塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

イタリアとイングランド。その対照的な姿

2011-11-05 23:17:19 | 日記
 経済誌を読むと

 「好景気の時は慎ましく。不景気の時を大胆に」

 という、ある意味矛盾した内容の記事が書かれています。

 つまり好景気の時は皆高い収入があり、遊ぶ金に困らないからこそ、いざと言う時を
念等に置いて生活をしましょう。という意味なんです。

 僕が世界のサッカーを知った1990年代前半、カルチョはまさにサッカーの

 「代名詞」

 であり、イタリアは

 「カプトゥ・ムンディ(ラテン語で世界の首都)」

 であり続けました。

 もしこの時代に彼らがスタジアム問題に着手していれば、2010年代の今ここまでの
悲壮感に覆われることは無かった事でしょう。

 仮に着工しても20年以上経っていますから、リフォーム、特にトイレや椅子などの
整備は避けられないかもしれませんが、立て直すほどの資金は不要です。

 イングランドがフーリガン問題を一掃するために

 1・立見席の廃止
 2・家族連れが安心して観戦できる配慮

 など、きめ細かい指針のもとスタジアム問題を皆で話し合い、1992年のプレミア・リ
ーグの創設から、莫大な指示を得てきたのとは、対象できな光景です。

 日本もあと10年、20年後、ワールドカップ用に建設したスタジアムを修繕する時期
になりますが、その際どのような形で費用を捻出するかが、大きな鍵になります。

 ガンバが建設予定の新スタジアムが、それらの手本になるかもしれません。
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ユヴェントス、カルチョに楔を打ち込む

2011-11-05 23:03:20 | 日記
 ギリシャの経済問題が、イタリアに飛び火する模様です。

 イタリアはどうよらIMFの管理下におさまる模様で、夕方19時からののNHKの
ニュースでは、首相のベルルスコーニが声明文を読み上げていました。

 地盤沈下があらゆる分野から指摘されている「カルチョ」

 国内経済がここまで逆風であれば、カルチョの復権は夢のまた夢でしょう。

 僕はその中で
 
 「ユヴェントス」

 の底力を今感じています。

 インテル・ファンの僕からすれば、ユヴェントスに好印象を持つことを不思議に思う
かもしれません。

 僕が彼らが遂に

 「自前」

 の「ユヴェントス・スタジアム」を完成させ、イングランドと同様のビジネス・モデル
の展開が可能になった点です。

 今までカルチョは老舗、プロビンチャ関係なく、

 1・スタジアム問題
 2・八百長問題
 3・人種差別、差別横断幕問題

 を先送りにしてきました。

 とりわけ2点目は、ユヴェントスのルチアーノ・モッジを追放した後も、イタリア代表
として活躍したジュゼッペ・シニョーリに有罪が下るなど、芳しい内容ではありません。

 しかし老舗の維持でしょうか、ユヴェントスが自前のスタジアムであれだけの観客動員
を計上し、入場料収入を自在に操れるようになったことは、イタリア・サッカーに確実に

 「楔」

 を打ち込んだはずです。

 ただ今後銀行からの借入金を手に出来ても、返済は難しいでしょうし、仮に建設が出来た
としても

 「建設中の代用スタジアム」
 「土地の買収」

 など、クリアすべき問題が多々あります。

 今首位を走るユヴェントス。彼らがビジネスでひとり勝ちしても、おかしくないと考えます。
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福袋の予約の時期になりました。

2011-11-05 16:37:32 | 日記
 インターネットの通販サイトでは、既に福袋の予約を受け付けています。

 僕のスーパーでも、クリスマスケーキや年賀状の申し込みをアピールしていますが、
季節の先取りが商売の基本でも、何だか

 「やりすぎ」

 の気はします。

 ただこれだけ事前予約の時期を早めれば、それだけ「ゆとり」が生まれるのも確かです
から、今後も早い段階での年末、年始の受付は、変わらないことでしょう。

 サッカーの場合、福袋の目玉は当然ジャージですが、ブランドや各店舗からすると

 「在庫一掃」

 の大きなチャンスでしょうし、ファンも自分の欲しかった品を、安値で購入できるかも
しれませんしね。

 例えばインテルのファン・サイト

 「インテル通信」

 では、ジャージ以外にも、小物や書籍の詰まった福袋もありますし、今後福袋の中身は
更に変化してゆくと思います。

 ただ欧州の関係者からすれば、この企画正直よくわからないと思います。

 服を試着することなく買う事は当然リスクを背負いますし、欧州の人間は自分の体に合った
服を適正価格で買う事に主眼をおいています。

 ですので

 「タンスの肥やし」

 になりそうな買い物をしている僕たちをみて、不思議に思っているのではないでしょうか?
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ファーガゾン、在籍25周年を6日に迎える

2011-11-05 14:29:21 | 日記
 現地時間の11月6日、ユナイテッドのファーガソン監督が就任25年目という節目
を迎えると、ゴール・コムが報じています。

 ユナイテッドだけでなく、世界中の関係者から大きな敬意を払われるファーガソンで
すが、厳しい批判にさらされた時期があったんです。

 1995-96シーズン開幕前、ユナイテッドファンが

 「仰天」

 する移籍劇を、ファーガソンは実行します。

 ポール・インスとマーク・ヒューズ、そしてカンチェルスキス。

 攻守の軸となる3選手をトレードに出し、下部組織からベッカムとスコールズ、ギャリー
とネビルの兄弟ふたりをトップに登録することで

 1・クラブの新陳代謝
 2・自分の提言を聞き入れなくなりつつあるベテランから若手への世代交代

 をファーガソンは周囲に訴えたのです。

 しかしこの劇的な「入れ替え」は、メディアもファンもまるで納得いかず、リーグ優勝を
逃した以外で、彼にここまでの

 「逆風」

 が吹き荒れたのは、1986年にマンチェスターに降り立って以来、初めての出来事でし
た。

 確かに実績の無い若手と、イングランド、ウエールズ、そしてロシア代表でも主力を担う
重鎮を入れ替えるわけですから、ファンが

 「ヒステリー」

 を起こすのは致し方ない出来事でした。

 ファーガソンもその点は折込済みだったでしょうが、ここまで強い反発を受ける事は、さ
すがに予期できなかったのではないでしょうか?

 結果は周知のとおりで、ファーガソンの手腕が改めて讃えられたわけですが、在籍25周年
を迎えても、彼の意欲は全く衰えていない様子です。
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遠藤を日本で休ませてはどうか

2011-11-05 14:20:22 | 日記
 ザッケローニ監督は、体調の戻らない遠藤をこのまま代表に帯同させるつもりでしょう
か?

 僕は彼をタジキスタン、北朝鮮戦から外して日本に留まらせたほうが得策だと感じます。

 長友の離脱は決定的でしょう。

 攻守の要ふたりを欠けば、確かに戦力としては痛手です。

 でも逆にワールドカップ予選を経験していない選手が、予選の重苦しさを味わえる機会
となれば、あながちマイナスの面ばかりではありません。

 最終予選に進むには、この3次予選を勝ち抜く必要がありますから、仮に遠藤を欠いて
負けるようならば、監督の進退問題に発展するでしょう。

 しかし3次予選で敗退するようならば、最終予選を勝ち抜くことが出来ないという証明
になりますし、本戦もそうですが、予選を戦える選手も多くないのが実情です。

 代役になるであろう選手は、まだ

 「心の準備」
 「周囲との連携のアック人」

 に時間を費やせますし、遠藤、長友と比較してスカウティングが少ないという利点もある
でしょう。

 ザッケローニ監督は、代表選手を固定しつつあります。

 新顔の招集が見込めないのであれば、既存の選手の立ち居地、レギュラーかサブかを

 「ひっくり返す」

 しか、新風を吹き起こす予知がありません。

 遠藤は帯同するでしょうが、もし彼の体調が悪化した際、ガンバとの関係が心配になります。
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