塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

Jのクラブはファミリーをターゲットにしてはどうか

2011-11-10 23:14:21 | 日記
 僕には妻とお子さん3人との幸せな家庭を築いている、大学時代からの友人がいます。

 彼は謙遜しますが、この不況の時代、奥様と力を合わせて子育てをしている彼は凄い
と思いますし、彼は大学卒業後の10年間、一度も

 「転職」

 せずに今の仕事を貫き通しています。

 サッカーの世界で言えば、れっきとした

 「生え抜き」

 であり、欧州で導入される

 「育成ルール」
 「ファイナンシャル・フェア・プレー」

 の点で、クラブ財政を潤おす貴重な存在と言えます。

 彼はそれほどサッカーに関心があるわけではないのですが、今後Jリーグが新規のお客
を増やすには、彼のようなファミリー層を巻き込む必要があります。

 アメリカでMLBではなく、独立リーグの野球が数年前大きく報道された時期があります。

 それは大リーグの観戦料が高すぎて、家族連れでは相当な金額の負担を余儀なくされるの
に対し、独立リーグは格安の料金で野球と飲食を楽しめることから、ファンの拡大に繋がった
のです。

 今後シーズン・チケットが売れるかはわかりませんし、

 「客単価」

 をあげる為に、チケット代の値上げをするのは、自殺行為だと思います。

 ゴール裏のファンも大事ですが、新規ファンの獲得も重要な要素ですから、ファミリー層
の指示とチケット代の維持は、今後Jのクラブの大きな課題になる気がします。
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ポルトガル代表に混迷の気配(2)

2011-11-10 02:04:42 | 日記
 ポルトガルの風向きが悪い方向に変わっていることは、モウリーニョを

 「パート・タイム」

 として代表監督に招こうとした段階から、白日の下に晒されていました。

 日本でもユーロ96以降、ポルトガル代表を応援するファンが増えましたし、作家の村上龍氏
もそのひとりですね。

 90年代のポルトガルには、守ではフェルナンド・コウト、攻ではフィーゴとルイ・コスタ
がその存在を知られるようになりました。

 そして2000年代に突入すると、ヌノ・ゴメスのようなFWだけでなく、マニシェにコス
チーニャ、ヴィトール・バイアなど、玄人受けする選手も増えました。

 そして今ではロナウドが、ポルトガルの

 「代名詞」

 として君臨し、同じレアルのコエントランも、その存在価値を日々高めています。

 ですのでパウロ・ベントという代表監督が選手からの信頼を勝ち取れば、ポルトガルは再び
ビッグ・トーナメントを勝ち抜くだけの存在を得られるはずです。

 このままですと

 「レイモン・ドメネク」

 に率いられた、2008、2010年のフランスのようになってしまうかもしれません。

 フランスは、ロラン・ブランという聡明な指揮官の下で、かつての輝きを取り戻そうとして
います。

 もしベント政権が短命に終わるならば、案外

 「ルイ・コスタ」

 のように、実務経験が無くとも、選手が慕う人物が代表監督として指名されるかもしれません。
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ポルトガル代表に混迷の気配

2011-11-10 01:56:18 | 日記
 果たしてポルトガル代表は大丈夫でしょうか?

 チェルシーに所属するボジングワが、自身の人間性を否定する発言を受けたことから

 「パウロ・ベントが代表監督でいる限り、僕はポルトガル代表に加わる事を拒否する。」

 と宣言したんですね。

 実は誰だったか覚えていないのですが、ポルトガル代表への召集を拒んだのは、パウロ・
ベント政権下では、ボジングワが最初では無いんですね。

 このままベントが代表監督と続けていくと、更なる

 「代表召集拒否」

 を唱える選手が出てくる気がします。

 ルイス・フェリペ・スコラーリの下で、一枚岩になっていたポルトガル代表が、今では
懐かしく感じてしまいます。

 パウロ・ベントもその前任者カルロス・ケイロスも

 「スポルティング・リスボン」

 という老舗クラブを率いていた事が共通点なのですが、別に因果関係は無いと思います。

 ベントにしてもケイロスにしても、中心選手との諍いが目立つのは、ある種の固定観念、
即ち

 「このポジションにはこの選手しかいない!」

 という自身の考えが、余りに反映されすぎているのかもしれません。

 クラブレベルではポルトの他、スポルティング・ブラガの躍進など、その存在価値を高めて
いるポルトガルですが、代表は若干その

 「方向性」

 を見失いつつあるのかもしれません。
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