

ミセスローゼンの上人坂日記

五十年後の実生の桜かな
「時をかけるテレビ〜桜紀行・名金線・もう一つの旅〜」、佐藤さんと荘川桜のヒストリー。見逃し配信のお知らせ。テレビの無い私は、NHK...

もう一度道後温泉柳の芽
道後温泉の公式インスタグラムに、仲睦まじい老夫婦役で出演。膝枕にてウトウトと寛...

花過ぎて忘れられない傷一つ
花守会で会った人全員素敵だった。中でも一人の少女。俳号は伏せる。お母さんと一緒に愛媛の飴をつなげた花の腕輪を手作りして伊月庵で配ってくれた。私も貰った。組長は首にキャンデイレイをか...

ああ言えばこう言う桜漬ひらく
花守会の日に、お隣の“ひみつジャナイ基地”にて撮影する。いつき組の女子数名。写ってないけ...

うどん場に花の散り込む昼休
宇和島東高の同窓生に会ったのが、どこだったか、誰だったか忘れてしまったけど、その時、「うどん部があったよね? 手伝ったら一杯貰えて嬉しかった」と私が言うと、「うどん...

伊月庵桜の樹下に拾ふ物
椿の実の殻を木の下に見つけた。このままブローチにしたいような素敵な黒。花守会の後日、落...

亀と蛤互ひに鳴くを待ちてをり
朝から夕方までずっと楽しかった花守会。ワシントンD.C.と繋いでいつき組国際部の桜花交流大...

草朧獣の匂ひ確かめて
麗、霞、朧、という字を見るだけで春を感じる。昨日の続き。ヴィブラートは魂のメッ...

心臓の鼓動のやうに花ぬくし
生徒さんのビブラートのレッスンの中で、何百回と聞いたピアティゴルスキー先生の名言。「ヴ...

夜桜を待つ座布団の四十枚
最近は場所取りバイトは無いらしいね。会社名を入れた小提灯が周りの木に引っ掛けら...