塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ASモナコ、コロンビア代表FWに熱い視線

2013-05-10 22:28:52 | 日記
 最新号のフットボリスタを読みますと、ASモナコがラダメル・ファルカオ獲得に名乗りでるという記事が掲載されて
いました。

 モナコは現在2部に降格していますが、来季からは1部に昇格できる見通しで、彼らはアトレティコ・マドリーが希望
するファルカオの契約違約金を満額支払う準備を備えている模様です。

 現在世界最高のFWと呼ばれるファルカオですが、イブラヒモビッチが

 「イタリアに戻りたい」

 と漏らしているように、モナコ公国という独自の形を形成しているモナコへの加入を、検討するのかしないのか、興味
深い問題ではありますが。

 お金に問題が無ければ、スーツも靴もサッカー選手も、最高峰を購入できます。

 スーツの素材であればカルロ・バルベラやゼニア社が世界的に支持を集め、ブリオーニのスーツは既製服ではあります
が、あのコフィ・アナン氏も着用していると言われています。

 しかし、上質な羊毛は湿度の弱いため乾燥した欧州ではまだしも、年中湿っている日本では取扱いに注意が必要なため、
最適な素材とは言えない向きもあります。

 「世界最高峰」

 が必ずしも自分と合致しないことは、サッカーでも衣類でも変わらない模様です。

 人間は不思議なもので、「縛り」があった方が良い買い物をしようと奮闘します。

 それはお金を無駄に出来ないと言う観点から、試着を繰り返し自分に合う色彩なのか、素材は洗濯に強いのか、細部にま
で目をこらすためです。

 しかし、クレジットカード支払いやセール期間中ですと

 「まあいいか」

 という気持ちが沸き起こり、吟味して買ったはずなのにどこか違うという気持ちになるのは、僕も皆さんもあると思いま
すがどうでしょうか。

 ファルカオがモナコに行くとは限りませんが、モナコの関係者は少なくとも

 「私たちは来季1部に昇格するのだ。」

 という謙虚さを持ち合わせても遅くないと思いますが。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今季のヨーロッパリーグはベンフィカ対チェルシーの争いに

2013-05-10 22:18:02 | 日記
 2013シーズンのヨーロッパリーグ決勝はベンフィカ対チェルシーとなりました。

 僕個人は前者に優勝して欲しいと願います。

 その理由はと言いますと

 1・ベンフィカがポルトに盟主の座を譲って以降、初めて欧州タイトルのチャンスが巡ってきた事
 2・ポルトガルのようにリーグの競争力がイングランド、スペインに劣る際、他のクラブに大きな刺激となる
 3・チェルシーとベンフィカでは、資金力とブランドバリューに差がありすぎる為

 という3点になります。

 日本では「判官贔屓」という言葉がありますが、ポルトガル国内の雰囲気はどうでしょうか。

 ポルトとスポルティングファン以外は、「赤の底力」を見たいと思っているように感じますが。

 かんき出版から

 「一流の男の勝てる服 二流の男の負ける服 正近準子著」

 という本が出版されています。

 その27ページに「おしゃれをしたい=お金がかかる これは大いなる勘違いです。」

 と記されていますが、サッカーも同様で各国代表を揃えで幾度も優勝経験を備えた指揮官を招いても、必ずしも優勝できる
わけではありまん。

 その代表例が今季のレアルでしょうね。

 フランス国内が過去2年、リールとモンペリエの優勝に沸いたのは、彼らがサッカーの伝統的手法を最後まで重んじたため
でしょうか。

 「若手を辛抱強く育成する」
 「監督の首をむやみに切らない」

 仕事でもスーツ、靴、ネクタイとシャツを揃えても、質感と色彩、サイズが自分の体にあっていなければ、何の意味合いも
なしません。

 サッカーにも生活にも、調和が不可欠であるうえにそこには当然

 「コストパフォーマンス」

 が追求されます。

 もし無冠であればエディン・アザル獲得に大金をつぎ込んだチェルシーは、苦虫を噛む形になると思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ユナイテッド、モイーズと6年契約へ

2013-05-10 00:48:31 | 日記
 そう思っていた矢先、モイーズのユナイテッド監督就任が決定しました。
 
 契約は今年の7月1日から6年間ということで、モイーズにしてはせっかくのバカンスも新しい環境への準備に費やされ
そうです。

 一方エバートン首脳陣は、彼の後任人事をどうすべきか今頃悩んでいるでしょうね。

 エバートンが資金にさほど恵まれていないなか、スティーブン・ピーナールやフェライニという軸を獲得し好成績を得て
きた背景には、やはりモイーズの姿があった為でしょうし、何より

 「補強費が足りない」
 「このポジションが弱点だ」

 とクラブを罵ることがありませんでした。

 マンチーニが

 「今のシティには25点取れるFWが必要だ。」

 と呟き、昨年ファン・ペルシを獲得できなかったことと、ジェコとテヴェスを暗に批判している姿とはずいぶん異なる印
象です。

 ただマンチーニとしてはバロテッリの行動に対し、これ以上メディアが詮索すれば練習に集中できないと捉え、ミランへ
の譲渡を確定したのでしょうが。

 グレイザー家の借入金という縛りがあるユナイテッド。

 彼らからすればまずは与えられた戦力を認めることから始めるモイーズは、適任という見方で一致していると思います。

 聞くところによりますと、この新指揮官とルーニーはエバートン時代からどこか折り合いが悪いようで、彼の就任がルー
ニーの移籍話に繋がると言う見解もあります。

 モイーズがエバートンから引き抜きを行うのか、それともルーニーの売却で資金を捻出するのか。

 今夏の日本ツアーはファーガソン退任に伴い、英国国内でも随分大きく扱われそうです。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あの人物は監督業に興味は無いのか

2013-05-10 00:35:58 | 日記
 様々な媒体を参照しますと、ユナイテッドの後任監督はデビッド・モイースでほぼ確定のようです。

 その背景にあるのは彼が指揮を執るエバートンとの契約が今夏で切れると言う事と、両者がスコットランドを故郷に持つという
点です。

 エバートンを常に残留、そしてチャンピオンズ・リーグ圏内に導いた手腕は、ファーガソンもいたく気に入っているとのことで、
ユナイテッドの後任人事は案外早く決定するかもしれません。

 他の候補者はユルゲン・クロップとジョゼ・モウリーニョと言われていますが、不思議とあの人物の名前が聞こえてきません。

 それは本人がどれだけクラブを愛し、良い思い出をファンと今でも共有していても、自分が監督になりたいという欲求が無いの
でしょう。

 僕が言うその人物とは

 「エリック・カントナ」

 の事です。

 英語のキングだけでなくフランス語で神を意味する「デュー」と讃えたこの元フランス代表は、チャールトンやベスト、そして
ブライアン・ロブソンを差し置き、ファンが選ぶ

 「クラブにもっとも影響を与えた人物」

 としても知られています。

 カントナがリーズを経てユナイテッドに移籍した時、英国4協会以外の外国籍選手は非常に稀な存在でしたが、カントナは祖国
フランスよりもイングランドでの支持が非常に高いことでも知られていました。

 引退後はビーチ・サッカーに携わり、現役時代同様ナイキと友好関係を結んでおり

 「ボーガ・ジョニート」

 文字通り美しくプレイしろ!とCMで叫んだこともありました。

 いかにカントナと言えども、やはり監督経験なしにユナイテッドを率いるのは無謀だと思いますが、彼が仮に復帰すればファン
はもろ手をあげて歓迎するでしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

J1のクラブがチャンピオンズ・リーグに与える影響を考える

2013-05-10 00:20:48 | 日記
 90年代前半、チャンピオンズ・カップがチャンピオンズ・リーグに名称を変更し、拡大路線を始めると各クラブは各国
代表を買いあさるようになりました。

 すると、一つの変化が訪れます。

 それまで戦術の根幹は代表が担っていましたが、クラブが戦術の潮流を握ることにより、在籍している選手がクラブに還
元する形になったのです。

 欧州では以後、基本4バックが主流であり続け、バルセロナが昨年垣間見せた3-4-3は驚きをもって迎えられました。

 この4バックの継続は他の大陸でも同様ですが、だからこそ僕は日本勢のチャンピオンズ・リーグでの上位進出に成功し
ています。

 現代の4バックの流れは
 
 「アリゴ・サッキとミラン」

 とセットで語られているように、彼がもたらしたうねりは瞬く間に世界に広がり、カルロス・バルデラマがいたにも関わ
らず、コロンビア代表までもが模倣したくらいでした。

 ならば、もし来季広島と浦和がアジアで戦うならば、ペトロビッチ監督によって生み出された

 「3-4-2-1」

 が、アジア諸国を開眼させ改めてJ1の存在価値と新たな価値観を生み出さないだろうか。

 僕はそう思うのです。

 僕は映像で90分通じてチャンピオンズ・リーグを見ていませんが、西アジア、東アジア問わず優勝を狙うクラブは、そ
の殆どが4バックだろうと思います。

 広島と浦和の3-4-2-1はあくまで開始前の布陣で、試合の流れと共に4バックになることもあれば、5バックにな
ることもある、融通に優れた布陣です。

 4バックでは優れたサイドバックが存在する必要があるように、3-4-2-1では2シャドーに人材が不可欠です。

 レッズではマルシオ・リシャルデスと原口という人材が存在したことも大きいのですが、日本のクラブの戦術がアジアを
席巻すれば、それは非常に希少価値にある出来事だと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする