マンガ人気で競技人口はふえるものか

　日本ではサッカーに限らず、テレビドラマやマンガが爆発的な人気を得た結果、競技人口が増える
事がありました。

　野球で言えば「巨人の星」「ドカベン」
　バレーボールでは「アタック・ナンバー１」
　テニスの場合は「エースを狙え」

　この範疇にはスラムダンクやアイシールド２１も含まれるでしょうし、やはりスポーツはマンガと
ドラマの題材に適しているのでしょう。

　ただこの事例、海外では通じるのでしょうか？

　サッカーで言えばキャプテン翼が「ホーリー・アンド・ベンジー」の名で広く親しまれていること
は事実です。

　多くのサッカー選手が贔屓にしていたことは確かですが、その国の競技人口が増えたという話は聞
いていません。

　この現象は、日本特有の物と言えそうです。

　サッカーマンガでは他に「シュート」「キックオフ」が人気を博したと言えますね

　特にキックオフではサッカーそのものよりも、主人公と行為人が見つめあうシーンの方が多く、読
者の話題もそちらの方が多かったと聞きました。

　やはり読者がシナリオに感情移入するためには、イラストの巧さと時代設定も勿論ですが

　「恋」「友情」「反目」

　と言った、人間が本来持つ感情を排除してはならないことが、改めてわかります。

　キャプテン翼もその独特な技はある種荒唐無稽でしたが、僕たちはこぞって真似をしましたし、翼
が早苗ちゃんと結婚したことは、お互いの成長を重ね合わせた結果ですから。

　マンガはあくまでマンガですから、実社会をそのまま反映させなくても成立できます。

　この強みを活かした作品が、今でも印象に残っていると言えます。

手袋、ニット帽、そしてダウン

　コンピュータと言えば、最近は手袋でも

　「スマート・フォン対応」

　の物が多く発売されています。

　僕の店でもアディダスのスマート・フォン用の手袋が入荷しましたが、残りのリーグ戦と天皇杯で
他会場の結果を調べる際には、わざわざ脱ぐ必要がないこの手袋が重宝するかもしれません。

　また、大手専門サイトでは、各クラブのニット帽も発売されています。

　僕は帽子の種類に限らず全く似合わないので、買うことはありませんが毛糸の帽子素材が暖かい事
は確かです。

　また、着込む際はどうしても上半身が優先される形になり、頭と手先、足下はお留守になりがちで
す。

　ですので手袋と帽子を新調したいと考えている方は、今から下調べすると良いでしょう。

　ダウンジャケット
　ウインドブレイカー
　パデットジャケット

　これらの衣料品は通販でなく、実際店頭で試着した方は良いでしょう。

　と言いますのも、袖が長すぎるとみっともないですし、中にセーターやシャツを着こんだ状態でど
のようなシルエットになるのかは、通販ではわかりません。

　ダウンは物によって厚みが違いますし、羽毛そのものも各ブランドによって異なります。

　ナイキはアーセナルやバルセロナなど、サポートするクラブのウインドブレイカーを

　「リバーシブル」

　で発売しました。

　つまり１着でふたつの着こなしが可能なわけですが、これも世界的な不況を影響がしていると考え
るのは、僕の考えすぎでしょうか。

コンピュータから得られる恩恵

　アディダスが１９８０年代に

　「マイクロペーサー」

　と呼ばれる、コンピュータを取り付けたスニーカーは発表し、世間を驚かせました。

　今は復刻盤も発売されていますが、アディダスの歴史の中でもある意味奇抜な存在と言っても良い
でしょう。

　今、アディダスがサッカー、そしてバスケットボールで

　「マイ・コーチ」

　と呼ばれるコンピュータをシューズに取り付け、自分の動きを分析できるシステムを確立していま
すが、この発想は既に３０年も前から描かれていたことがわかります。

　「やべっちＦＣ」

　ではアディダスが協賛していますが、そのＣＭでコンピュータを取り付けるディ・マリアの姿が映
し出されています。

　サッカーも科学技術の発達により、

　１・１試合で選手が走る距離を計測
　２・乳酸の出方やクエン酸の摂取で得られる体力の回復
　３・対戦相手のスカウティング

　が簡単にできるようになり、監督も選手もその恩恵を受けています。

　自分の動き、クセが自分で計測できるならば選手自身が解析、改善点を見つけ出すことが可能です。

　「サッカーボールのマイクロチップを埋め込む」
　「ゴールのビデオ判定」

　と、試合に関する事柄には慎重な形ですが、用具の観点では既にコンピュータの恩恵を受けている
事が改めてわかります。