塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ポーカーフェイス、その表情が崩れる時

2012-10-12 23:12:09 | 日記
 例えば野球の投手が

 「先発を任されたのに、試合を作れなかった」
 「抑えとして勝敗を託されたが、敗れてしまった」

 時は本当に悔しくて、なかなか寝付けないと聞きました。

 サッカーですとせっかく得たPKを外したり、試合終了間際に失点したならば、やはり相当落ち込む
と思います。

 僕の場合、失敗した際の感情は「悔しい」ではなく

 「不甲斐ない」

 という代物ですが。

 どうしても物事を悪い方へ考えてしまうのが僕の特徴で、気になることがあると夜布団の中で幾度も
寝返りを打ちます。

 最終的には殆どが

 「杞憂に終わって良かった。」

 という形になりますが。

 ですのでかつてのロマーリオや今のバロテッリのように、新聞と雑誌が面白おかしく彼らの動向を
伝えているにも関わらず、

 「ケロッとしている」

 選手は本当に凄いと感じます。

 表面的にそう見えるだけで、実際はそうでないのかもしれませんが、自身の弱みを見せず表情を崩さ
無い点は頼もしいですね。

 1990年のワールドカップ、ガスコインが流した涙は英国中を震撼させましたが、ファンの誰もが
ガッザが無くとは思いもしなかったからこそ、あれだけの話題になったわけです。
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ミスをすること、ブーイングを浴びること

2012-10-12 23:04:46 | 日記
 今日、業務で手痛い失敗をしました。

 ミスに気づきすぐに店内放送を依頼しましたが、お客様に再び会うことが出来ず、すぐさま責任者
に報告しましたが、

 「注意力散漫」

 を批判されても仕方がありません。

 報告した上司は怒ることなく報告を受け入れてくれましたが、不思議なことにこうした失敗した際、
人は心のどこかで

 「痛罵されること」

 を期待しています。

 「大丈夫、何とかなるよ。」

 という優しい言葉の方が、むしろ心の不安を助長させる気がします。

 ですからサッカーでも、選手がミスをした、悪質なプレイで退場した際は、選手の肩を持つよりも、
ブーイングを浴びせた方が時に効果的だと思います。

 当然選手の人格否定、知人と家族がき傷つくような批判はダメですが。

 例えばパルセイロのようなアマチュアでも、選手たちはブーイングを浴びる覚悟があります。

 実際薩川監督もインタビューで

 「ファンは選手にもっと厳しく接してもらって構わないし、選手もその点は理解している。」

 と以前語っていました。

 ミスをして謝る、お詫びをすることはやはり勇気がいることですし、誤った姿を見てもらっても
納得できない方がいます。

 それでもミスを犯したからこそ、あとで

 「あの時にミスがあったからこそ、今の僕がいる」

 と語れたなら素晴らしいのですが。

 
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目の上のたんこぶの重み

2012-10-12 00:50:21 | 日記
 僕は夫婦関係というのは、ある種レアル・マドリードとアトレティコ・マドリードと同様だと
感じます。

 前者が妻、後者が夫と考えてください。

 僕の母は幼少期、父の帰りが遅く夕食が遅くなろうとも、常にこう言い続け父に頑張りを労わっ
てきました。

 「お父さんががんばっているから、私たちは安心して生活できるの。」
 「もう少しで帰ってくるから我慢しましょう。」

 でも、店で働く、もしくは休日で本屋やリサイクルストアを覗いていると、どうやら母の考えが
時代遅れになりつつあるようです。

 夫は自分が本当に必要だと思うものでも、妻の了解なしには買えない上に資金の提供すらままな
らない。

 妻がひとこと

 「いらない」

 と言えば、夫は黙って品を陳列棚に戻すだけ。

 確かに節制は必要ですが、夫の勤め先の状況は夫が一番わかっているのですから、時には金をだ
してやったらいいと思います。

 必要最低限の身なりは、どんな職業でも必要ですしね。

 アトレティコはスペイン3大クラブと言われながら、その実績はレアルとバルサに相当劣ること
は否めません。

 アトレティコのファンは、時にレアルの尊大な態度に嫌悪感を示しているはずです。

 これは妻が夫に敬意を払わない状況と酷似している気がします。

 勿論、夫の尊大な態度に辟易している妻もいるでしょうし、そこはお互いが是正する必要があり
ますが。

 池田ゆう氏が著書「人は「みかけによるのです」の122ページで

 「男のおしゃれは奥様しだい」

 というエッセイを記しています。

 奥様方が亭主の服を褒めることすらしないのに、自分の購入した服を似合わないと返答されれば
容赦なくその意見をけなすと言うのです。

 これは池田氏ではなくとも
 
 「辻褄があっていない」

 事は一目瞭然です。

 サッカーの世界では宿敵が存在することが当然ですが、夫婦も宿敵と言う点では同様なのかもし
れません。
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