塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

円安の進行は、代表の欧州遠征に不利なのか

2013-05-14 23:34:40 | 日記
 日々進行する円安により、日本を訪れる海外からの観光客が増えていると聞きました。

 ならば日本代表もこの円安の恩恵に預かり、国内における親善試合で欧州から強豪を招くことは可能なのでしょうか?

 例えば2004年にクリンスマン率いるドイツ代表が来日した時は大きな驚きでしたが、2010年はアルゼンチン代表が
メッシを含むレギュラー格を揃えて来日するなど、日本が

 「スパーリング・パートナー」

 として徐々に認められているように思えます。

 スペイン、ポルトガルあたりが来日してくれたなら有難いと感じますが、逆に昨年ような欧州遠征は円安が進むと厳しいで
しょうね。

 1ドル80円と100円では差額が20円あるわけですけど、ユーロ換算ですともう少し幅があると思います。

 現在の日本代表がスポンサー筋から受ける潤沢な資金があっても、費用はなるべくかけたくないと思うのが人情ではないで
しょうか。

 今年はコンフェデ杯で南米遠征ができる恩恵があります。

 来年のワールドカップ本戦前に、やはり1度は欧州遠征にでるべきでしょうが、さすがに世界経済をサッカーが操ることは
できません。

 もし円安であり続けるならば、隣国をまたぐという方法があるでしょう。

 ベルギーとオランダ
 フランスとイタリア
 イングランドとスコットランド

 つまり第一ポットに入るであろう国と第2ポットに組み込まれるであろう国と、それぞれ戦うというわけです。

 これならば

 「どのような形でグループリーグで勝ち点を積み上げるか」

 という明確な算段が選手にも監督にも感じられると思いますし、遠征費用も余計な出費は避けられれると思うのですが。
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ウィガン、FAカップと熱い抱擁

2013-05-14 02:25:42 | 日記
 FAカップと共に奈落の底へ。

 もしアーセナル戦で敗れるならば、ウィガンがこの権威ある優勝トロフィーと出会った感激は半減し、ファンもすっかり
興ざめしてしまうでしょう。

 シティとウィガンで争われたFAカップは後者の優勝で幕を閉じましたが、キャピタル・ワンカップを得たスワンジーの
ように、中規模クラブが優勝するのは良いものです。

 どんなクラブでも、ファンは等しく

 「優勝する権利」

 を求めるものですし、カップ戦はその夢が広がります。

 残念なのはこの決勝にオマーン代表のアル・ハブシ、日本代表の宮市亮の姿がなかったことで、もし宮市が決勝で活躍す
れば、今季のプレミアではふたりの日本人が優勝を経験した

 「貴重な年」

 になったのですが。

 宇佐美もそうですが、宮市もこのままいくとレンタルでのたらい回しが中心となり、自分の目的地を見失ってしまう危険
があります。

 「アーセナルに戻る事」

 これを最終目標にするならば、まずは怪我を治す事、そして一度代表とワールドカップの事を頭から話して、クラブでの
日々に集中した方が良いでしょうね。

 これがフェイエノールトならば、代表との掛け持ちはもっとゆとりがあるでしょう。

 しかしアーセナルは

 「ヴェンゲル体制の限界」

 が囁かれ、昨年以上に補強を行う可能性がありますから、足下に集中しなければ再びトレード要員になってしまいます。

 ボルトン時代のような充実した年では無かったでしょうが、優勝した仲間を祝福しながら自分を見つめて欲しいですね。 
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ファーガソン、遂に退任へ

2013-05-14 02:15:05 | 日記
 「モウリーニョも確かに凄い。だがファーガソンは役者が違う。」

 すぽるとでアレックス・ファーガソンが旅立ちの演説をした内容を耳にしたとき、このスコットランド人が他者に対する
経緯と配慮を兼ね備えていた事実が、改めて浮き彫りになりました。

 近年のモウリーニョほどでもありませんが、以前の彼も

 「ヘア・ドライヤー」

 と、ドレッシング・ルームで選手たちを口汚い言葉で罵る事で有名でしたからね。

 ファーガソンが率いるクラブはユナイテッドが初めてではありません。

 アバディーンでの仕事は偉業として今も語り草であり、1986年ワールドカップにスコットランド代表監督として出場
したあと、彼はユナイテッドにやってきました。

 ファーガソンも認めていますが、当時はまだサッカーがさほどビジネス・ライクではなく、監督が数年後を見据えて戦力
を調達できる時間のゆとりがありました。

 時代の趨勢が、彼の方針を救ったのですね。

 モウリーニョのように行く先々で優勝を成し遂げる監督は本当に希少です。

 しかし、在籍27年と言う時間をひとつのクラブに捧げ、向かい風の時も追い風の時も過ごしてきたファーガソンもまた
本当に希少な人物です。

 彼の演説にファンが万雷の拍手でこたえたことは、彼の歩んできた27年に対しての尊敬を感謝を如実に物語っています。

 モウリーニョのように短期でクラブを変える監督には、障害味わえない感激だったでしょうね。

 これはモウリーニョへの皮肉では無く、監督としての生き様が外野から批判されるような代物では、監督の成り手が無く
なってしまいます。

 それでもモウリーニョがこの光景を見たならば、ファーガソンに嫉妬したかもしれません。
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