
春の星いつでも夢を歌ひつつ
五色そうめんすだれ。 同僚とライブへ行く。名残雪を歌ってくれた。相手がいないので一人で踊...

道後から奥道後まで春眠し
はいくガイドの新しいパンフを立てるスタンドを配って回る。帰り、ぽかぽか陽気とBGMのあまりの心地よさに車眠。前の夜午前三時まで歌ってたからなあ。あんだけ歌ったのに、チューリップメド...

其処にゐぬ人の噂や花の冷
霧の森大福を食べる。高校時代の友と話す。私が恋に走って子供置いて家を出た、と誰もが思っ...

箒もて何と戦ふ花の闇
深夜、突然ドアチャイムが、ピンポーンと鳴り響く。先生が帰った?いやいや、先生はさっきア...

花曇り坂のうへには雲ばかり
坂の上の雲というドラマを仕事で見ている。これは名作だ。司馬遼太郎の原作も名作だけど、映像製作が傑作なのだ。アカデミーアウォードのザロードオブザリングズに勝るとも劣らない、いや勝っち...

陽炎の石段下りて町へ入る
横文字コンビ町歩き。山はかすんで、天守閣は乾いてる、花が散ってる。 夜道後館でお風呂。脱...

行く春や金よりほかに悩みなし
出稼ぎに行ってるトーチャンから写真届く。(写真をクリックすると見られるかも)なぜバナナ...

花くずに足を休めてをられけり
二大名所ガイド。かしましいお姉様たちと句作しつつ歩く。 初めて組の雑誌を熟読する。(初め...

出稼ぎの人もどりくる春田かな
俳句米の田打に参加する。自分たちで耕して田植えしたお米を炊いて食べたら、そらうまいだろ...

田起しののちの雨なら存分に
俳句米の田起こしに、母と行く。鍬を打つのは前へ、後ろじゃない。打つ時は力を入れず、持ち...