塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

アイマール、新天地はマレーシア

2013-09-15 23:33:08 | 日記
 パブロ・アイマールが5年過ごしたポルトガルを離れ、マレーシアに旅立ちます。

 「マレーシア・リーグの映像なんて、どうやったら見られるのだろう?」

 と不満に思っているファンも多いようですが、マレーシアのファンはアイマールが見られることは大きな喜びでしょうし、A
リーグがデルピエロの参戦で盛り上がったように、観客動員も期待できると思います。

 翻ってJリーグ。

 リュングベリの退団以降、世界規模で知られる外国籍選手は不在となり、噂のあったデルピエロもラウルも来日したかった現
状は確かに寂しいですね。

 でも今はともかく、20年前のJリーグもアイマール・ファンと同じようなため息を世界につかせていたのでしょうか?

 「彼がまさか日本という振興リーグでプレイするとは考えられない」
 「レベルの日本でプレイする意味は何だ?」

 当時のJリーグがレベルの低さを補ってあまりある報酬があったことも確かです。

 また僕たちが思うほど、日本人選手の技術と体力は低くなかっったようで、当時からがむしゃらに走ることを止めて、緩急を
つければ更に成長できるという意見があったくたいです。

 それでも

 「新興国 日本」

 へ移籍することは並大抵の決意ではなかったでしょう。

 穿った見方ですが、アイマールはアルゼンチン代表の今に自分が入る居場所は無い、そう判断したのではないでしょうか?

 贔屓目に見てもサヴェジ監督はマレーシアまでアイマールを視察するとは思えませんし、攻撃の軸はアイマールとサヴィオラ
の時代から、アグエロとメッシ、そしてテヴェスの時代に移行してしまいました。

 外国籍選手の加入で、大東チェアマンがおっしゃった

 「10億円の増収」

 が可能ならば、1シーズン制で外国籍選手に委ねても良いとも言えますが。
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監督の個性を見極める為に

2013-09-15 23:18:45 | 日記
 日本に限らずサッカーが融通が効く面、それは選手と監督の国籍です。

 保守派の動向もあり実現はしませんでしたが、もしかすれば現在のセレソンはフェリポン政権ではなく、ベップ政権だった
可能性もあります。

 つまりブラジルですら、代表監督の国籍を問わないようになりつつあり、事実イングランド、ロシア、そしてトルコは外国
籍の指揮官が就任した過去があります。

 Jリーグも監督の個性が問われる時代になりつつあります。

 一口に監督と言いましても

 1・リーグ優勝を目指すクラブに相応しい監督
 2・残留請負人とも言える、土壇場に強い監督
 3・下部リーグで昇格に長けた監督
 4・レンタル、フリー・エージェントでしか選手を集められない、貧乏クラブを率いるのが得意な監督
 5・トップを指揮するよりも、ユースを任せた方が良い監督

 というように、クラブと代表の実情で様々な形で監督選びは慎重にならざるを得ません。

 例えば大分トリニータがJ2降格した際、もしもう一足早くシャムスカ政権から、ポポビッチ政権に移行していれば、案外
残留できたかもしれません。

 またシャムスカが指摘しているように、安易に満足のいく通訳を解雇しても意味はないのですね。

 スペインではバジェカーノやレバンテのように、寄せ集めや給料遅配で話題を集めるクラブが、監督の戦術と特性で息を吹
き返すこともあります。

 監督は人間の体出で言えば

 「脳みそ」

 にあたり、ここが冴えていれば選手も必ず付いてきます。

 サンガがJ2を主戦場にしていてもファンから大木監督退任の声がでないのは、やはり大木監督の目指すサッカーがサンガ
にとって意義あるものと捉えられているためでしょう。

 やはり監督というのは誰でもなれるものではありません。
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心から叱責されるありがたさとその反面

2013-09-15 00:39:18 | 日記
 僕が学校を卒業する1999-2000年にかけて、企業面接で様々な方に出会いました。

 今も体たらくですが当時は今を上回る体たらくぶりで、企業ブースでとある企業の人事担当者が不愉快そうに僕の顔を見る
なり

 「君は髭すらそっていないのか!」

 と語ったことがあります。

 また別のブースでは

 「メモを取るのも良いが、話をしている時は止めた方が良い」

 と指摘され、後日その方にあいさつした際は君が本当にやりたいことは何なのか、今一度見つめなおした方が良いともきつ
く言われました。

 その甲斐もあって何とか仕事は見つけたものの、半年で退社して今に至っているわけですから、本当に恥ずかしい限りです
が、それでも厳しい指摘をして下さる方はいるものです。

 当時は僕もその苦言を受け入れる心があったのですね。

 アレックス・ファーガソンはベンゲルなど、一つのクラブで礎を築いてきた人物は、時に選手を褒め、時に苦言を呈する事
を苦にしないのでしょうし、指揮官同士が罵り合うこともあります。

 それは自分のクラブの方が優れているという

 「マインド・ゲーム」

 の意味合いもあるのでしょうが、選手が苦言から学びとれるだけの指揮を執っているという、密かな自尊心もあると思えま
す。

 でも一方でその選手がやっている側面も絶対にあります。

 前にも言いましたが客商売では陳列とマネキンの着こなしが称賛される一方で、店内清掃や迷子の保護などが疎んじられる
点があります。

 それは売上という数字で表せない為でもありますが、その点を懸命にやっている従業員からすれば、他の従業員が私がやって
いることを疎かにしているのに批判も浴びず、私だけが叱責されている

 という不満になります。

 ですからきつい事を言う際には、選手が取り組んでいる、他の選手が怠けている点も考慮する必要があると思いますが、例
に出した両者はその点も長けているのでしょうね。
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選手に与えるプレッシャーを思う

2013-09-15 00:30:42 | 日記
 「ホームラン56本」
いは
 スワローズのバレンティン選手にかかる負荷は日ましに増しており、僕はプレッシャーをかけすぎだと感じています。

 確かにホームランが出れば、最下位のスワローズからすれば明るい話題でしょうが、野球は守備と走塁があるわけで
すから、打席にだけ照準を合わせて特集しても意味がないように思うのです。

 田中投手の記録も凄いものですが、投手は中5日、6日で登板しますから、野手のように毎日取材陣に囲まれるわけが
ないことも考慮すべきでしょう。

 一方のJリーグは逆にここまでのプレッシャーに晒される機会はさほど無いように思えます。

 それは

 1・優勝争いと降格争いのクラブ以外が目標を得にくい
 2・野球ほど個人タイトルが明確でない場合が大きい、つまり数字が完全に反映されるわけではない

 という2点があるように思えます。

 日本も「良い」意味で選手が緊張感を与えられると良いのですが。

 ワールド・サッカーダイジェスト2013年4月4日号で、ロベルト・カルロスがアンジに移籍した経緯を語っていま
すが、それはコパ・リベルタドーレス敗退後、ファンから脅迫を受け、身の危険を感じた為です。

 コリンチャンスは翌年の2012シーズン、南米王者と世界王者に輝き、パカエンブーに集まるファンの支援体制は本
当に素晴らしいものだったのですが、ロベルト・カルロスにはそうではありませんでした。

 またロシアを含む欧州各国で見られる

 「人種差別問題」

 を不愉快は出来事を語っています。

 僕もそうですが、罵声を受けた時と真剣に叱られた時に思う気持ちは全く違います。

 後者の方は叱られて良かったと感謝することさえありますし、選手も適切な言葉での批判、意見交換は有意義と考える
はずです。
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