塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

イブラヒモビッチ、その存在感の大きさ

2012-10-20 21:27:15 | 日記
 皆さんにクイズを出します。

 「モウリーニョ、マンチーニ、そしてアンチェロッティ
  この3人の監督に共通する出来事とは一体なんでしょうか?」
 
 ヒントは北欧を代表するFWに付いてです。

 答えは

 「ズラタン・イブラヒモビッチに依存しすぎていると、メディアから批判された経緯を持つ」

 になります。

 こうしてみると、このスウェーデン代表がいかに突出した能力の持ち主なのかが伺えます。

 同時にグアルディオラが示唆しさ行動、メッシを3トップの中央に置く決断が特異だったかが
理解できます。

 「賢人」

 と皮肉を込めてグアルディオラを呼ぶイブラヒモビッチの自尊心は、ミランとPSGで再び回復
したと捉えて良いでしょう。

 その反面モウリーニョが

 「イブラヒモビッチとエトーをトレードし、同時に現金収入を得る」

 という画期的な手腕を描かなければ、2010年のインテル3冠は無かったでしょう。

 つまり、イブラヒモビッチ以外のフィールド・プレイヤー9人が、

 「彼なら何とかしてくれる!」

 とボールを集めるのは良いことなのでしょうが、おそらくその後完全に彼任せで足が止まってし
まうのでしょう。

 イブラヒモビッチはリーグ1の7試合で9ゴールを挙げていますが、彼を補佐する動き、守備の
タスクを外すならば周囲のこの連動が欠かせません。

 アンチェロッティは

 「イブラに頼ることは特異なことではないよ。」

 と、絶大な信頼を与えていますが、この指揮官の態度がイブラヒモビッチの自尊心を満たすと同
時に、ますますイブラヒモビッチ依存という循環にはまる理由と言えます。
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復刻スニーカーで汗を流す楽しみ

2012-10-20 21:06:22 | 日記
 サッカーに限らずスポーツでは練習の際必ず走ることをします。

 また近年はウォーキングで汗を流す方も増え、愛好者がスポーツ店でシューズを熱心に眺める光景
は珍しくありません。

 僕個人は全く運動をしませんが、お金を節約したいならば運動用と普段履きを区別せず、1足にま
とめてはどうでしょうか?

 サッカーのように、スパイクとトレーニング・シューズが別々というのは致し方ありません。

 しかし、街中をウォーキングする程度なら、

 1・ニューバランスのアメリカ製品
 2・ブルックス、ナイキ、サッカニーの1970年代復刻シューズ

 という提案ができます。

 本格的にウォーキング、またはジョギングで汗を流そうとしますと、ジャージも買い揃えなくては
いけませんし、お金も手間も必要です。

 しかも本格的な靴になればなるほど、機能性とデザインが追求されており、普段着に合わせること
が難しい側面があります。

 今挙げた靴は、普段履きに重宝するデザインに加えて、機能性も申し分ありません。

 僕はニューバランスの靴と相性が悪いのですが、サッカニーは学生時代愛用していました。

 ブルックスは今でも愛用しており、南長野にサッカー観戦する際は基本これを履いていきます。

 1970年代の機能が現代でも通用することが素晴らしいですし、ジーンズ、チノ、今の時期なら
ばコーデュロイに合わせても違和感はありません。

 ニューバランスはスーツに合わせて履く方がいるくらいそのデザインのシンプルさに定評があり、
アメリカ製はいつの時代でも憧れの的であり続けてきました。

 今はどのブランドも復刻を手掛けていますから、きっとお気に入りの靴が見つかると思います。
 
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若手の抜擢はどうして起こるのか

2012-10-20 16:21:09 | 日記
 ガンバのように下位に沈むクラブが、再浮上の為におこなう改善点は以下の2点が多いですね。

 1・監督の交代
 2・若手の抜擢

 「1」では新監督を招くことで、現状に見合ったフィットネスと戦術トレーニングを行い、勝ち点
を積み重ねようとします。

 では「2」の場合はどうしてでしょうか?

 誰もが

 「サッカーは経験が物を言う」

 と口にするのに、どうして若手、言い換えれば実績のない選手を先発起用するのか。

 それはベテランにはない溌剌さと、怖いもの知らずというふたつの心理面に拠るところが大きいと
考えます。

 熟練者の試合を読む読みと的確なポジショニングは、若手ではどうしても得られません。

 それは試合出場をこなしてこそ、はじめて得られる要素だからです。

 逆に言えば相手に大量リードを許した際、味方に警告者と故障者が出た場合、これはもう駄目だと
いうあきらめの境地、

 「過去にこの場面から勝った記憶は無い」

 と判断してしまえば、足が止まってしまいます。

 つまり、経験が選手の心理面に深く影響しすぎ、マイナスの作用を与えてしまうおそれがあります。

 若手には対戦相手が読みにくいよ予期せぬ動き、嫌な言い方をすれば無鉄砲さがあります。

 その動きは時に味方ですら困惑し、監督の意図する戦術とポジショニングから逸脱しているかもし
れません。

 でもファンは、その溌剌とした姿に惹かれ声援を送り、その動きが味方に伝播することはおおいに
考えられます。

 この心理面の違いが、監督の先発選びに大きく作用していると考えられます。
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常勝の難しさと裏に潜む心理

2012-10-20 16:11:38 | 日記
 今のガンバを見ていますと、サッカーにおける1勝の重みをつくづく痛感します。

 逆に言えば常勝、即ち毎年必ず優勝争いをすることはそれだけ難儀であり、同時に他のクラブから
すれば、これほど

 「傲慢」

 な態度はないと言えます。

 常勝と言う言葉は言い換えれば名手となり、ユヴェントス、プレミア発足後のユナイテッドがこれに
該当します。

 それだけ毎シーズン好調、不調の波が無く安定した成績をおさめてきたことは、やはり特筆すべき事
柄ではありますが。

 ガンバもフロントが自らの失態を、ただ傍観していたわけではありません。

 1・早い段階でセホーン体制を見限り
 2・レアンドロと岩下を補強
 3・リーグ中断期間中に合宿を行う

 というように、手は打ってきました。

 特にレアンドロの復帰は特大で、彼ひとりで試合を左右できるだけのゴールを量産しています。

 しかし守備の破たんが彼の結果を台無しにしており、前線から守備の連動が続くようであればガンバ
再浮上のきざしは見えると思います。

 ガンバが西日本のクラブで

 ナビスコカップと天皇杯
 2005年のリーグ優勝
 2008年アジア王者

 と牽引の枠割を果たしてきました。

 シーズン終了後、セレッソとヴィッセルのファンが嘲笑するのか、それとも残留で落ち着くのか、今
はまだ予断を許しません。
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サッカー選手をオシャレの参考に

2012-10-20 00:27:58 | 日記
 僕自身コートとマフラーの着こなしで印象に残る指揮官は、イタリア人のデル・ネリです。

 彼がキエーボをセリエA昇格初年度から5位に導いた2002シーズン、デル・ネリは黒の
チェスター・フィールドコートにキエーボからの黄色と青のマフラーをくるっと巻いて、非常
に洒落た空気を醸し出していました。

 イタリアも冬は底冷えのする厳しいものですから、コートとマフラーは単純に

 「防寒具」

 なわけです。

 しかし彼らは素材、デザイン、そして着こなしで単なる防寒具をある種の「装飾品」にまで
存在価値を高める術を知っています。

 日本の男性誌の殆どが、常にイタリアを意識しているのは、この卓越した

 「審美眼」

 が僕を含めて日本人男性が劣っているためでしょう。

 ちなみに同じ号では

 「ニッポンが誇るベストドレッサー10人」

 も選出されており、我らがカズもノミネートされています。

 以前僕は日本のサッカー界で最も洒落た男性は、カズとトシヤさんと述べたことがあります。
 
 男性が男性のファッションを参考にするのはどこか恥ずかしいですし、服装に関心の無い方
からすれどうでも良いことです。

 しかし男も

 「父親参観」
 「重要な案件の会議」
 「海外旅行」

 など、服装に気をつけなくてはいけない場面が数多く存在します。

 そんな時に旅慣れて公衆の面前に姿を現すサッカー選手、指揮官の服装は随分参考になると
言えます。
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