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ミセスローゼンの道後日記

魚屋の女将たをやかささげ炊く

「美味しい季語」
豇豆(ささげ)」。初秋。マメ科の一年草。花も薄緑。長い鞘。“たおやか”は、動作がしなやかで優しい様。インゲンやササゲは炊くとたおやかになる。魚屋の美人若女将に「たくさん炊いたから。」と頂いた。おかず貰うとめっちゃ嬉しい。ご飯がすすみます。

「好きでしょう?」
ニックが独り言を言ってた。どうやら日本語の練習らしく架空の相手に向かって、「好きでしょう?」と言って、ニッコリする。イントネーションと語尾を変えて、「好きでしょうね?」とニッコリ。ちょっと言い方を変えて、「これ好きですか?」とニッコリ。何の練習? 誰に何を勧めてるん?

「火山石」
ニックが散歩していると、顔見知りの老紳士が両手に登山杖をつき、立ち止まっておられた。苔むした火山石を手渡して、「いい石を拾ったんだが、これ持って杖ついて帰れないからあげる。」と仰ったらしい。ニックはお礼を言って石を持って帰り、アリゾナサボテンの横に飾った。もしかしたら、「これ好きですか?」と聞かれたのかもしれない。










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