
大試験おはりてさらに忙しく
長女の音大受験終る。早いもんだな。 リサイタルやコンサートがこの春目白押しで、運動不足...

麗かや合鍵どこに隠したか
わが家のヘチマもだいぶ古くなってきたっぽい。種って、しぜんにまた、落ちるのか。それと...

壊れたる機械のそばや百千鳥
「確定申告」 チェリストは自営業なので、確定申告しなければならないことになった。 私には生まれて初めてのことだ。経費を打ち込んでる間に、コンピュータが壊れた。 私だって壊れ...

啓蟄の瞼ぴくぴくしてをりぬ
子規博にて、素敵な写真展が無料で見られます! 私の好きなのは、これと、 これ。 子規さ...

春嵐ふと蘇る父の声
これも、好きです。椿を見ると、父を思い出す。なぜかな。 このカメラマンは道後を毎日歩...

落書きの字の寒さうな春である
映画の好み、好きな作家、あまりかけ離れてると、付き合うのむつかしい。 ニックと私は、二...

菜の花に向かつて吠えてゐる犬よ
かぼちゃんに手を焼く日々。 もともと落ち着きはなかったが、来月で1歳になろうという今、...

どの花も開きかけなるシクラメン
これは亀の手。 愛南町あたりでは、"せい"ともいう。 亀の手を持っているのはうちの母。 名...

孫十人名前色々花の道
ひとりランチのつれづれに、どうでもいい話題。二つ。 寒いテラスでおにぎりを食べていると...

雨雲を映す河原の桜かな
松山藩の藩校明教館にて、虚子のお孫さんの講演を聞く。楽しいひととき。 五年前の私な...