塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

Jリーグにおけるアジア枠と、ブランド品を中古で買うこと

2016-05-22 00:57:34 | 日記
 僕もブランド品をごくわずか、所有しています。

 でもその多くが中古や百貨店がしばしば企画する「ブランド・バーゲン」で購入したものです。

 都心は別として、長野のような地方都市では、エルメルやカルティエに代表される、メゾンの旗艦店は存在しません。

 ですから、真の高級品を買うためには

 1・中古をインターネットか店舗で買う
 2・自分で専門店に出向く

 かのいずれしかありません。

 僕は長野市周辺の中古店を巡って、ああ、これは良さそうだと思う商品を見つけることもありますし、それらの店舗を買いはしませんがネットで眺めて

 「こんな商品が手許にあると嬉しいな」
 「僕の小遣いでもなんとかなりそうだ」

 と吟味します。

 その気分は、若手有望株を探す、欧州クラブもスカウトという塩梅です。

 僕が中古を優先するのは資金の問題であり、1点物という意味もあります。

 Jリーグで言えば

 「まずはアジア枠を利用しての補強」
 「ここを生めてからブラジルを含む諸外国にネットワークを広げる」

 というものです。

 ジェフのチェ・ヨンス、ベルマーレのホン・ミョンボ、ガンバのイ・グノというように、Jリーグにはいつの時代も韓国代表選手が存在しましたが、黎明期からこのアジア枠があれば。

 スカウトたちの動きも随分異なっていたかもしれません。

 フッキのようにJリーグを経由して欧州でも有名な存在になる事が嬉しいものですが、スカウトとしては安値で買った選手が最高の活躍をすること。

 これが醍醐味なのでしょうね。
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高倉監督誕生が、女性の登用に拍車をかけるのか

2016-05-22 00:48:48 | 日記
 「あなたを見ていると、きっと高倉麻子さんも同じような仕事ぶりのように思えます。」
 「そう、その方はどちら様?」

 これ、何の会話かと言いますと、昨日の業務中、僕がすこぶる仕事ができると評判の女性と話したものです。

 でも、こんなに仕事が出来て、ご亭主の転勤で米国駐在の経験を持つこの方ですら、高倉麻子日本代表監督を知らないことに、唖然としてしまいました。

 「日本は女性の登用に疎いと言いますが、高倉さんは先日、日本代表監督に指名された凄い方ですよ」
 「先日、長野にも代表選手のために視察に来たでしょう?」

 と僕が熱弁をふるっても

 「そうなんだね」

 と至って冷静な返答。

 これが女子サッカーでなく、国会や企業における党首や取締役の就任、仕事ぶりならば反応は変わったのでしょうか?

 政府もJリーグのアジア戦略を注視していると言いますが、高倉さんの成績いかんでは、企業もより女性の重役就任や起用に応えるかもしれません。

 以前にもお話ししましたが、パルセイロ・ファンは半ば本気で

 「本田さんが男女、両方コーチしたらいいんだ」
 「本田さんが代表監督に指名されなくてよかった」

 と語ります。

 それくらいパルセイロ関係者は、本田さんが長野に来てくれたことに感謝し、彼女の要望を全力で実現させようとしています。

 こうした女性の発言の大きさが、日本の意識を変える一つの契機になるかもしれませんが、男の捨てた存在ではないと感じたいものです。

 
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ロートルと若手の隔たりという危険性

2016-05-22 00:34:14 | 日記
 先日お話しした我が部署の新入社員は、吸収が本当に早く、僕はもう完全に追い越されています。

 その瞬間に感じたことは

 「ああ、イビチャ・オシムが若手を抜擢して、ベテランのクビを切ることはこういう意味合いなのだな」
 「僕のようなロートルはお払い箱だ」

 というものです。

 ジュレズニチャルを筆頭に、オシムは率いてきたクラブで大胆な若手抜擢を試み、それは最後のクラブとなったジェフでも同様でした。

 僕は自分でも

 「20代前半のころは、ここまでの見込みが早かっただろうか?」
 「そんな事もないし、今でもうだつがあがらないしな」

 と苦笑してしまいますが、なるほど、と思う点もあります。

 オシムがベテランを解雇する背景には

 「自分よりも技術と体力を持つ若手と対峙した際、ベテランは心中穏やかではない」
 「若手はそんな彼らを尊重しない」

 という点があります。

 僕も同様で、既に自分よりうまい人間を相手に、ただそこで長く働いているという理由だけで、何かを伝えることは凄くしんどいわけです。

 簡単に言えば

 「どうせ俺なんて」

 という、精神面で苦痛を背負うことになり、ベテランと若手との間に溝が生まれます。

 この溝を生まないことも、指揮官の配慮なのでしょう。

 サッカーでも実生活でも、ロートルと揶揄される人間はつらいものですが、それも資本主義における競争なのかもしれません。
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