塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

家長を中盤の底で使うのはどうか

2012-10-25 01:49:14 | 日記
 あくまで私見ですが、僕は家長をセントラル・ミッドフィルダーで固定したらどうかと思います。

 つまり代表でもクラブでも、遠藤の隣に配置したら良いと思います。

 まず家長のフィジカルが強いこと、そしてミドルレンジからのシュートが強烈であることがその
理由です。

 ミドル・サードでボールを失った際、家長のようにタフな選手がいれば、すぐさまマイボールに
戻せる確率は高くなると思います。

 また家長は守備一辺倒の選手ではありません。

 ですので遠藤をプロテクトしながらも、彼自身が攻撃に絡むことは何ら問題が無いと言えます。

 家長を中盤の底に置くことは

 1・長谷部がドイツで苦戦していること
 2・遠藤の代役であろう高橋、柴崎よりも多くの経験を積んでいること

 が挙げられます。

 また、日本の攻撃陣はある意味飽和状態で、宇佐美、原口、そして宮市はただ招集されるだけで
ベンチが定位置の事が多いくらいです。

 ここで家長を競わせることは不毛でしょうし、むしろ中盤の底で起用「し続ける」方が、意義が
あると思うのです。

 選手にとってポジションをたらい回しされるよりは、固定して使ってもらった方が学ぶ点が多い
と思いますし。彼がこのまま埋もれてゆくのは非常に勿体ない出来事です。

 オマーン戦に勝利できれば、日本のワールドカップ出場はほぼ手中に収まるでしょうし、今後は
より一層新顔の招集に期待したいところです。
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磯貝と重なる家長の姿

2012-10-25 01:36:31 | 日記
 アジア・チャンピオンズリーグの準決勝、蔚山現代がブニョドコルに3-1で快勝しました。

 もし家長が蔚山に残留していたならば、開催国枠以外でも日本人選手がクラブ・ワールドカップに
出場していたかもしれません。

 その家長ですが、ガンバの大先輩である磯貝洋光に似てきた感があります。

 磯貝は学生時代からそのセンスが絶賛され、ガンバでも日本代表でも牽引者としての役割が期待さ
れました。

 しかし、ガンバのどの監督も磯貝に適したポジションを与えることができませんでした。

 それは故障の多さもあったでしょうし、東海大学を中退してスペインに渡るような、磯貝の考え方
がある種独特な面もあったと言えます。

 磯貝の柔軟性、そして高い技術が皮肉にもどのポジションで最も活躍するのかを塞いでしまった印
象があります。

 家長もそうですね。

 「ガンバユース最高傑作」

 と言われ、本田圭祐も一目置く家長ですが、彼もまた指揮官から最適なポジションを与えられてい
ません。

 彼が大分トリニータとセレッソ、そしてスペイン、韓国と渡り歩いたのも彼が起用ではなく、むし


 「器用すぎる」

 からかもしれません。

 実際ガンバ時代、西野監督は家長のポジションをどこにすべきか考えがまとまらず、結果彼との距
離が離れてしまったと聞きました。

 そのガンバを離れた選手が、フロンターレ戦で2得点を挙げる。

 何か運命の「綾」を感じます。
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子供の将来を護るために

2012-10-25 00:34:48 | 日記
 今日本サッカーも盛んに育成に取り組んでいます。

 プロ、アマを問わず存在する全てのクラブが、子供たちにボールを蹴って貰いたいと強く願っており、
その情熱には大きな敬意を払いたいと思います。

 その一方で大切なこともあります。

 それは指導者側が

 「皆が全てプロになれるわけではない。」
 「故障で選手生活が破綻するかもしれないし、クラブから解雇通告を受ける可能性もある。」

 という現実を、子供とご両親にしっかり説明を果たす責任があるという点です。

 難しいのは

 1・話の切り出し方
 2・子供たちが何歳くらいの頃から、現実を直視した話を織り交ぜるべきか

 という2点になります。

 子供たちとて馬鹿ではありませんから、練習してゆく中で自分の向きと不向きがわかってくるでしょう
し、報道で選手の怪我や解雇についても知る機会があります。

 しかし、それはある意味遠い世界の出来事であり、身近には感じられないでしょう。

 ですから指導者が

 「サッカーを続けることで得られるメリットとデメリット」

 を、しっかり通達することは、今後非常に大切になると思いますし、特に中学、高校に進学する際が良
い節目と言えます。

 一般にJリーグは給料が抑えられており、入団しても短期間で解雇される危険性があります。

 川端康生氏が依然、サッカー・グラフィックで連載されていた

 「誰がパスをつなぐのか」

 の中で、母親が子供がJリーグに進むのを拒むマザー・ストップについて記したことがありました。

 母親として息子の将来を案じるのは当然ですし、だからこし指導者が適切な助言ができる環境を、皆で
作る必要があります。
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