塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

カズ、フットサル代表ジャージを身にまとう

2012-10-17 21:54:44 | 日記
 フットサル日本代表のジャージを纏ったカズの写真が公開されました。

 今まで代表、そしてJリーグを支え続けてきたカズの姿は本当に素敵ですし、心から再び代表の
ジャージに袖を通したことを祝福したいと思います。

 専門サイト

 「フットボール・パーク」

 では、フットサル代表のオーセンティック・ジャージは既に完売御礼ということで、アディダス
にとっても嬉しい出来事だったに違いありません。

 フットサルでは黄色の一直線が胸元を引き締めます。

 カズのフットサル代表入りは、A代表を退いた選手たちに再び代表の門戸を広げる新たな方針が
誕生するかもしれません。

 例えば中村俊輔、中沢祐二などはどうでしょうか?

 それはフットサルのコートが小さいという点もありますし、足下の技術がより問われるという側
面もあります。

 それ以上に

 「あの代表選手が今度はフットサルで活躍!」

 という、フィルターの役割も期待できるためです。

 Fリーグの選手たちには本当に失礼ですが、僕はまだFリーグを映像でしか見たことが無く、全
てのクラブを空でいうこともできません。

 今回の代表にかんしても、代表監督の名前と選手の所属先もわかりません。

 ですから僕のような「音痴」の人間にもわかる、広告塔としての姿がカズにありますね。

 またJリーグとFリーグがクロスする形が増えたなら、より興味を持つファンは増えると思いま
す。
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マスコットはクラブも窓口

2012-10-17 17:26:16 | 日記
 ファンが会場に来てもらうには、マスコットの存在も大きいはずです。

 特にお子様連れにはマスコットと写真を撮ることは、来場した記念になりますしとても楽しい気分に
なります。

 エスパルスのパルちゃん
 グランパスエイトのグランパス君
 ヴァンフォーレのヴァン君

 Jリーグにも絶大な人気を誇るマスコットが多数存在し、来場したファンをおおいに楽しませていま
す。

 ちなみに宇都宮徹壱氏も著作

 「日本代表の冒険 南アフリカからブラジルへ」

 の282ページで、

 「ことキャラクターのデザインの水準に関して、日本は世界有数の先進国だ。」

 と述べていますが、同時に紙に記したものを立体的に作る難しさに関しても言及しています。

 マスコットは、クラブの顔であり観戦の窓口なんですね。

 マスコットが無いクラブ、例えば長野パルセイロはアイドルの力を借りてファン・プロモーション
を行っています。

 長野市出身の女性3人のユニット「ZOOK」

 彼女たちが2012年長野パルセイロの公式サポートソングを歌っており、来場したファンを楽しま
せています。

 アイドル、マスコットがどんなに奮闘しても当日の天気に恵まれるとは限りませんし、試合に勝てる
わけでもありません。

 ただファンが

 「今日は楽しめた一日だったな。」

 と思って貰えるその配慮に、僕たちはお礼を言わねばなりません。

 ちなみにZOOKはハーフタイム中にその歌声を披露しますが、多くの人間が売店と手洗いに殺到す
るため、時間をずらして行うだけで印象が違ってくると思うのですが。
 
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フロンターレに見る言葉遊び

2012-10-17 17:17:29 | 日記
 例えばお菓子売り場でチョコレートを買うとしましょう。

 ただの板チョコレートよりも、そこに

 「ベルギー産チョコレートを使用」
 「生チョコレート、冬季限定」

 と書かれている品があれば、そちらを買いたくはありませんか?

 多少値段が高くなったとしても。

 人間というのは不思議なもので、ほんのわずか言葉を足されるだけで購買意欲が増すことがあり
ます。

 つまり、コピーが購買のきっかけを作っているわけです。

 Jーグの場合ですと、川崎フロンターレがこの言葉づくりに長けた球団です。

 一向に勝てない鹿島アントラーズ戦を、スキーのジャンプ競技からの引用で

 「K点越え」

 と名付け、選手とファン、そしてフロントが同じ目標を設定することでアントラーズを破ろうと
いう気持ちを抱くのに、非常に効果的なコピーでした。

 事実この時の対戦は勝利しています。

 またオレンジ色のジャージを纏ったクラブをホームに迎えた際の

 「オレンジデイズ」

 という触れ込みも印象的でした。

 エースの中村がペットボトルのオレンジジュースを飲み干す姿を見て、やる気を掻き立てられた
ファンはとても大きかったでしょう。

 オレンジジュースを飲むことは、それだけの受注がスーパーや商店に向けられたわけですから、
店主たちも大張り切りだったに違いありません。

 こうした相手を罵倒するのではなく

 「面白いね!!」

 と思って貰える言葉遊び、これがファンプロモーションの一環として今後も大切になる気がしま
す。
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日本、ブラジル戦で本田を1トップで起用するも

2012-10-17 02:00:57 | 日記
 スパレッティ政権のローマが世に送り出した4-6-0。

 通称ゼロトップと呼ばれるこの布陣を、ザッケローニ監督が思い描いてきたフシは今まで見受け
られてきませんでした。

 スパレッティが4-6-0を導入した背景には

 「本来MFのトッティを、1トップとして起用する」

 という苦肉の策であり、彼自身が入念な準備をしてローマに植え付けたわけではなく、半ば突発
的な戦術でした。

 その後リヨンも追随したこの布陣ですが、僕は日本代表がこの布陣を採用することに、正直首を
傾げます。

 確かに、2010年のワールドカップ、当時の岡田監督はFWで本田を起用しました。

 しかしその背景には

 1・Jリーグ得点王の前田を代表から除外したこと
 2・それまでのポゼッションサッカーを見直すことで、岡崎、中村、内田と予選の主力が先発から
   外れる

 という方向転換があり、致し方ない面がありました。

 しかし今回の代表は前田は外れていますが、本職のFWがきちんと選ばれています。

 ですからいきなり新しい構想を練るのではなく、まずは佐藤を起用してみらからでも遅くは無かっ
たと思います。

 ハーフナーはフランス戦で起用されましたしね。

 本田と香川を縦に並べることで、確かに攻撃が活性化される面はあるでしょうし、宮市と乾に出番
が回ってきたことも確かです。

 しかし、今回のトライが違和感を感じるものであったことも確かです。
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日本がスペインを真似るのは当然だが

2012-10-17 01:42:13 | 日記
 「半スペイン」

 今の日本代表の印象を僕が一言で済ますなら、上記の言葉になります。

 相手のプレスを無効化する為に、リズミカルにショートパスを繋ぐことで、オープンスペース
の有効活用が可能です。

 しかし、本家と対等なのはボックスエリアの手前までの話。

 「ゴール前30メートルからが日本の課題」

 というのは、現段階でも解消されていません。

 それはソルダードにビジャ、そしてトーレスとスペインと比較して優れたFWが存在しないため
ではありません。

 トーレスには常に走りこむ空間が必要ですし、ビジャのように故障で離脱してしまえば戦力とは
なりません。

 日本は単純に、シュートを打つ際に余計な一手が多すぎるのでしょう。

 パスからシュートではなく、

 パス、「パス」、そしてシュートという一本のパスを付け加えることで、相手の守備体系が整う
形となり、角度が限られてしまう。

 この点が解消されたなら、日本も随分楽になるのですが。

 当然攻撃の際におけるオートマティズム、簡略化されたパターン化不可欠ですが、ザッケローニ
政権ではまだこの形が見えていません。

 2007年のオーストリア、スイス遠征の際に、オシムがこのオートマティズム、FWの選手を
味方MFが追い抜く形が随分サマになっていましたが、残念な形で頓挫していまいました。

 北欧、アフリカの選手と比較した際、骨格とリーチ、跳躍力で劣る日本がスペインを真似するの
は不思議ではありません。

 後は今挙げた2点が改善されたなら、きっとよくなるような気がします。
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