塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

開健の言葉におおいに頷く

2013-09-01 22:33:08 | 日記
 「英雄は台所から出る」

 開健は先日お話した集英社文庫「風に聞け」の359ページでそう答えています。

 氏は食に関する著作が幾つもありますが、常にこう語ります。

 「安くてうまいものを見つけることこそ、あるいはそういうものをつくることこそ、文化の力なんだ。」

 氏の言葉を借りるならば、僕は食べたことが無いのですが「はなまるうどん」「幸楽苑」は、その代表格と言える気がしま
すね。

 でもこの言葉をラモン・カルデロンやフロレンティーノ・ペレスにしても、何も得る物は無いというでしょう。

 カルデロンの時代でしたか、ベルント・シュスターがロビーニョをマンチェスター・シティに売却し、自分が希望する補強
さえ出来なかった。

 そう漏らしていましたが、監督、言い換えれば料理長は

 「手許にある選手(食材)」

 で最高の試合(料理)を提供する役割もあるわけです。

 レアルは嫌でも資金が潤沢であるから、安くて巧い物をグルメ雑誌や歩いて探す、地元の店を見直すという地道な作業から
簡単に抜け出せます。

 これらは言い換えますと

 「スカウティング活動と地元を大事にする」

 形になりますね。

 でもレアルは勝ったらよいというスタンスですし、僕はそれでも良いと思いますが、当然それれはアディダスを筆頭に高額
なスポンサー料金と、歪なテレビ放映権料も関係しています。

 もしレアルが窮乏したとします。

 選手売買でしか延命出来ない場合、手許で育った選手が存在することは大きな強みになりますし、当然給料を抑えることも
可能です。

 しかしレアルにはレアルのやり方があることも事実ですが、僕は自分の買い物が近いせいもあり、開健の言葉に頷いて
しまうのです。
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パルセイロ、グランパスエイトと対戦へ

2013-09-01 22:17:32 | 日記
 トヨタ蹴球団に4-1で勝利した長野パルセイロ。

 彼らは9月8日に名古屋市港サッカー場で15時からグランパスエイトと対戦します。

 今日のスポーツナビでは宇都宮徹壱氏による、パルセイロ対トヨタ蹴球団の模様、氏が感じた佐久の雰囲気が掲載されて
おり、嬉しくもあり同時に興味深くもありました。

 僕は現在のパルセイロにとって、天皇杯とは

 「欧州チャンピオンズ・リーグ」

 と同じだと思います。

 つまり、長野県代表として出続けることが大事であり、J2とJ1勢から勝利するのは、この出続けたことによる経験値
が最後に物を言うと考える為です。

 松本山雅が今季J2プレイオフの6位にすべりこむかもしれません。

 それはファンの応戦、フロントの応対、反町監督の練習内容、様々あるのでしょうが、やはりJFL時代を含めて長野県
代表として格上と対戦してきた、その内容が今反映されているように思います。

 昨年パルセイロがコンサドーレに勝った翌日、信濃毎日新聞は大きな写真と共に勝利を報じています。

 長野県は広いので、記事の内容は地域によって異なるのかもしれません。

 しかし僕の住む千曲市をはじめ、北信地域に与えた影響力は絶大でしたし、パルセイロだけでなく周辺市町村のファンと
関係者に大きな刺激を与えました。

 グランパスエイトの方がボール・スピードもシンキング・スピードも勝って当然です。

 パルセイロの選手たちが勝つにはこの「差」、言い換えれば違和感をある意味楽しめるかにかかってくるでしょう。

 もし前半を失点0で終えたなら、グランパスは主力の投入でつぶしにかかってくるでしょうが、パルセイロも対等に戦え
ている分、気分は盛り上がっています。

 「俺たちやるじゃねえの!」

 こう思えたら最高ですね。
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長谷部誠、新天地はニュルンベルク

2013-09-01 00:05:32 | 日記
 昨年の今頃、ザッケローニ監督はブンデスリーガに出場できずにいた長谷部誠に対しての招集理由を求められていました。

 それは長谷部本人も同様で、当然ですが代表はクラブで出場して活躍した選手が選出されますから、彼本人も度重なる質
問に苦労したことでしょう。

 長谷部が遂にニュルンベルク移籍という形をとったのも

 「2012年という過去」
 「2014年という未来」

 この2点を最大限に活かすためには、2013年の今しかないと判断したと思いますし、清武も代表キャプテンと戦える
事はありがたいと思うはずです。

 金崎は既に蚊帳の外に置かれている様子ですが、長谷部にならばドイツ語の習得と含めて様々な件で意見交換できるといえ
ます。

 僕の周囲にもいますが、問いかけた事に対して

 「はあ?何でこんなこともわかんないの?」

 と馬鹿にした態度を取る人間がいます。

 しかし長谷部がそんな相手を見下した態度で接するとは到底思えませんし、金崎としてもニュルンベルクの一員として活躍
したいでしょうから。

 スタンダールから復帰した永井とは異なり、金崎はグランパスエイトでやり直すという方針は持っていませんから。

 同時に代表戦が谷間になった際は、海外リーグの選手でも別の人選が合って良いはずです。

 その時の体調にもよりますがVVVの大津、ユトレヒトの高木、スタンダールの小野、ヤングボーイズの久保など、起用す
べきと判断したならば、招集して欲しいですね。

 例えばポーランドでプレイする赤星のように、クラブが地味でも功労と言う意味では無く関心があれば招集しても良いと思い
ます。

 長谷部としても青山や高橋と語り合いながらの競争が楽しみなはずです。
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