塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

サッカーが日常に取り込まれる風景

2011-11-27 21:35:55 | 日記
 「田中」
 「マルクス」
 「トゥーリオ!」

 テレビ朝日のサッカーコメンテーターの川平慈英氏そっくりの声で田中マルクス闘り王
の名前を叫ぶ博多花丸さん。

 僕はそれを見るたびに笑ってしまうのですが、こうした

 「日常」

 の中にサッカーの話題があると、とても嬉しくなりますし、単純に知らない人でも笑え
ると思います。

 博多花丸さんは当然ソフト・バンク・ホークスのファンですし、単に「ネタ」として疲
労しているだけかもしれませんが、これが元で

 「田中マルクス闘り王」

 を知った方もいるはずです。

 サッカー好きならば

 「3人じゃなくてひとりの選手!」

 と突っ込みどころ満載で、勿論ご本人もそれを承知の上で「突っ込まれる」事を期待
しているわけですが、試合や練習以外のことで選手が話題になるのは、おおいに結構だと
思います。

 週刊誌で書かれると

 「有名税」

 と選手をなぐさめがちですが、笑いで皆が楽しんでもらえるのなら、選手も嬉しいと
思うのです。

 例えばワールドカップ終了後、今野選手が発した

 「集まれ!」

 のネタの闘り王でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

川澄選手へ祝福の言葉

2011-11-27 16:38:28 | 日記
 なでしこリーグMVPに輝いた川澄選手を祝福したいと思います。

 「2011年はかけがえの無い思い出に詰まった、良い1年になりましたね。
  本当におめでとうございます。」

 僕も正直言いますと、ワールドカップ開催中に初めて川澄選手の存在を知りました。

 「こんな綺麗な選手が、なでしこにいたのか!」

 と驚いたことを覚えています。

 僕が川澄選手の他、澤、そして宮間のいずれもが謙虚な気持ちで会見に臨み、周囲への
感謝の気持ちを抱いている事は、周囲を暖かい気持ちで包んだと思います。

 これだけ毎日

 「なでしこ」

 と騒がれ、様々な形でスポンサー・シップが締結されたなら、どこか調子に乗っても
不思議ではありませんが、3選手に限らず皆が落ち着いた行動をとっていることは、や
はり評価すべきでしょう。

 彼女たちが地に足をつけていられのは、不遇と言われた過去数年のリーグの状況が大
きく影響していると思います。

 それはリーグの整備という点では、日本サッカー協会や各クラブの問題でしょう。

 でも僕たち応援する側にも問題があったはずです。

 澤、宮間、そして川澄の3選手にドイツ、フランスから引き抜きのオファーがあるかも
しれませんし、2011年のオフ・シーズンも、彼女たちは忙しい日々が待っているよう
に見えます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カズには政治家の素質ありと見る

2011-11-27 16:25:59 | 日記
 僕はカズには政治家の素質があると思います。

 そんなことを急に言われても、カズ本人は戸惑うでしょうが、僕は本気で考えています。

 その抜群の知名度もそうですが、前回お伝えした議論できる稀有な人材として、カズは
本当に有能だと思うのです。

 仮にカズが本当に将来政治家に転向したならば、カズを助けて彼の法案を国会に通す

 「相棒」

 が不可欠ですが、その存在さえ得られれば、僕は充分選挙活動、国会での答弁に問題は
無いと思います。

 現在日本の政治家で海外在住経験者がいかほど存在するか、僕にはわかりかねますが、
少なくともカズには、ブラジルとイタリア、クロアチア、そして短期ですがオーストラ
リアと

 「4カ国」

 で暮らした経験があります。

 加えてポルトガル語とイタリア語を流暢に話せる事は、「通訳」に頼ることなく相手の
真意を掴めることもできる。

 これは大きなアドバンテージです。

 欧州の政治化が自分の身なりで、自分の思考、立ち位置を表すしぐさに長けているのは
周知の事実です。

 日本の首相がサミットで冴えない表情を浮かべているのは、語学力と体格だけでなく、
洋装がやはり劣っている為でしょう。

 カズが洒落者であるのは有名ですが、カズならば公の場に相応しい身なりできっと登場
してくれるはずですし、変にかしこまることなく、他国の要人と語れるに違いありません。

 僕はカズの

 「政治家」

 としての素質は、非常に高いと思うのですが、皆さんはどう思いますか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウエットかそれともドライか、それが問題だ

2011-11-27 16:17:10 | 日記
 本人にその意志は無いと思いますが、中田英寿が今監督に指名されても充分成功できる
と思います。

 その理由は何かと言いますと

 1・日本代表と欧州での成功
 2.内外から幅広く集めた情報収集

 の2点が考えられます。

 カズが以前から指摘していることに、

 「日本は議論の文化が無い。」
 「審判の判定に微妙ですね。と言うのではなく、今のは間違いです。という言い方が必要
  だね。

  それは審判に対する批判でも文句でもない。」

 が挙げられます。

 日本ですと監督に意見を言う際に

 「失礼ですが」

 と前置きをした上で発言しますね。

 時代劇でも「僭越ながら」という言い回しをしますから、年長者に対する配慮は昔からの
日本の風習と考えられます。

 その一方で頭で文章を紡ぐよりも、自分の考えをそのまま口にするほうが、相手に伝わる
場合もありますね。

 欧州、南米のいずれも、監督や選手同士で盛んに議論しても、試合と練習が終われば変な
わだかまりを持つことなく、挨拶をして帰宅すると言います。

 中田英寿のように

 「議論できる文化」

 に身を置いた人間が監督になったなら、それだけで価値があると思うのです。

 日本はきつい言い方をすると、僕も含めて「何だよ!!」と思いがちですし、ウエットな
関係です。

 しかし欧州と南米は良い意味で「ドライ」なのでしょう。

 気質の問題ではありますが、日本サッカーが議論する姿を構築すれば、一般社会、特に
企業にも変化が生じるかもしれません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ピッチ上の指揮官(3)

2011-11-27 13:52:26 | 日記
 中田英寿が路木龍次に意見した際、西野監督には単なる

 「自分勝手」

 な姿としか映らなかった。監督は既に中田がナイジェリアとワールド・ユースで対戦
していて、免疫力があることに気付いておらず、それは彼以外の選手も同様でした。

 逆に中田は他の選手が、今日の対戦が初めてのナイジェリア戦であることがわからず、
どうしてこんなに驚愕の表情を浮かべているのか、理解できなかった。

 つまり、アトランタ五輪のナイジェリア戦のハーフタイムには

 「お互いにある根底」

 が通じ合っていなかったわけです。

 ピッチ上の指揮官というのは、むしろピッチの上で戦術を確認するのではなく、「裏」
で監督と仲間の意見を

 「微調整」

 する存在なのかもしれません。

 例えばジーコもザッケローニも

 「プレイするのは君たちだ。
  自分たちで考えて行動しろ。」

 と常に伝えてきましたが、例えば現在はどうしても3-4-3が機能不全に陥っていま
す。

 それは選手達が3-4-3を遂行しようとするあまり、自分が思う形を封印してしまって
いる為でしょう。

 そのような時に

 「思い切っていこう!
  監督の意見も大事だけど、自分らしさをもっと大切だ!!」

 そう鼓舞し、監督との調整役ができる選手が、今後日本を問わず不可欠になると思います。

 そうしますと長谷部誠は現在、誰もが認める主将であり、同時にピッチ上の指揮官でも
あります。

 今僕たちは、今まで得られなかった存在を得ようとしていると思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする