塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

愛媛FC、エリエールを胸に刻むも果たして来季は?

2011-11-25 20:06:01 | 日記
 世間を騒がせている「大王製紙」問題、実はサッカーファンには無視できません。

 と言いますのも、愛媛FCは、大王製紙の看板商品である

 「エリエール」

 を胸スポンサーとして登録している為です。

 愛媛FCはサプライヤーがミズノですが、この契約も含めて来季のスポンサー問題を今
から解決しなくてはいけないように思います。

 僕の考えですが、やはり来季もエリエールを胸に刻むことは、社会的観念から不可能で
しょうし、やはり新たなスポンサーの獲得は急務だと思います。

 例えば長野パルセイロも

 「AOKI」

 との提携解消後、資金不足に悩まされたのは事実です。

 J2はJFLへの降格はありませんが、JFLからの昇格はありますから、競争が

 「過当競争」

 になることは目に見えています。

 スポンサーを含む資金調達は、選手、コーチとの契約だけでなく、外国籍の選手の獲得
など、クラブの根幹に関わりますしね。

 愛媛のファンは、

 「カジノで豪遊するお金を、クラブに回して欲しかった。」

 そう考えているのかもしれません。
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嗅覚を効かせること

2011-11-25 19:57:58 | 日記
 盆暮れ正月にクリスマスと休む事ができないスーパーの従業員も、得することはあるんで
す。

 それは一足先に

 「広告掲載品」

 がわかるという点です。

 広告に掲載されているからには、数日前から陳列を含む準備を始めなくてはいけませんし、
ポップのように見出しもつける必要があります。

 僕は店で食品は買いますが、衣料品を買う事は殆どありません。

 でも従業員も仕事が終われば客になりますから、割引サービスが受けられる品は買って
みようかな。とも思うものです。

 サッカークラブも一緒で、いかに

 「嗅覚」

 が優れたGM、フロントを持つかが大きな鍵になるでしょう。

 もう専門誌が冬の移籍市場の特集を組むように、前半戦出遅れたクラブはこの補強で
失敗はゆるされませんし、中小クラブは現金収入を得る良いチャンスです。

 例えばミランは昨年ファン・ボメルを獲得して中盤の穴埋めに成功し、バルセロナは
将来の布石として、オランダ代表のアフェライを獲得しました。

 クラブによって補強の方向性は様々ですが、他のクラブよりも先に

 「情報戦」

 を製することは、今後補強を行う上でますます重要になるでしょう。

 もちろんアブラモビッチやベルルスコーニのような、独断での獲得と監督への押し付けは
避けるべきでしょうが。
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選手の売却の注意点(3)

2011-11-25 19:03:49 | 日記
 選手の売却で一番厄介なのは、高齢の主力選手を扱う時ですね。

 例えば現在のチェルシーのように。

 30代半ばを迎えるランパードとドログバ、そしてテリーの未来をこのまま預かるか、
それとも彼らを他のクラブに譲るかで、チェルシーの未来は、財政問題と戦力問題の
両方で大きく変化します。

 難しいのは、彼らが

 「年はとった。そかし老け込んではいない」

 という点です。

 これが30代後半、例えばインテルはマテラッティとの契約を更新しませんでしたが、
彼のように主力でも現役引退が迫っている選手の場合、ファンから大きな反発は起きま
せん。

 しかしまだ働ける年齢に加えて、ランパードとテリーのように、数少ない

 「英国の選手」

 は切り捨てると、今後UEFAが定める自国ルールの面で不利になりますし、ファンの
大反発もありえますから、チェルシーにしては本当に大問題です。

 古い話ですが、ローマが90年代の後半、クラブの「顔」であったジャンニーニをトレー
ドしたのは、トッティという代役の成長があったためですし、ユヴェントスもバッジョから
デルピエロという形で

 「血の流れ」

 を更新しました。

 つまり後釜なしに主力の移籍は困難であり、トーレスとマタ、ふたりのスペイン代表が
確固たる軸となるまでは、現状維持が最適のように思えます。
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選手の売却の注意点(2)

2011-11-25 18:55:15 | 日記
 アザールのような有望選手の売却も重要ですが、更に神経を使うのは中堅選手の移籍
です。

 例えば2001年の夏、ルイ・コスタはフィオレンティーナの借金問題を解決する為、
恩師ファティ・テリムが待つ、ACミランへ移籍しましたが、当初はパルマへの移籍が
濃厚でした。

 しかしルイ・コスタが、パルマへの移籍を断った為、フィオレティーナはミランへ打診
をし直したのです。

 もしルイ・コスタがパルマに移籍していれば、翌年の中田英寿の移籍劇そのものが消え
ていたはずですから、移籍劇の

 「あや」

 は空恐ろしいものがあります。

 中堅選手は所属クラブで主力を背負ってきた自負がありますし、若手と比較した際に、
選手生活という点で先が見えています。

 報酬もそうですが、自分のキャリアを考える上で望まない移籍は避けたいと思うのが
当然ですし、周囲から

 「我儘」

 と言われても、受け入れられない選択は拒否せざるを得ません。

 ネスタもラツィオの経済事情を救う為、ミランへ移籍しましたがファンの罵声は凄まじい
ものがあったようです。

 フィオレンティーナや2002年にGKのトルドをインテルに売却しましたが、それで
も財政事情は好転せず、結局破産してしまいます。

 一方のラツィオも当時のオーナーであるクラニョッティは職を辞し、現在のロティート
政権に入ります。

 選手の移籍は時にステップアップではなく、クラブの財政問題が絡むことも、僕たち
は認識する必要があります。
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選手の売却の注意点

2011-11-25 18:44:49 | 日記
 今日も不用品を売却して小銭を得ましたが、僕は売る際に馬鹿だとは思いますが

 「今までありがとう。
  良い人に買ってもらってくれ。」

 と一言礼を言ってから、買い取りカウンターに持っていくようにしています。

 物とは言え、今まで僕の生活に彩りを与えてくれたのですから、僕なりの感謝の証という
わけです。

 ちなみに店頭で僕の売った品と再会した時も、同様の言葉を呟いています。

 物は物ですから、僕が査定金額に納得すれば、商談は成立し現金収入を即座に得られま
す。

 しかし

 「選手の育成と売却」

 がサイクルとして成立しているサッカーでも、選手の売買は必ずしも巧くいくとは限り
ません。

 例えばリールに在籍するベルギー代表アザールは、2012年の夏の移籍が、半ば既定
路線として叫ばれていますし、本人も移籍の意思を見せています。

 この俊英を狙うクラブは非常に多く、今夏はインテルがリールに獲得の打診をしたと
言われています。

 ですが仮にリールが途方も無い移籍金を要求すると、商売そのものが不成立に終わって
しまいます。

 例えばアレクシス・サンチェスをウディネーゼが安売りしなかったことはその一例で
しょうし、カルロス・テベスがしぶしぶシティに残留したのも、彼が

 「高すぎる」

 値札を背負っていた為です。

 リールはスモール・クラブですから、アザール売却で得た資金を補強費に回す必要が
ありますから、

 「ふっかける」

 事はないはずです。

 しかし商談が成立するかしないかは、世界の経済事情も反映しますから、折り合いを
うまく付けることが必要ですね。
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