1988年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart31は、Jane Wiedlinの"Rush Hour"。最高位は7月30日付の第9位。年間チャートは残念ながら圏外でした。
Jane Wiedlinですが、アメリカ合衆国ウィスコンシン州出身のシンガーソングライター。というより、ガールズロック・ポップグループThe Go-Go'sのメンバー、リズムギター・バックボーカルを担当していました。
そのThe Go-Go'sでは、ソングライターとしても活躍、初のTop40ヒット"Our Lips Are Sealed"は、彼女とイギリスのロックグループファン・ボーイ・スリーのボーカリスト「テリー・ホール」の共作。こちらをご覧ください→→→
そのThe Go-Go'sは、85年に解散するのですが、その解散直前に、Jane Wiedlinはバンドを脱退、ソロ活動に入ります。
The Go-Go's出身でソロで活躍といえば、もちろんBelinda Carlisle、"Heaven Is a Place on Earth"でNo.1に輝くなど、大活躍ですが、そのBelinda Carlisleに続いてJane WiedlinがTop40に入ってきました。
Jane Wiedlinのソロ転向後の第一弾アルバム『Jane Wiedlin』は、アルバム・シングルともヒットしなかったようですが、1988年にリリースしたソロ第二弾アルバム『Fur 』からのシングルがこの曲"Rush Hour"で、Top10ヒットとなりました。
"Rush Hour"の曲の作者はJane Wiedlinと、ソングライターのPeter Rafelsonの共作。この曲、覚えやすく親しみやすいポップな曲、初期のマドンナっぽいところもあるでしょうか。
べリンダよりよっぽどジェーンでありました。こういう利発そうで可愛い人が好きなんですよ~😆
ヒットの当時ビデオは見ておりませんでしたので今さらながらではありますが。
イルカショーもなかなかイイですね😃
まあ、外見はともかく、どうしてもBelinda Carlisleとの比較になりますね。ヒット曲の数と質では、断然Belindaの方でしょうけれども、この"Rush Hour"も、ポップでヒット性の高い曲で、そのとおりのヒットになりましたね。
元RunawaysのⅬ.Fordに続いて、元The Go-Go′sからも2人目のソロヒットですね。
どちらも1人目のヒットに比べれば控え目ですが、ガールズグループから2人のソロヒットは珍しくないですか。
そもそも、ガールズグループ自体が少ないですからねぇ、そんな中でのランナウエイズとゴーゴーズからの二人のソロヒットは立派です。もう一つのバングルスからのソロヒットは、スザンナ・ホフスがちょっとだけヒットしただけで、その他のメンバーはヒットにまでは至りませんでした。
お父さんはかつてのモンキーズがデビューする番組のプロデューサーでした。
Go-Go'sのソロ活動ではシャーロット・キャフィーが89年にthe Gracesという女性3人組バンドを組んでデビューしていました。(lay down your armsが最高位56位 なかなかいい曲ですよ)メンバーの1人は後にソロで活躍するメレディス・ブルックスです。
ソングライターのピーター・ラファエルソンという人は、良くわからなかったのですが、へぇー、そんな方だったのですね。
メレディス・ブルックスといえば"Bitch"の人ですね、Go-Go'sとそんな関係があったとは、こちらも知りませんでした。
80年代のガールズグループといえば、前半はThe Go-Go′s、後半はThe Banglesでした。
どちらも比較的短命で残念でした。
グループでの実績はThe Banglesでしょうけど、解散後のソロの実績ではThe Go-Go′sの方がヒットしました。
一般的には馴染みの薄いCMでしたが、当時の88年のセンバツ高校野球のときによく流れていました。
このCMにはジェーン・ウィードリン本人も出演していて、そのとき彼女はCMのキャッチ・コピーである「ドキドキ、ワクワク、生きている」を日本語で披露。
CMでもキュートな一面を見せてくれました。
「ジェーン・ウィードリン CM」で検索すると見つかると思うので、興味のある方はぜひ。
ガールズグループのソロとしては、もちろんThe Go-Go'sのBelinda Carlisleが抜きんでていますよね。一方で、The Banglesは、グループでのヒットがすごかったですね。ガールズグループでもいろいろでした。
いやー、知りませんでした。島津製作所ですか、そもそも島津製作所のCMがあったのですね。CMはYouTubeで見ましたよ。この曲、改めて、日本でもヒット間違いないメロディの曲でしたね。
ジェーンは“ラッシュ・アワー”について“急いでいるよう”に見えて、実際は“ドラッグ”のようなものとコメントしています。僕は電車通勤なので「ラッシュアワー」というと満員電車のイメージなのですが、ここは「車を運転」している人にとっての「ラッシュアワー」をイメージしなくてはいけません。
冒頭、主人公の彼女は恋の予感?に胸がドキドキ、そして「木を見て森を見ず」の状態になっています。そこで「あなたがハンドルを握る」(恋の行方おまかせコース!)と気持ちいい。でも、あなたは私を(You send me)。「ラッシュアワー」に送り込んでしまう。
ラッシュアワーはもう右なんだか左なんだかあれやこれやどうしていいものか?そして身体は熱くほてってくる…まあ、そういうことなんだろうと思います。比喩表現ですね。
ジェーン・ウィードリンは、The Go-Go′sのメンバーの中では、ステージで目立つ可愛らしいギタリストでしたね。
「ラッシュ・アワー」は、当然私も電車でのラッシュ・アワーを思っていましたので、歌詞は想像とは全然違いました。今、私は、車通勤で、毎日の、ただの渋滞に巻き込まれますが、お盆明けはこの曲を聞きながらの通勤にしようかなぁ。
危ないなあ😵💦
でもなかなか面白い曲でしょ?てご存じないかな?😫
へぇー、「ランチアワー」なんて曲あったんですね。聞いてみましたよ、「あわただしいランチアワー」ってとこですか。