塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

子供に選手の名前を付けること

2012-10-27 23:10:54 | 日記
 お金に換算できない名誉。

 サッカーで結果を残した選手たちには、時に彼ら自身が思いもよらない形で、ファンが愛情を示す時
があります。

 それは試合会場で巻き起こるチャントがそうですし、レプリカ・ジャージのマーキングもそうですね。

 ただ究極の名誉、それは

 「ファンが贔屓選手、憧れの選手の名前を子供に名づける」

 事ではないでしょうか?

 例えばデニス・ベルカンプの「デニス」は、スコットランド代表として活躍したデニス・ローから拝
借したものですが、ベルカンプ自身はその

 「本家」

 をも凌ぐ形でアーセナル・ファンの愛情を一身に集めました。

 そして何と言っても極めつけはマラドーナでしょう。

 1986年に誕生したアルゼンチンの男子は、その多くが「ディエゴ」と名付けられたと聞いたこと
があります。

 マラドーナにとってはナポリでのスクデット、そしてメキシコの地で味わった歓喜も素晴らしい体験
だったでしょうが、

 「私の名前はあなたに感銘を受けた父が付けたのです。」

 と少年から言われたなら、本当に感激したでしょう。

 もし僕が有名なサッカー選手で

 「塚田選手にあやかり、名前を付けました。」

 と言われたらもう恐縮するしかないのですが、子供の名前が名選手から付けられるのはそれだけサッカー
が日常に根付いている証拠ですよね。

 ジダンが息子さんの名前をフランチェスコリにあやかった点を考えると、親の気持ちはいつも変わらない
物ですね。
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日本式スマートフォンと3-4-2-1

2012-10-27 22:59:37 | 日記
 皆さんはスマートフォンの愛用者でしょうか、それとも僕のように折り畳み式を利用していますか?

 僕の友人のひとりは、スライド式の旧型を用いていると話していましたが、僕同様周辺にタブレット
やスマートフォンの持ち主は少ないと聞きました。

 パナソニックが欧州での携帯事業から撤退し、レノボはサムソン、そしてアップルに太刀打ちできな
ィ状況が続く日本企業。

 しかし、

 「テンキー付のスマートフォン」

 を発売しているように、日本市場の土台を失わなければ損失の補てんが利くように思えますが。

 僕は店頭の試作機でスマートフォンに触れるたびに、違和感が拭えません。

 タッチパネルに触れるたびに、指の油が吸い取られてゆく気がしてなりません。

 ですから、タッチパネルにテンキー付きという日本独自の発想は、僕にとっては非常にありがたい存
在なのです。

 Jリーグも近年は4バックを敷くクラブが増え、その点では欧州と帳尻を合わせた結果になります。

 2002年の頃を振り返ると、代表とJ1はそれぞれ連動したかのように3-4-1-2が大流行し、
欧州サッカーファンを自認する方は

 「時代の潮流から取り残されている」

 と眉間に皺を寄せていました。

 広島や浦和が3-4-2-1を導入している点に注目しているファンは多く、サッカー批評、サッカー
ダイジェストがそれぞれ特集記事を組みました。

 両翼全盛の現代サッカーと比較すれば、確かに異質の存在です。

 その一方で日本独自の発想があっても良いと思う意見があるのも当然です。

 僕はこの3-4-2-1が、日本市場の携帯電話の一部と重なる面があり、非常に関心を持って眺め
ています。
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合同トライアウトとワゴンセール

2012-10-27 00:27:37 | 日記
 僕も含めて皆さんも衣類のワゴンセールを利用したことがあるでしょう。

 食料品は見切りの形で深夜になれば大幅値引きを行っていますし、僕自身も観戦用のパンを安値で買う
時もあります。

 ワゴンセールは店側からすれば

 1・過剰在庫の処理
 2・旬を過ぎた商品の販売

 つまり在庫を減らす必要があるわけですが、もちろんチラシ掲載品のような目玉商品もあります。

 嫌な言い方ですが、Jリーグがオフシーズンに実施する

 「合同トライアウト」

 は、ある種のワゴンセールと見てとれます。

 クラブから解雇通告を受けた選手は、そのクラブからすれば「旬」ではありません。

 理由は怪我であったり年齢であったり、理由は様々でしょうが他のクラブからすれば、大変な掘り出し
物という可能性もあります。

 中には日本代表経験者のような大物もいますし、無名の選手もいますがトライアウトに立った時点で、
立ち位置は同じと言う皮肉が生まれます。

 ワゴンセールで商品が捌ければ安堵しますが、選手が新たな契約を結んでこそトライアウト実施の意味
あいが初めて生まれます。

 僕がJ3導入を考えるのは

 「プロ契約での雇用
  プロが誕生することで選手だけでなく、用具係、広報、普及部など新たな人材確保」

 が可能だと思う為です。

 JFLというアマチュアにプロ経験者が参戦することはやはり「酷」ですし、プロの裾野を広げる事
はアメリカやタイへの人材流出を防ぐ効果もあるでしょう。」

 プロはプロ契約を結ぶからこそ、プロなのですから。
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サッカー界の一期一会

2012-10-27 00:18:15 | 日記
 「一期一会」

 サッカーにおいて選手補強を行わないクラブは存在せず、従ってJリーグ各クラブが現在の編成で
戦えるのも残り5試合です。

 厳密に言えば、シーズン開始後も移籍は相次ぎますから、

 「選手と監督、ファン」

 の出会いは、まさに偶発的と言えます。

 スピラノビッチとエスクデロが途中で去ったレッズが、その代表例と言えますね。

 降格したコンサドーレ、降格危機にあるガンバとアルディージャ、そしてアルビレックスが是が非
でもJ1に残りたいところです。

 ヴェルディやジェフのように、J1の経験クラブがおいそれと昇格出来ないのが現在のJ2ですし、
プレイオフも加えた長丁場を考えますと、ある意味J1以上の選手層も必要です。

 降格は当然

 1・主力選手の流出
 2・スポンサーを含む金銭面問題
 3・観客動員数

 など、頭の痛い問題が多々発生しますし、何より降格という痛みはなかなか消えません。

 ガンバは今節、優勝を狙うサンフレッチェを対戦しますが、昨年までならばこのカードがJ1の雌雄
を決する戦いになっていたかもしれません。

 それを踏まえますと、今季のガンバの歩みがどれだけ酷いものかが改めて浮き彫りになります。

 昨年、レッズはあやうく降格するところでしたが、ガンバは回避できるでしょうか?

 ちなみにヴィッセルの動向も気になるところです。

 シーズン終了後はファンからきつい突き上げが、選手と監督、フロントに押し寄せるはずですし、受
けとめるしか方法がありません。
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