塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ヤマザキ・ナビスコへの感謝

2012-10-30 21:58:56 | 日記
 「11月3日はヤマザキ・ナビスコカップ決勝の日」

 ヴェルディ対エスパルスの決勝で迎えた第一回大会から今年で丁度20年。

 国立競技場に立つアントラーズとエスパルスの選手にとっては、武者震いするような応援合戦が繰り広げ
られるでしょう。

 この

 「11月3日とヤマザキ・ナビスコカップ決勝」

 という図式は既にサッカー・ファンに認知されている上、年を追うごとに海外からの注目度も増しています。

 だからこそこの大会の覇者が、「スルガ・バbクカップ」への参加出場を得られるわけです。

 どうしてヤマザキ・ナビスコカップが大盛況なのか?

 それはヤマザキ・ナビスコ様が、この20年変わらない姿勢でこの大会の冠スポンサーであること、この1点
に付きます。

 スポンサーがころころ変われば、どんなに選手が頑張っても、晴天に恵まれても何の意味あいも持たないため
です。

 例えばイングランドのリーグカップ。

 昨年はリバプールが優勝し、古豪復活を印象づけた大会でした。

 しかしこの大会はスポンサーが随時変更することでも知られ、以前には

 「ミルクカップ」
 「コカ・コーラカップ」

 という大会名でした。

 ですからスポンサーが一定であることは、大会そのものを売り込むのがたやすいですし、認知度もプラスに
働きます。

 3日、晴天になると良いですね。
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消された概念、それはスイーパー

2012-10-30 21:41:12 | 日記
 今でこそ太陽光発電は目新しい技術ではありません。

 しかしおよそ25年前、僕の近所に住む同級生の自宅は既に太陽光システムを取り入れていましたが、
僕の両親は懐疑的に見ていたようです。

 今でこそ太陽光を軸とする自然エネルギーと電気自動車は、新しい国策の基盤となる存在ですが、や
はり25年前の一般家庭では

 「早すぎた形」

 だったのかもしれません。

 その時代に合わせた方針、流れがあることは確かです。

 サッカーも同様で、戦術はその時代、時代に彩られた形で進歩、退化してきました。

 1980年代の3-5-3
 1990年代の4-4-2
 2000年代の4-2-3-1
 2010年代の4-3-3

 簡単に羅列してきましたが布陣はおおよそこの形で移行し様々な議論が成されてきました。

 特に最終ラインの変化は顕著で、そこにスイーパー、リベロという概念はもはや存在しません。

 1998年のインテルは、スイーパーを置いた1-3-4-2の布陣で、前線にはジョルカエフとあの
ロナウドが存在しました。

 「戦術、それはロナウドだよ。」

 指揮官ジジ・シモーニはそう答え、事実ロナウドの瞬発性と卓越した個人技は、バレージやチロ・フェ
ラーラといったイタリア代表経験者さえ子供扱いでした。

 スイーパーを置くとそれだけラインが深くなりますが、シモーニは

 「守備の安定性を確保し、ロナウドのスピードを活かす。」

 には、このやり方が最適だと思ったのでしょう。

 GKはアズーリのレギュラーであるパリュウカでしたから、無理もないのですが。

 しかしその後スイーパーと言う概念は、守備の国イタリアからも消えてしまいましたが、おそらく今後
も目にすることは無いでしょう。
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今冬におけるレッズの選手補強「

2012-10-30 19:12:07 | 日記
 今日発売のサッカー・ダイジェストはJリーグにおける移籍ガイドでした。

 中でも注目されるのがレッズで、ダイジェストの予想によるとペトロビッチ監督の古巣サンフレッチェから
多くの選手を引き抜く可能性があるようです。

 名前が挙がったのは森脇、ミキッチ、そして高萩の3選手です。

 DFの要として大活躍中の槙野が、シーズン終了後ケルンに復帰する可能性がああるようですが、僕はすぐ
にでもケルンと会談し、完全移籍で獲得すべきだと思います。

 彼の朗らかさ、そして情熱が今のレッズに不可欠なのは間違いありません。

 ただ槙野だけでなく、上記の3選手が加わってもレッズファンは違和感を感じる可能性が高いですね。

 ペトロビッチ監督からすれば、完成しつるある十八番の3-4-2-1を貫くにか、彼らの獲得が大きな意
味を持つのは間違いありません。

 しかし、1998年から2000年にバルセロナが

 「オレンジ化」

 という名目の下で大きな議論を起こしたように、監督の愛弟子をかき集めることは、クラブの根幹に触る、
デリケートな問題です。

 当時のバルセロナは、指揮官ファン・ハールがアヤックスから選手を大量移籍させ、ファンが自らの拠り
どころという選手が見えなくなってしまいました。

 フィーゴとグアルディオラは在籍していましたが、デ・ラ・ペーニャは放逐され先発には多くのオランダ
代表が名を連ねる形になりました。

 ですから、レッズがサンフレッチェに移籍を打診しても、戦術の発展は可能でしょうがファンの

 「琴線」

 に触れられるかどうかは疑問です。

 ただ、近年監督交代が日常化していた彼らにとってペトロビッチ監督の留任は、大きなメドと言ってよい
はずです・
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近いことは煩わしい

2012-10-30 19:02:09 | 日記
 例えば南長野運動公園は、国道18号線を長野市方面に向かえば千曲市からは15分程度で着く距離
なのです。

 この距離が曲者で

 「近いのだから、何時でも来れるさ。
  試合は1試合だけでは無いよ。」

 という飢餓感の薄さが、長野、千曲周辺のファン候補生の中に潜んでいると思います。

 これがビジターへの遠征ですと、

 「もう2度と来ることは無いかもしれない。」

 という思いから、遠征をキャンセルする人はそう多くないでしょうし、応援にも力が入るはずです。

 中には球場内の施設や売店の食べ物を見て、南長野の良さと改善点が改めて見えるでしょうし、パルセ
イロが勝てば喜びは最高潮です。

 しかし、近いことは観戦の機会の増大に繋がるとは限りません。

 近いはむしろ観戦しないことの方便であり、体の良い断り方だけなのです。

 ですからクラブが何か手を打つことで、この心情を逆転させられたら良い結果が待っていると思うので
すが。

 でもクラブはよくやっていると思います。

 僕が観戦を始めた2006年ごろと比べれば

 1・シャトルバスの運行とフードコートの出店
 2・しなの鉄道での当日券販売
 3・ケーブルテレビ、地元テレビの生中継

 などは考えられませんでしたし、入場料の徴収もクラブの金庫を潤したはずです。

 長野信用金庫さんが企画した

 「パルセイロ定期預金」

 も多くの方が愛用しているようですし、僕たちはクラブが残した結果には敬意を払い、新しい企画を共
の模索していくべきでしょう。
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きっかけを手にする為に

2012-10-30 18:52:42 | 日記
 キーワードは「きっかけ作り」でしょうか。

 池波正太郎先生を代表する作品と言えば、鬼平犯科帳と剣客商売、そして仕掛人藤枝梅安を思い浮かべる
方が多いでしょう。

 事実この3作品を、先生の代名詞として捉えるファンは多いのですが、中には

 「真田太平記を忘れては困る!!」

 という読者も多いはずです。

 週刊朝日で連載されたこの作品の為、先生は何度も真田家ゆかりの地である、上田、松代を訪問し、丹念
な描写の題材を求めたのです。

 僕の住む千曲市から上田市までは車で35分、しなの鉄道では15分程度の近距離にあります。

 上田城の桜まつりには全国から多くの観光客が訪れ、駅前には池波先生の資料を集めた

 「池波正太郎記念館」

 もあります。

 でも、実を言いますと僕はもう何年も上田城を訪れておらず、記念館には唯の一度も足を運んだことがあり
ません。

 自分でも矛盾しているとは思うのですが。

 要は上田に出かける「きっかけ」を、僕自身手に入れたいのかもしれません。

 パルセイロも同様で、

 「パルセイロは知っていますよ。でもね。」

 という方が案外多いのでは無いでしょうか?

 つまり関心はあるが、出掛けるためのきっかけが今は無いというファン候補生に、何か来てもらえる機会
をクラブが設けたなら、劇的に観客動員が増える気がします。

 もしかしたらアルウィンにはその「何か」が存在するからこそ、松本、塩尻から多くのファンが来場する
のではないか。

 そんな事を考えています。
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