ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する皆さまにお届けするブログです

1980年6月7日付 ビルボード 全米 Top40 The Pretenders - Brass in Pocket

2016-06-09 22:13:38 | 1980年ビルボードTop40
1980年6月7日付ビルボード All American Top40、2週目の1位はLipps,Inc.の"Funkytown"。Lipps,Inc.ですが、アメリカミネソタ州ミネアポリスで結成されたディスコソングユニットで、もちろん初めてのヒット曲で1位を記録しました。

2位は3位からアップ、Paul McCartney & Wingsの"Coming Up"、表記はWingsではありましたが1978年に5位まで上がった"Goodnight Tonight"以来のTop5ヒットです。
3位は6位からアップ、Ambrosiaの"Biggest Part of Me"。Ambrosia、1978年に3位を記録した"How Much I Feel"以来のTop5ヒットとなりました。
4位は前週と変わらずこれで3週目の4位、Kenny Rogers feat. Kim Carnesの"Don't Fall In Love With A Dreamer"。Kenny Rogersとしては3位を記録した"Coward Of The County"以来のTop5ヒット、Kim Carnesは初めてのTop40ヒットです。
2位からダウンして5位はBlondieの"Call Me"。6週間の1位を記録した年度を代表する大ヒットになりました。Blondie、1979年4月に1週のみでしたが1位を記録した"Heart Of Glass"以来のNo.1。グループ2曲目の1位です。

この週14位はThe Pretendersの"Brass in Pocket"。最高位はこの14位。最高位は14位ながら年間チャートは41位。かなりのロングセラーでした。
The Pretendersですが、ボーカルのクリッシー・ハインドを中心に結成されたイギリス出身のニュー・ウエイブバンド。
"Brass in Pocket"はファーストアルバム「Pretenders」からのシングルで、全英でヒットしてアメリカにも上陸して大ヒットしました。
気だるい特徴的なクリッシー・ハインドのボーカルにストレートなロック、なかなかこのバンド、カッコよかったです。


今週 先週 song / artist
1 1 FUNKYTOWN / LIPPS, INC.
2 3 COMING UP / PAUL MCCARTNEY & WINGS
3 6 BIGGEST PART OF ME / AMBROSIA
4 4 DON'T FALL IN LOVE WITH A DREAMER / KENNY ROGERS w/KIM CARNES
5 2 CALL ME / BLONDIE
6 11 THE ROSE / BETTE MIDLER
7 9 AGAINST THE WIND / BOB SEGER
8 8 HURTS SO BAD / LINDA RONSTADT
9 10 CARS / GARY NUMAN
10 13 LITTLE JEANNIE / ELTON JOHN
11 21 IT'S STILL ROCK AND ROLL TO ME / BILLY JOEL
12 17 SHE'S OUT OF MY LIFE / MICHAEL JACKSON
13 16 STEAL AWAY / ROBBIE DUPREE
14 14 BRASS IN POCKET / PRETENDERS
15 19 CUPID / SPINNERS
16 5 SEXY EYES / DR. HOOK
17 7 STOMP! / BROTHERS JOHNSON
18 20 LET'S GET SERIOUS / JERMAINE JACKSON
19 18 LOST IN LOVE / AIR SUPPLY
20 24 LET ME LOVE YOU TONIGHT / PURE PRAIRIE LEAGUE
21 25 WONDERING WHERE THE LIONS ARE / BRUCE COCKBURN
22 15 BREAKDOWN DEAD AHEAD / BOZ SCAGGS
23 22 RIDE LIKE THE WIND / CHRISTOPHER CROSS
24 12 I CAN'T HELP IT / OLIVIA NEWTON-JOHN & ANDY GIBB
25 27 SHOULD'VE NEVER LET YOU GO / NEIL SEDAKA & DARA SEDAKA
26 23 TRAIN IN VAIN / CLASH
27 34 SHINING STAR / MANHATTANS
28 30 LADY / WHISPERS
29 26 ANOTHER BRICK IN THE WALL / PINK FLOYD
30 32 WE LIVE FOR LOVE / PAT BENATAR
31 31 GEE WHIZ / BERNADETTE PETERS
32 37 WE WERE MEANT TO BE LOVERS / PHOTOGLO
33 35 TWILIGHT ZONE/TWILIGHT TONE / MANHATTAN TRANSFER
34 43 TIRED OF TOEIN' THE LINE / ROCKY BURNETTE
35 40 NEW YORK, NEW YORK / FRANK SINATRA
36 36 I DON'T WANT TO WALK WITHOUT YOU / BARRY MANILOW
37 42 TWO PLACES AT THE SAME TIME / RAY PARKER JR. & RAYDIO
38 38 LOVE STINKS / J. GEILS BAND
39 41 NEW ROMANCE / SPIDER
40 29 WITH YOU I'M BORN AGAIN / BILLY PRESTON & SYREETA

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
クリッシー・ハインド (星船)
2016-06-12 18:00:58
ミュウさんこんばんは。
クリッシー・ハインド、カッコよかったです。
気だるいようでいて迫力ある彼女のボーカル、ライブにぴったりでカッコいいバンドでした。
返信する
全英トップ20 (星船)
2016-06-12 17:55:02
めったさんこんばんは。
いや~懐かしい「全英トップ20」、大貫憲章さんとスヌーピーですね。デュラン・デュランやワムなどとともにプリテンダーズも大人気アーティストでした。あの頃は土曜の夜のラジオが待ち遠しかったです。
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クリッシー大好きです (ミュウ)
2016-06-11 20:53:29
クリッシーかっこよかったです。
とにかく、ライブの演奏姿が決まってました。

まさに、ガールズロックの頂点的存在でした。
オシャレで、センス抜群の演奏も良かったですね。
返信する
恋のブラスインポケット (めった)
2016-06-11 20:37:37
「恋の」を頭に付けた邦題(^_^;) 意味わかんないっスね。ビデオだとウエィトレスのクリッシーが最初の方で「銅貨」(brass)をエプロンのボケットに入れますね。恋の願掛けみたいなものなんでしょうね!この曲は全米トップ40の姉妹番組?「全英トップ20」を思い出します!
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