塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

個性とわがままを混在すること

2012-10-18 22:51:39 | 日記
 ただ個性が間違った方向に発揮されると、周囲がおおいに迷惑することは間違いありません。

 ワールド・サッカーキングで連載されている龍時は、今監督と仲間いずれからも距離を置かれてい
ますが、何故そっけない態度を取られるのか、龍時本人はまったく掴めていません。

 「個性を発揮すること」は

 「エゴむき出しでプレイし、自分ひとりで手柄をたてる」

 事ではありません。

 このまま進めばベティスとの契約を更新できず、何も出来ないまま日本に帰国する形になるかもし
れない。

 この深層心理の奥に潜む恐怖。

 この考えが龍時を盲目にさせ、周囲との連係を無視し独りよがりの展開に固執する要因となってい
ます。

 もしサッカーが柔道や卓球のような、個人競技であればある程度のわがままも許されるでしょう。

 しかしサッカーが集団競技に加え、仲間から活躍の場を奪うような形に終始すれば、周囲が良い顔
をするはずがありません。

 「個性を活かすサッカー」

 は僕らが思う以上に難しいものです。

 実社会もそうですね。

 日本語には会話を進めていくうえで、必ず相手を尊重する言葉を使う場面が出てきますから、その
点を注意せねばなりません。

 「失礼ですが」
 「恐れ入りますが」
 「ご面倒かけました。」

 こうした相手を労わる言葉をかけられたなら、それだけで会話が円滑に進みますし、独りよがりは
やはり厳しいものがあります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本は個性が好きなのか、それとも嫌悪しているのか

2012-10-18 22:38:13 | 日記
 日本は個性を嫌うのか、尊重するのかよくわからない国です。

 例えばある俳優を「個性派俳優」という呼び方で賛辞したかと思えば、リクルート・ファッション
という個性が埋没した服装でなければ、仕事に就けないというある種の思い込み。

 服装はその場に応じたものであれば、シャツが無地の青でもスーツにストライプが入っていても、
何の問題はないでしょう。

 公の場にジーンズやスニーカーで出かける方が、余程どうにかしているわけで、必要最低限の衣類
を着用することは、非常に大切な出来事です。

 個性とはなんなのか、正直よくわからなくなる時があります。

 恐らく、一般社会の価値観とは隔たる思考、論理で生活している人間は個性を持つと認識されます。

 近年日本サッカーをけん引してきた金髪のふたり

 中田英寿
 本田圭祐

 前者がベルマーレ平塚入団時、将来を見通して税理士とイタリア語の勉強にいそしんでいた話は有
明です。

 しかし、その用意周到な旬日が彼のペルージャ移籍に大きく貢献したことも事実です。

 「誰が何と言おうと、ワールドカップの目的は優勝です。」

 2010年前半、低迷する日本代表の中で本田はただひとり、高い目標を掲げて精進しました。

 それは岡田監督が就任当時掲げた4強を上回る代物でしたが、本田が意に介することはありません
でした。

 日本は集団行動に慣れている為、そこから逸脱する人間がいると

 「進行に差支えがある」
 「自分勝手」

 という印象が生まれてしまいますが、サッカーではこの「個」が絶対に不可欠な存在です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏から秋への移り変わり

2012-10-18 00:33:14 | 日記
 肌寒くなってきましたね。

 皆さんはどんな時に秋の訪れを感じるでしょうか?

 僕は自動販売機のコーヒーと紅茶がホットで売られるようになり、肉まん、あんまんが恋しくなると
秋の訪れを感じます。

 きっと長野パルセイロの自販機も、今頃は暖かい飲み物が加わっていることでしょう。

 昨日は休日で、肌着を夏用から秋、冬用に変更しました。

 店内を歩き回っているとまだ暑いので、夏用のメッシュ素材でも問題なかったのですが、さすがに雨
降りで気温が下がったために入れ替えを行いました。

 サッカーファンもレプリカ・ジャージを半袖から長袖に変え、スポーツドリンクではなくスープやお茶
で体を温める時期となります。

 半袖ジャージの下にふつうの長袖Tシャツを着る方法もありますし、今後はフリース、ダウンが観戦に
不可欠です。

 先日訪れたユニクロでは、ジーンズ、チノパンツに

 「裏地」

 を付けた新商品が並んでおり、同様の素材の型落ち品が随分安値で売られていました。

 ジーンズ・ブランドも裏地付きの商品を発売していますが、ユニクロで良いという方は店頭で確認して
見てください。

 暑い日差しの中での観戦もきついですが、寒さに耐えながらも観戦も厳しいですね。

 サッカーが屋外競技である以上、僕たちがその日の気温に対応する以外に方法が無いのですが、体調が
良くなければ観戦を見合わす勇気も必要です。

 冬はインフルエンザの猛威が懸念されますし、予防接種もあくまで予防の範疇ですから。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

改めて考えるメッシの存在価値

2012-10-18 00:23:06 | 日記
 スペインの首都マドリードには、数多くの美術品が展示されているプラド美術館があります。

 またバルセロナにはアントニオ・ガウディが指揮したサグラダ・ファミリアが存在し、パブロ・
ピカソ、アントニオ・ミロなど、優れた芸術家とデザイナーを輩出しています。

 リオネル・メッシの存在は、既にある種これらの絵画、建造物と同じだけの価値があるような
気がしてなりません。

 スペインに移籍して名を馳せた選手は数多く存在します。

 その代表例はふたり

 ジネディーヌ・ジダン
 アルフレッド・ディ・ステファノ

 という共にレアルで活躍した選手です。

 ステファノがプレイした60年代と比較した際、用具と医学の進化が著しく発展し、選手寿命
が伸びた点は考慮されるべきですし、背後からの

 「レイトタックル」

 も厳しい目で見られています。

 選手の取り巻く環境は確実に整備され、プレイしやすくなりました。

 ただ両者が「ミジョナリオス」「ユヴェントス」からの移籍組と比較した際、メッシは母国での
プレイ経験に乏しく、むしろ最近まではスペイン国内の方が知名度がかったくらいです。

 ある種の

 「純粋培養」

 と言えるかもしれません。

 サグラダ・ファミリアが完成までまだ長い年月をかけるように、メッシも熟成されまもなく円熟
の境地を迎えます。

 バルセロナにとって彼は、この偉大な建築物と並び生涯愛される存在になるはずです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする