塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

中田英寿と松井秀喜。その引退後の歩み方

2013-05-05 22:44:16 | 日記
 ヤンキースも引退セレモニーを企画していると言われていますが、松井秀喜氏は今の所監督、コーチ、解説、執筆とその
いずれにも携わっていません。

 競技に限らず日本では、今挙げた4つの事柄で仕事をしたいと思う引退後の選手は多いと思います。

 サッカーでは中山雅史がテレビ朝日でレギュラーを持っていますし、中西哲生のように執筆活動を行う人間もいます。

 「いつか松井がジャイアンツ、そして代表監督として日本に戻ってきてほしい」

 と願うファンは多いでしょうし、事実ジャイアンツは指揮官に球団生え抜きの人物にしか、指揮権を与えていないわけで
すから、その希望は更に高まります。

 僕がこの意見を聞いて感じたことは

 「中田英寿が仮に湘南ベルマーレに監督として戻ってきたら、ファンはどう感じるだろうか?」

 というものです。

 彼も又、選手が現役生活を退いた後に就きたいであろう仕事に就いていません。

 就いていないどころか、関心冴え抱くことがなく当然のことながらS級ライセンス取得講座に通っていると言う話さえ、
耳にしていません。

 「世界各地を自分の目で見て回る」
 「テイク・アクションの創設とアディダスからの支援」

 僕が知りうる活動はこの2点に集約されますが、もし

 中田英寿湘南ベルマーレの指揮官に就任決定!!

 という形になれば、湘南への問い合わせは殺到しクラブが動くことなく新規スポンサーが名乗りを上げるかもしれません。

 監督という形では無く、GMやアンバサダーのような地域社会貢献の旗頭として戻って来たら良いのにと思うファンは、
きっと大勢いるように思えますがどうでしょうか。
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子供にとっての大好きな選手

2013-05-05 15:28:25 | 日記
 選手にとって子供たちが自分の真似をするようになれば、世間から認められたと思うのではないでしょうか。

 昔のことですがカズの大ファンだというう少年が、毎日沢山の納豆を食べる姿がテレビで放送されたことがあります。

 それは大好きなカズが食生活の中で欠かさず納豆を食べていた為で、ご両親としては息子の行動を微笑ましく感じたにちがい
ありません。

 「子供たちが僕を見ている。
  だから下手な真似はできない」

 世間、子供から注目されることは、選手にとってやる気の源だけでなく、節度ある行動のための抑止力に繋がっています。

 僕はブラジルの選手たち、ロナウジーニョやロナウドが夜盛んに出歩いていることを批判するつもりはありません。

 自分が使える範囲でお金を使い、遊ぶことは個人の自由であり、一般人であろうがアスリートであろうが咎めても致し方無い
為です。

 ただそれが「度」を過ぎますと、やはり辛辣な意見に変わります。

 選手というのは酷な言い方ですが衆人環視であるに加えて、両親と祖父母よりも時に大きな存在となり、人生を歩む手本とし
て挙げられてしまいます。

 僕はこの見方に否定的で、やはり両親が手ほどきをするのが最善だと思うのですが、冒頭でご紹介したように食生活や技術、
つまり両親が伝えきれない面を選手に求めるのは仕方ありません。

 「こんなに酒を飲んではダメだな」
 「ディスコはまた今度にしよう」

 そう思えるのは、やはり子供たち、自分の子も含めてがっかりさせてはいけないという心が芽生える為です。

 大人たちが指揮官の自伝、マネージメントを参考にするように、子供たちは大好きな選手をよく観察していますから。
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今改めてジーコと中田のふたりを思う

2013-05-05 13:44:57 | 日記
 「何て凛々しいんだろう」

 今僕は日本テレビが中継している長嶋、松井両氏の国民栄誉賞授与式の映像を見ていたのですが、そのスーツ姿の佇まい
と美しさは、本当に見事としか言いようがありません。

 紺の無地にストライプのシャツ、そして水玉のネクタイ。

 紺と灰色は日本人の肌と瞳、そして髪色に最適と言われていますが、今日のふたりを見ていますと十分に納得できます。

 日本代表に限らずサッカーの場合、移動では用意された公式スーツを着用しますが、ネクタイの結び目をずらさず、だら
しない恰好だけはして欲しくないですね。

 僕の店でも若い方は、ジーンズの

 「腰履き」

 の影響でしょうか、なかなか裾直しが上手くいかない時がありますが、やはりスーツはサイズと色、そして生地の質感が
求められます。

 この両者を見ていて、特に松井氏が長嶋氏に敬意を払う姿は、どこか

 「ジーコと中田英寿」

 の間柄を連想させました。

 「ジーコが監督でなければ日本代表を去るつもりでいた。」

 フィリップ・トゥルシエとの摩擦、日本のメディアとの不均衡に疲れていた中田は、このブラジル人就任が新しい意欲に
なったことを認めています。

 ジーコが自分に敬意を払ってくれている。

 このただひとつの存在が、監督が目まぐるしくかわり同時に自我を抑えなくてはならなかった当時のパルマでの苦闘を支
えていたように思います。

 ただ、ワールドカップ敵地でのイラン戦、布陣を従来の3-5-2から4-4-2に突如変更したのは、中田を組み合わ
せるための配慮を囁かれたように、両者の存在が必ずしも周囲から好意的に見られたわけではありません。

 ただ純粋にジャイアンツとカープの見せた計らいは素晴らしいものでしたが。
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ヨネックスが開発した新素材、ベリークール

2013-05-05 01:58:45 | 日記
 僕は自分でもよく飲み込めていないまま「キシリトール」という単語を使っていましたが、白樺、トウモロコシが原料に
なると聞きました。

 エドゥインが夏用ジーンズの素材に白樺を用いているのは、この清涼感を醸し出すために不可欠だったのだと改めて知る
形になりました。

 お手に取った方もいると思いますが、ワールド・サッカーキングが無料配布したサッカー・カタログ

 「サッカー・キング・フリー・フォー・プレイヤーズ」

 を僕は楽しく読んだのですが、柏レイソルとヨネックスを特集した記事の中に、ヨネックスが独自に開発したベリークー
ルは紫外線を抑制するだけでなく、このキシリトール効果で

 「衣服内温度を3℃低く保つ」

 事ができると記してあったためです。

 詳しいことはカタログに任せますが、湿度が高く炎天が続く日本の夏はいかに快適にサッカーができるかという点が物を
言います。

 僕が学生時代、部活でジョギングをした際はコットンTシャツでしたから、汗を掻いた後体が冷えて随分と嫌な思いをし
たものです。

 中には着替えを持参していた同級生もいたように思いますが、今主流のスポーツシャツは洗濯に強く、すぐに汗も乾きま
から便利ですね。

 肌着では最近綿100%でも、化学素材と同じ効果が期待できる形で発売されるようになり、サッカーを含むスポーツ分
野に飛び火するかもしれません。

 ヨネックスはこのカタログに登場する藤井英樹さんが認めるように、サッカーでは後発になります。

 しかしバドミントンを長年支えてきた開発力、そしてレイソルと真剣に向き合うことが2年という短い時間で、新しい足
跡を得た背景にあると思います。
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