
蜘蛛の糸一本庵開かな
「寝る前に読む一句、二句」で姉妹で喋くっていた事が、ぼちぼちと実現して行く。今年は伊...

蟷螂の祝に来る夕べかな
伊月庵の屋根に来てた蟷螂。 昨日羽田からハイウェイバスで富士山駅まで帰り、迎えに来て...

時鳥歳時記届く梅雨の入
今日は雨。松山はすでに梅雨入りしたそうだ。山梨も今日! ニックの高齢者運転講習と、運...

こんな坂登つてどうするかたつむり
先日句友に教えて貰った面白そうな本。月の歳時記のインタビュー用の質問リストを、ようや...

梅雨晴間七十歳の誕生日
早朝、ニックの兄からの電話で起こされる。子供達からもお祝の電話が掛る。ニックの子供達...

蚕豆のごとくに青し古希の人
二回目のリハーサルの前に、愛響オーケストラがサプライズのバースデーソングを奏で、古希...

古希の人香りて咲ける栗の如
ニック七十歳の新たな挑戦の始まり「ドヴォルザークチェロ協奏曲」が興奮の内に終わった。...

十年の汗を吸ひたる燕尾服
ニックの燕尾服が汗臭いので、そろそろクリーニングに出そうか? と聞いたが、いや生...

父の如荒波立てる夏の海
今日から連続七回飛行機に乗る。嫌だ、嫌だ。早く瞬間移動の技術を開発して欲しいものだ。...

天辺に蕾万歳立葵
棺桶リストに載せるほどじゃないが、ちょっと行ってみたかった場所。ロサンゼルスのカント...