塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ネイマールを止める手段

2012-10-16 23:36:12 | 日記
 ネイマール、なるほど噂通りのたいした実力者です。

 彼はどんなにDFが体を寄せ付けても、決してボールを奪われません。

 ですから相手守備陣は常に数人で彼を囲み、反則覚悟で止めに行きますがそれでもネイマールは
ゴールを奪ってしまいます。

 この際の相手DFの精神状態は

 「落ち込む」

 という程度の言葉では説明できないでしょう。

 肉体の疲労度よりも、精神面での疲労度を克服する方が人間ははるかに難しいですし、潔く脱帽
すれば、その瞬間負けが決まってしまいます。

 ネイマールにマークが集中すればするほど

 1・ブラジルFWがフリーになる
 2・オープンスペースの有効利用

 という側面が生まれます。

 メッシもそうですが、

 「プレッシングでもリトリートでも対応できない選手を食い止める。」

 というテーマが、今後サッカーにおける守備戦術を更に発展させるでしょうが、それはおおいな
る挑戦です。

 マラドーナを止めるための手段、それがゾーンプレスでした。

 ただ当時のアルゼンチン、そしてナポリにはバルダーノ、カレカにアレマンと優秀な選手はいた
ものの、マラドーナとは比肩できませんでした。

 しかし、今のアルゼンチンにはテベスにイグアイン、ブラジルにはオスカール、ルーカスという
厄介な存在が控えています。

 来年のコンフェデ杯、日本が互角以上の戦いを見せるには、更なる精進と戦力分析が不可欠です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

0-4、日本ブラジルの前に屈する

2012-10-16 23:23:54 | 日記
 どうしてザッケローニ監督は、栗原と宮市を投入するまで選手交代を見合わせたのでしょうか?

 後半開始から乾と酒井が送り込まれましたが、酒井が得意とするアーリークロスを見せつけるに
は、やはり前線に本職のFWが必要だったはずです。

 本田が随分シュートを放ちましたが、ハーフナー・マイク、佐藤の出場があってしかるべきだっ
たと感じます。

 と言いますのも、現在の日本最大の武器である

 「ミッドフィールドでの巧みなパス回し」

 を時に逸脱する時間帯が今後も出てくる為です。

 今日の日本は確かにセレソンのボックスエリア周辺までボールを運べましたし、シュートもコーナー
キックもありました。

 ただ一方的に攻撃されたわけではありません。

 しかし常にボックスエリアの前でボールを失い、選手たちはカウンターを防ぐために長い距離を幾度
となく走る羽目に陥りました。

 これでは体力を無駄に消費してしまいます。

 ですから手数をかけない攻撃、単純なロビングやアーリークロスを、前田、もしくはハーフナーめが
けて放り込む。

 こんな攻撃があっても良いはずです。

 彼らが楔となり、2列目の選手がシュートを打っても良いわけですし、逆にボックスアエリアで相手
と競うことは

 「PKを得る」

 機会が巡ってくるかもしれません。

 この0-4というスコアが、2014年ワールドカップの際

 「あの時ブラジルに負けたことが、今日の勝利の要因です。」

 と答えられるよう、また日本代表は出直す形となります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本、いよいよセレソンと対戦へ

2012-10-16 10:53:28 | 日記
 どんにサッカーが盛んな国でも、対戦相手がブラジルというのは非常に名誉な出来事です。

 それはワールドカップ優勝経験国でもそうでしょうし、隣国のウルグアイとアルゼンチン関係者
も変わらないでしょう。

 「自国のジャージ以外で着て許されるのは、カナリア色のジャージだけ。」

 とファンの間で囁かれているように、ブラジルのジャージを着て観戦することは大きな楽しみ
でもあります。

 今日、日本はポーランドでブラジルと戦いますが、
 
 「怖いものなし」

 の前者よりも、格下あいてには負けられない後者の方が、案外力の入り具合が大きいのではな
いでしょうか?

 日本は心境著しく、かつてのひ弱さを思えばフランス戦のゴールは得られなかったでしょう。

 「フランスとドロー」
 
 という見出しが各誌を賑わせ、ファンも喜んでいたかもしれませんが結果は1-0の勝利でし
た。

 日本がブラジルに勝つこと。

 それは「番狂わせ」の範疇では無くなりつつありますが、それでも勝利すれば大騒ぎになる事
間違いありません。

 ブラジルからしても、横綱が関脇に負けるわけにはいかず、中立地とはいえ非常に楽しみな一戦
と言えます。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クラブと胸スポンサーの間柄

2012-10-16 01:23:23 | 日記
 ヴァンフォーレの胸元に踊る「はくばく」の4文字。

 本当にお似合いのカップルだと思います。

 ヴァンフォーレが経営難に陥った際、はくばくが名乗りでたことで危機を脱した話は有名ですが、
ファンもこれからの支援を期待していると思います。

 サッカークラブにとって、胸スポンサーとの関係は大変重要ですから、両者のように末永い付き
合いができると、クラブの経営基盤が安定します。

 アントラーズがリクシル、つまりトステム時代から良好な関係を築いていることは、絶好のサン
プルと言えます。

 長野パルセイロが地域リーグからJFL、そして将来のプロ化を目指した際に表明したのが

 1・指揮官バドゥの招聘
 2・AOKIからのスポンサーシップ

 の2点でした。

 AOKIとの契約終了後は、車雑誌のMJが胸スポンサーとなり、現行の長野都市ガスとの契約
に至ります。

 長野都市ガスのショールームは南長野から程近い場所にあり、選手もイベントがあるたびに快く
協力しています。

 ちなみにショールームの玄関には、パルセイロのレプリカ・ジャージが飾られています。

 ヴァンフォーレとはくばく
 アントラーズとリクシル

 この両者のように、パルセイロと長野都市ガスが今後も支えあう形でお互いが支援できたら本当
に素敵だと思います。

 不景気の今、企業がお金をスポーツに差し出すことが憚れるなかで、これらの事例は本当に大切
なことを教えてくれています。

 それは互いに敬意を払うことの大切さです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする