬6頭をカーゴに乗せてご紹介させていただきました。
仙台の動物管理センターから来た「たろうちゃん」。青森の動物愛護センターから頂戴した「さくら子ちゃん」。
生後3カ月~6カ月の子たちです。どの子もご来客様からご褒美をいただいているので、知事にも、すぐに「こんにちわ。こんにちわ」と、愛想の良さでした。
前の飼い主さんにあまりかわいがられていなかったという「たろうちゃん」だけが、カメラに怖がって、ちょっと吠えましたが。他の子はまったく吠えも、おびえもせず、阿部知事から
「どうして吠えないのですか?」とのご質問をいただきました。
「ストレスに強い子犬を選んでいるということもありますが、初めてのみなさまにお目にかかるのもストレスにならないように育てています」
と申し上げました。予定の15分間を大幅に上回り、40分ちかいご滞在になりました。
「最後に、何か困っていることはありませんか?」とのおやさしい言葉に、「みなさま同じでしょうが、資金です」。
「でも、知事のご前で失礼なのですが、指導を受けた『英国聴導犬協会』のCEOから『行政からの補助を当てにせず、一般社会からの支援で運営えきることがチャリティ団体のプライド』と言われております。もしも、社会に必要な活動ならば、たくさんのみなさまからの少しずつのご支援をいただきながら運営が継続できると信じております」と申し上げました。
すでに1頭分の補助金を長野県から頂戴しているくせに、とても失礼だったかしら? とも思ったのですが、なんでも正直に申し上げておかないと、後で、発言が食い違ってしまったりするので、どこでも、どなたにでも、同じことを申し上げております。
本心では、補助金をいただけることは、心底うれしいんですよ。でも、ご寄付の多様性こそ、長く安定した運営につながると信じております。
最後に、この日のために、サントリー様からご寄贈いただいた「抹茶入り、いえもん」おいしかったです。ありがとうございました。
また、宮田村平澤村長、飯島市議、前田市議など、ご同席いただきましたみなさまに心から御礼を申し上げます。