塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

自由と責任とは何なのか

2013-09-13 22:53:42 | 日記
 戦術と選手の即興

 この2点は常に矛盾する存在として認知されてきましたが、今後も変化することはないのでしょうか。

 ロベルト・バッジョも中田英寿も常に「自由」を求め、その度に監督との不和が囁かれ自分の立場を危うくしてきました。

 自由とは以後には責任が存在しますが、彼らだった責任を無視することは考えてはいないはずで、要は彼らには彼らの思
う責任の取り方があるのです。

 相手が思いもよらない動きで幻惑する
 スペースに走り込みシュートを打つ、一瞬にして相手マーカーの視界から消え、味方にパスを出す

 ロベルト・バッジョのハイライト映像で必ずもちいられるのが、ブレシア時代の2001シーズン、対ユヴェントス戦に
おいてアンドレア・ピルロからの浮き球に対しる処理です。

 バッジョはGKであるファン・デル・サルを確認した際、ボールを甲でトラップしたあと左に流れてこのオランダ代表を
かわしてGKを奪います。

 この時の対戦相手がユヴェントスだったこともあり、翌日の新聞は一面で大きく掲載したようですが、これこそ

 「バッジョが描く責任の取り方」

 なのでしょう。

 でも監督とすれば特定の選手にばかり自由を与えてしまえば、他の9選手が疲弊する上に自由を与えた選手が不調に陥っ
た際、クラブの成績も急下降してしまいかねません。

 だからこそ特定の選手を重用するよりも

 「クラブ全体の動き」

 で戦わねば、勝ち点3を積み上げることができないと判断します。

 つまり監督と自由を欲する選手では、責任の取り方自体が大きく異なる上に、クラブは選手では無く監督を解雇する事
で刺激を与えようとします。

 本来戦術は束縛ではなく、選手が無駄な動きをせず、全体の調和の為にあるものなのですが、このすれ違いは今後も続く
一報なのでしょう。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2013-14シーズンの選手名鑑が出揃う

2013-09-13 22:42:57 | 日記
 新シーズンの欧州サッカー選手名鑑が出揃いつつあります。

 現在店頭には「ナンバー」「ワールド・サッカーキング」「ワールド・サッカーダイジェスト」の3誌が手掛けた選手
名鑑が陳列されています。

 今後もフットボリスタ版、他の編集部が発行した商品なども登場するのでしょうが、恐らく多くの方がこの3誌の中か
ら購入することになるのでしょう。

 僕はJリーグ、海外リーグのいずれも

 「サッカー・ダイジェスト版」

 を愛用しています。

 特に選手名と布陣、スポンサーとスタジアム名を確認するなど、選手名鑑の存在は大変心強く有難い存在となっていま
す。

 僕がワールド・サッカーダイジェスト版を贔屓にしている理由は

 1・海外サッカー選手名鑑の先鞭をつけた存在である
 2・いち早くトルコ、ウクライナ、スコットランド、デンマークなどチャンピオンズ・リーグに出場する国のガイドも
   付けたこと
 3・内容と価格が比例している

 という3点になります。

 欧州サッカーに馴染めば馴染むほど、スペイン、ドイツ、イタリア、そしてイングランドだけでなくフランスにオラン
だ、ポルトガルなど他国の状況も気になります。

 またチャンピオンズ・リーグでは時に

 「伏兵」

 が存在します。

 過去の例で言えばアルトノシスやアポエルといったクラブが躍進を遂げ、随分話題になったものです。

 そうしたクラブの状況を調べる際も、掲載してあれば選手名鑑で選手の国籍と布陣を確かめる事ができますし、編集部
も記載した甲斐があったというものでしょうから。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

疑問に思うJの2ステージ復活論

2013-09-13 01:43:04 | 日記
 もう2ステージ制が2015シーズンより採用されるのは間違いないのでしょう。

 現段階では優勝争いの方法だけは情報公開されていますが、では降格に関してはどうなのでしょう?

 従来通り下位3クラブがJ2に自動降格し、J2はトップ2が自動昇格で3位から6位をプレイオフに回す形なのでしょう
か。

 僕は欧州リーグの物真似と揶揄されても構わないので、1シーズン通して戦うことに意義があると思いますし、中断期間を
挟みながらの運営で良いではありませんか。

 と言いますのも

 1・僕の視線には従来の方法の方が簡潔に見える
 2・下位3クラブが自動降格、上位3クラブにチャンピオンズ・リーグに出場が与えられる配分は、公平性の点で異論が少
   ない
 3・シーズン開幕前のキャンプと選手補強が問われるからこそ、フロントの緊張感が得られる

 という3点が失われるように思うのです。

 ちなみに野球では3位までがプレイオフに参加できる権利が与えられますが、やはりここでも変則方式の弊害が囁かれてい
ます。

 つまり

 「ペナントレース優勝」

 の意味がどこにあるのか?

 というものです。

 地区で1位になってもプレイオフで敗れれば意味が無いのは意味がありませんし、大リーグは他地区の優勝チームと戦うか
らこそプレイオフの意味があるわけです。

 野球では1位のチームが2位と3位の間で決着がつくまで、ひたすら調整が続くわけですから、むしろこちらの方が大変で
しょうね。

 サッカーも年間最多勝ち点のクラブは最後に登場します。

 それまでただただ

 「待ちぼうけ」

 を喰らう形になるのでしょうか?

 僕は少なくともJの改革論は見直す点の方が多いと感じています。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

選手に外見力は必要なのか

2013-09-13 00:13:16 | 日記
 代理人は自分が抱える選手の市場価値を高める為、様々なアドバイスを行います。

 それはファン、メディアと適切な距離をはかれるようにするためのジェスチャーと方法であり、服装、髪型に代表される
外見の問題がそうですね。

 おかっぱ頭で服装には無頓着だったメッシが、ここ数年随分あか抜けた印象に変化したのは、やはり代理人を含めた周囲
の助言があったのでしょう。

 「バロンドール受賞式」

 のような公の場で謝意を示すには、服装と髪型も大きな要素を占めますし、何よりアルゼンチンの方々が喜ぶ形でないと
いけません。

 日本でも多くの単行本がビジネスの場でも服装を含む外見力は、大きな要素を占め仕事を左右すると説いていますが、実
際意識している方が多いとは思えません。

 僕だってお金があれば

 「オールデン」
 「エドワード・グリーン」

 のような老舗の靴を買ってみたいと思います。
 
 しかし僕の収入では無理ですし、だからこそ靴ひもを定期的に取り換え、手入れを行うことでカバーをしているのです。

 高いスーツを買っても体にあっていなくては意味がありませんし、配色とシルエットで安値を覆い隠すことは十分可能な
はずですが、僕は社会に出て

 「この人、わかっているなあ」

 と思える服装の上司に出会った例が無いのが不思議です。

 サッカー選手も本分はもちろんピッチ上の振る舞いにありますが、より自分を魅力的に見せる為には休日の過ごし方も大
切です。

 服を選ぶことは確かに面倒ですが、逆に言えば外見力をおざなりにしていたころのメッシよりも、今のメッシの方が凛々
しく見える事は確かです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする